NEWSニュース
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6月24日(火)、足立区総合スポーツセンターで通年開催している障がい者スポーツ教室(主催:足立区 企画・運営・指導:東京ヴェルディ)をオランダ王国視察団が訪問しました。
視察団はオランダの企業、行政、スポーツ関係者など27名で構成され、国際パラリンピック委員会元理事のリタ・ファン・ドリエル氏も同行しています。
足立区のオランダ連携プロジェクト「GAME CHANGER -パラスポーツで社会を変える-」を通して、足立区総合スポーツセンターで障がい者スポーツ教室を実施している東京ヴェルディもリタ・ファン・ドリエル氏との交流を深めてきました。
普段は屋外にあるスペシャルクライフコート(ヨハン・クライフ財団による、障がい者もスポーツを楽しめるように設計されたコート)でスポーツ教室を実施していますが、この日は天候の関係で屋内での実施となりました。
当日の実施競技はチアダンスとテニス。
視察団の皆さまも一緒にスポーツ教室に参加していただき、障がいのある方々とハイタッチしながらあいさつを交わしたり、グループに入って一緒にプレーを楽しんだり、国際的な交流の時間になりました。
障がい者スポーツ教室後は、スペシャルクライフコートの視察をはさみ、リタ・ファン・ドリエル氏、足立区スポーツ振興課、東京ヴェルディスクール・SDGsグループから、それぞれの取り組みを紹介するプレゼンテーションを実施しました。
東京ヴェルディからは、足立区を含む東京都内での障がい者スポーツ普及活動、小中学校でのパラスポーツ体験を通した障がい理解の授業、障がいの有無に関わらず多様なかたちでスポーツを楽しんでいただくための取り組みなどを紹介しました。
また中村一昭障がい者スポーツ専門コーチからは、昨年リタ・ファン・ドリエル氏がコーディネートしたロッテルダムでのインクルーシブスポーツ視察ツアーに参加した際に得られた経験や、それを生かして帰国後に開始した活動についてなど、現場のコーチとしての想いを視察団の皆さまに伝えました。
短い時間ではありましたが、この日の交流は大変貴重な時間となりました。
東京ヴェルディはこれからもスポーツを通した社会貢献活動を続け、その連携を世界に拡げていきたいと考えています。