NEWSニュース
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6月28日(火)「いっしょにスポーツたのしみ隊!ヴェルレンジャー」の活動の一環として、
東京ヴェルディのホームタウンである日野市で障害者スポーツ体験教室を開催しました。
梅雨も終わりに差し掛かり、じめじめした日が続いておりますが、
本日も元気いっぱいの参加者の皆様とヴェルレンジャー隊長中村一昭コーチと一緒に活動してきました!
毎回サッカーとニュースポーツや障害者スポーツを1種目組み合わせて行っている本教室ですが、
本日はパラリンピックの正式種目にもなっております「ボッチャ」を行いました!
そして、今回は東京ヴェルディのホームゲームに毎試合足を運んでくださり、
日本ボッチャ界の第一人者である山下智子さんが、
特別ゲストとして昨年度に続きまして本年度もご来場くださいました!
準備の段階から様々なアドバイスをくださり、第一線からは退かれたとのことでしたが、
全く変わらぬプレーを披露してくださいました。
お写真で見ていただくと、ボールの上にボールが乗っているのがおわかりになるかと思いますが、
ボールを転がしてその状態にもっていくことが出来るのは日本のボッチャの選手では山下さんだけだと伺いました。
ウォーミングアップ方々、中村コーチと一戦交えていただきましたが、
角度や方向からスピードを調整していく様に、
参加者の皆様も私たちも圧倒されるくらいの集中力で行っていらっしゃったのが印象的でした。
参加者の皆様はボールを転がす練習をウォーミングアップ代わりに行い、
3チームに分かれてゲームを行いました。
こちらのゲームも山下さんのアイデアですが、ビブスを1~10番まで並べて、
ビブスの上にボールが乗ると番号の分得点が入るルールで、
初心者の方も楽しめる内容をご提案いただき早速チーム対抗戦を始めました!
自分がボールを転がして、ビブスに乗せることを考えて行っておりましたが、
例えばもう少しでビブスに乗りそうなボールを後ろから押して乗せてあげるということも出来ますよと
山下さんがアドバイスくださり、チームで戦うからこそ、
みんなで協力しあって行うことが大事だということを教えていただきました。
また、皆様が投球回数を重ねる毎に、どのくらいのスピードや方向で狙ったビブスの上に止められるかを考えたり、
その結果一番遠くの10番のビブスの上に乗せることが出来た方もいらっしゃったりと、
短時間でコツを掴み実践している姿がとても印象的でした。
ただ転がすだけではなく、自分の思うとおりに転がすにはどうしたらいいのかなど、
身体だけではなく頭も使いながら行うスポーツであるということが分かりました。
難しさを感じつつも、山下さんが参加者の皆様へ積極的に声をかけてくださり、
終始盛り上がりを見せた今回の教室もあっという間に1時間が過ぎ、
皆様にも山下さんにも大変楽しんでいただけました。
また、本年度内にもう1度ボッチャの回を設ける予定ですので、ご興味がある方はぜひご参加ください!
次回以降もニュースポーツと組み合わせて、誰もが楽しめる障害者スポーツ体験教室を行っていく予定です。
東京ヴェルディは今年度も、障害の有無に関わらず多くの方が
サッカーや様々なスポーツを楽しめる場づくりに貢献していきたいと思います。
ご参加いただきました皆さま、本日もありがとうございました!
【次回予定】
日時:2016年7月12日(火)14:00~16:00
会場:日野市市民の森ふれあいホール体育館