NEWSニュース
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【DF5平智広選手】
現在、社会状況が厳しく大変な思いをされている人が多くいる中、東京ヴェルディの応援をしていただき本当にありがとうございました。
とても苦しいシーズンでした。共に喜びを分かち合うことよりも、辛く悔しい思いをさせてしまうことの方が多かったと思います。それでも、最後まで共に歩んでくれているファン・サポーター、ヴェルディを応援してくださっているすべての方々に感謝しています。本当にありがとうございます。
未来は誰にも分かりませんが、大切なことは全員が同じ方向を向き、決めた道を遠回りしながらも信じて進んでいくことだと思います。
来シーズン、東京ヴェルディの明るい未来を皆さんと一緒に作っていきたいと心から願っています。1年間応援ありがとうございました。
【永井秀樹監督】
2020シーズン、チームスポンサーの皆様、たくさんの関係者の皆様、そしてどんな時も支えていただきチームにいつでも最大限の力を注いでいただきましたファン・サポーターの皆様、本当に1年間ありがとうございました。
今シーズンは新型コロナウイルスの問題もあり、本当に社会が厳しい中で我々も非常に厳しいシーズンを過ごしました。そんな中でもいつも前向きに頑張ってくれた選手、そしてスタッフ、羽生社長をはじめ東京ヴェルディの社員の皆様、本当にすべての皆様が我々ヴェルディのために頑張ってくれました。
そして、今シーズンは無観客試合を経験したこともあり、試合を戦う中で初めていつもは当たり前のように応援していただいているファン・サポーターがいない中で試合を経験し、あらためて我々はファン・サポーターの皆様に支えられて存在するということも強く再認識させられました。
毎試合毎試合、ひとつでも多くのファン・サポーターの皆様への恩返しをしていこうと選手たちと誓って試合に挑んできましたが、まだまだ自分の力のなさもあり、ファン・サポーターの皆様にたくさんの恩返しができなかったことを現場を代表して心よりお詫び申し上げます。
しかし、信じてついてきてくれる選手たちがいる限り、この東京ヴェルディという素晴らしいチームの価値をもう一度取り返すためにも、来季さらなる努力をしてバージョンアップして、必ずたくさんの恩返しを、皆さんとたくさんの喜びを共有できるように努力してまいります。本当に1年間ありがとうございました。
最後になりますが、19年間本当に我々だけでなくJリーグのために頑張ってくれた近藤選手に心から感謝とお疲れ様という気持ちを伝えたいと思います。本当にお疲れさまでした。近藤選手の気持ちも来季戦う我々のメンバーはきちんと心に入れて、来シーズンの1試合1試合に心を込めて戦うことを誓いまして私からの挨拶にかえさせていただきます。本当にありがとうございました。
【羽生英之代表取締役社長】
皆さん、1年間この大変な環境の中で東京ヴェルディを本当に温かく見守っていただきありがとうございました。先ほど監督からもキャプテンからもあったように今までに経験したことがないような1年を私たちは過ごしました。その中でクラブは大きな痛手を負いました。
私が2010年にこのクラブに来て、その時も存続の危機でした。その時に結んだひとつの契約が今、すごく残念な対立を生んでしまっています。それが随分報道されてしまい、皆さんに本当に心配をおかけしていることをお詫びしたいと思います。私が社長の座を降りることに全く躊躇はありません。それはこのヴェルディという偉大なクラブの歴史のほんの小さな出来事に過ぎません。ただ、このクラブの未来が良い方向に向かうという確信がなければ、私はこの場を去るわけにはいきません。
この11年でたくさんの子供たちがよみうりランドの坂を登って、毎日毎日汗をかいて涙を流してこのトップの座にたどり着き、いま何人かのアカデミー出身のプレーヤーがプレーしています。そこに届かなかった多くの選手たち、それを見守られる皆さんの姿、そういった一つひとつの出来事がこのクラブの伝統であり、歴史を築いてきたんです。
ヴェルディは一体誰のものなのでしょうか? ヴェルディを愛する皆さん、すべてのステークホルダー、ファン・サポーター、選手の家族、アカデミーに通う子供たちの家族、そのすべてがヴェルディの一部なんです。選手、子供たちはモノではありません。彼らには人生があり、生活があります。彼らの人生の中でサッカーが本当に重要なものです。何が正しいのか、おそらく歴史が証明してくれるはずです。
私は良い形で次の方に今の立場を譲りたいと思っています。そのために自分自身で最後までできることを精一杯やって、自分自身が後悔のないように最後までやり抜いていきたいと思います。すごく抽象的なことしか言うことができず残念ですが、ぜひ皆さんずっとずっとこのヴェルディを愛してください。よろしくお願いします。ありがとうございました。