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昨日、ジュビロ磐田と今シーズン初の対外試合を行った東京ヴェルディ。4日目の午前中は、試合後のリカバリーも兼ねて屋内のコートでトレーニングを実施しました。
まずは、コーンやショートバーを使ってアップし、ボールを使ったメニューで全身をほぐすように動かしました。いつも素晴らしいボールさばきを見せる中後選手も、手で扱うとなると勝手が違うようで、腰砕けになる場面も。
午前中のメインは、3人1チームに分かれて行う3on3のバスケットボール対決です。優勝チームには景品も用意され、選手たちは異種目をすること自体にも新鮮な喜びを感じていました。
肝心のゲームは、大差がついたり接戦だったり、3コート同時進行の中大盛り上がりで進んでいきました。最終的には3チームが3勝で並びましたが、引き分け数、総得点の順でブルーノ選手、井林選手、中野選手のチームが優勝! ブルーノ選手はバスケットボールでもセンス抜群のプレーを連発し、MVP級の活躍でした。
午後のトレーニングは第一多目的広場に戻り、ボールを使ったメニュー。アップ後、パス&コントロールで4、5人が連動して少ないタッチでボールを動かし続け、移動しながらボールをコントロールして“出して動く”を繰り返しました。
ポゼッションの要素が強いラインゴールゲームでは、2人のフリーマンを置き、タッチ数を制限した中で狭いエリアをパスワークで打開していく形を狙いました。お互いの呼吸を合わせて組織的にボールを動かしながら、視野を広く持って良いポジションに入った味方を上手く使って縦パスで攻撃のスイッチを入れることが求められました。
最後は4分の1の大きさのピッチでゲーム。ラインゴールゲームを発展させて、狭いエリアの中で、連動とパスワークで相手を揺さぶり、スペースを作り出して一気にゴールへと迫っていく形を反復しました。
全体練習後、照明のないグラウンドで暗くなるギリギリまで選手たちは自主トレを行い、それぞれのテーマを持ってグループになってトレーニングを実施しました。
トレーニングが終わって夕食を済ますと、選手たちはトレーナーにケアをしてもらったり、部屋でおもいもいに過ごしたり、疲れた身体を休めて翌日のトレーニングに備えています。そんな中、若手選手たちには、寝る間際に重要な仕事が待っています。マネージャー陣が洗濯してきた練習着を選手ごとに仕分けして、各部屋に渡していく作業です。
真剣にウエアの仕分けをしているかと思って近づくと、ふざけ合っている時もありますが、若手選手たちがオフ・ザ・ピッチのところで率先してスタッフの手伝いをするところもキャンプならではの風景かもしれません。