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始動から4日間のトレーニングを経て、東京ヴェルディは今日から沖縄でキャンプをスタートさせました。
早朝に羽田空港に集合し、およそ3時間のフライトで沖縄に到着。
すぐにバスに乗り込んで、観光地の首里城にほど近い宿泊施設へと向かいました。
宿泊施設では、スタッフの皆様に迎えられ、冨樫監督と井林選手が代表して花束を受け取り、
10日間に渡ってお世話になる皆様にご挨拶。
早速昼食をとって各々が部屋の整理をして、14時にグラウンドに向けて出発しました。
今回、沖縄キャンプで使用するのは、那覇市に隣接する西原町の西原町民陸上競技場。
移動のバスからグラウンドが見えてきた時に、選手から自然と「グラウンドすごいな!」と驚きの言葉出るくらい、
鮮やかな緑色の綺麗に整備されたピッチが東京ヴェルディを迎えてくれました。
トレーニングを始める前には、西原町主催の歓迎セレモニーに参加。
西原町教育長の小橋川明様より、熱い激励のお言葉をいただきました。
西原町、そして地元企業からは沖縄の特産品や飲料を贈呈いただき、
返礼としてクラブからは全選手のサイン入りフラッグとユニフォームを
チームを代表して井林選手から贈呈させていただきました。
また、日頃から多摩市立陸上競技場の管理などでお世話になっている日本体育施設様が激励に訪れ、
地元の名水を贈呈していただきました。
これまでは一足早く始動した若手組とベテラン組は別メニューでトレーニングを行ってきましたが、
今日からは今シーズン初めて全体でトレーニングを実施。
ストレッチやコーディネーションなどのアップから始まり、ボールを使ってアジリティを高めるメニューをこなし、
徐々にトレーニングの強度を上げていきました。
ボール回しでは和やかなムードでトレーニングが進んでいましたが、
最後に行なったゲーム形式のメニューでは全選手の気持ちがぶつかり合う激しい内容に急変。
冨樫監督が思わずゲームを区切るタイミングを忘れるほど、全選手が高い集中力を保ち、
モチベーションも十分にこのキャンプに臨んでいることが分かる実りの多いものとなりました。
サッカーに集中できる環境でチーム作りを進めるのがキャンプですが、
もう一つの側面として、選手個々がコミュニケーションをとって、
新加入選手と既存の戦力が人と人とのつながりを深く強く作っていくことが挙げられます。
その一端を見てみようとある部屋を訪ねると、2人1組の部屋割りにも関わらず5人の選手が集まり、
ある選手はスマホを操り、ある選手はサッカーゲームに興じ、
ある選手は後輩に肩を寄せてカメラにポーズをとってくれました。
続いて覗いたのは、いつでもサッカーの映像が見られるように
大型のテレビとブルーレイプレーヤーが設置されたリラックスルーム。
すると、新加入のドウグラス・ヴィエイラ選手と藤井通訳が夜食に舌鼓を打っていました。
アジアでプレーするのはこれが初めてのドウグラス選手ですが、明るい笑顔と高い社交性で、
物怖じせずに日本人選手とコミュニケーションを図っています。
トレーニングでもハッとするようなプレーを随所に見せており、
冨樫監督はじっくりと会話をして戦術的なすり合わせを行っていました。
まだキャンプが始まって1日目。明日は2部練習が予定されています。
沖縄県史上最大の寒波の到来が報じられていますが、
東京ヴェルディのトレーニングのピッチには、それをものともしないような熱があります。
Posted by 東京ヴェルディ / Tokyo Verdy Official on 2016年1月22日