沖縄キャンプ8日目レポート

昨日の午後、今日の午前がオフとなったチーム。
選手たちは、思い思いに有意義な時間の過ごし方をできたようです。

今日は、沖縄キャンプ史上最高気温を更新し、22～23度近く、
選手だけでなくメディアの皆さんも半袖で過ごすような陽気でした。
やっと沖縄に来た気がする！　と喜んではみたものの、キャンプは残りあと４日。
できれば帰る間際まで暖かい中でトレーニングを行いたいところ。

明日にはJリーグ・スカパー！ニューイヤーカップの最終戦、
FC東京との東京ダービーが沖縄の地で実現することになりました。
関東では雪の予報ですが、沖縄も雨の予報で少々コンディションが気になります。
会場にお越しの皆さんは、万全の準備を整えてお越しください。

明日の試合を視野に入れて、チームは紅白戦をメインメニューに採り入れ、
ポゼッショントレーニングや複数の選手がコンビネーションでサイドを崩してフィニッシュまで持ち込む
クロス＆フィニッシュのトレーニングで実戦を強く意識したトレーニングを実施しました。

 

GK陣は久しぶりに3選手が揃いました。
昨日は別メニューだった柴崎選手ですが、今日はアップから参加し、
“とにかく明るいGK”たちは活況の中でトレーニングを行っていました。

その中で一際目を引いたのは、何やら頭にかぶった鈴木選手でした。
過去に脳震盪など頭部への負傷経歴があり、
土肥GKコーチとメディカルチームの判断で今日からヘッドギアをすることに。
ドクターから渡された時はすぐにかぶって、五郎丸のポーズをするなどご機嫌でしたが、
アゴのストラップを気にして「すごい違和感！　なんか嫌なんだよな～！」と言いながら、
土肥GKコーチのもとへと走っていきました。

メインメニューの紅白戦は、東京ダービーを控えて非常に白熱した内容となりました。
インターバルの際には、冨樫監督が選手たちを集めて、プレー姿勢について熱く強い口調で叱咤し、
無言で聞いていた選手たちの目つきなどから察するに内なる闘志に点火した様子。

 

 

キャンプの一環で選手たちのフィジカルコンディションは非常に厳しい状況にありますが、
東京ダービーだけは負けられない。
「この時期だろうと、試合である以上は勝ちにいく。
そうすることでしか得られないものがある」と、冨樫監督は選手たちに語りかけていました。

 

宿泊施設に戻って夕食を摂った後には、このキャンプでは初めてとなる全体ミーティングを実施。
プロジェクターを使って、映像で戦術的な確認に時間を割きました。

明日の試合は、これまでの2試合とキックオフ時間が変わり、15時キックオフとなります。
スカパー！で観戦される皆様も、東京ダービーに臨むチームに勝利の念を送ってください！