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2月8日(水)、JFAハウス 日本サッカーミュージアム(東京都文京区)にて、バスケットボール・ハンドボール・サッカーと競技を横断した座談会が開催され、日テレ・東京ヴェルディベレーザの黒沢彩乃 選手が参加しました。
座談会では、「好きなことを続けよう。スポーツを続けよう。」をテーマに、女の子がスポーツを続けるために必要なことや競技を横断して取り組みたいことについて話し合いました。
本イベントは、国際女性デーに向けた取り組みである『Keep Playing プロジェクト』の一環として実施。バスケットボール女子日本リーグ(Wリーグ)、日本ハンドボールリーグ(JHL)、日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)から各2選手が参加し、意見を出し合いました。
■座談会詳細
日時:2023年2月8日(水)
場所:JFAハウス 日本サッカーミュージアム内 ヴァーチャルスタジアム
内容:「好きなことを続けよう。スポーツを続けよう。」をテーマとした競技横断の座談会、フォトセッション
参加者
Wリーグ:水野菜穂 選手(東京羽田ヴィッキーズ)、岡萌乃 選手(山梨クィーンビーズ)
JHL:グレイ・クレア・フランシス 選手(オムロン)、横嶋彩 選手(プレステージ・インターナショナル アランマーレ、オンライン参加)
WEリーグ:松原有紗 選手(ノジマステラ神奈川相模原)、黒沢彩乃 選手(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
座談会は自己紹介から始まり、各選手が取り組んでいるスポーツや特技、そしてお気に入りの写真を発表しました。
黒沢選手のお気に入りの写真は、ファン・サポーターのみなさまと交流をしている時の一枚。その理由を聞かれると、「ファン・サポーターの方がいて今サッカーができている。皆さんが応援してくださっているから、競技に取り組めていると思っているからです」と答えていました。
以下、ディスカッションの一部をご紹介いたします。
――女の子がスポーツを続けるためには?
安全にスポーツができる環境が大切です。スポーツを辞めるきっかけは怪我が多いと思います。女性は色々なライフステージがあると思いますが、スポーツに取り組みながら各ライフステージを迎えられる環境が整備されたら良いなと思います。
――競技横断で取り組んでみたいことは?
バスケットボールやハンドボールの試合を観戦したいです。興味はとてもあるのですが、いつどこで開催しているのかがわかりませんでした。他競技で女子アスリートが戦っている姿を見たいです。そして私たちが観戦したことを発信することで、スポーツの垣根が広がっていくのかなと思います。
他競技の方と触れ合う機会はそんなに多くはないですが、他競技のアスリートの方と話していく中で、女性特有の悩みや女子アスリートが競技を辞めてしまう理由が整理できました。競技は違っても共通した思いや悩みがあることを学びました。女子スポーツ全体が活気あるものになるためには、サッカーだけでなく、他競技のアスリートとの関りも大事だなと思いました。
女の子には、競技をやるやらないどちらの選択をしたとしても、試合を見ることや好きなチームを応援するなど、完全にサッカーから離れるのではなく、少しでも関わってくれたらうれしいです。