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14日間のキャンプも終盤に入ってきました。週末の2日間にトレーニングマッチが入っているため、トレーニングできっちりと使えるのは3日間のみ。追い込みとなる本日のトレーニングは、ボールを使ってポゼッションやゴールに向かう攻撃のイメージを植え付けつつ、フィジカルも上げていくメニュー構成となりました。
ショートハードルとラダーを組み合わせたステップワークの後は、パス&コントロールでシンプルにボールコントロールをチェック。
続いてボール回しでは、冨樫監督から「一歩動き出してパスコースを作ったり、トレーニングメニューをそのままこなすだけじゃなくて、状況を理解してプレーの選択肢を増やせるように考えながら取り組めないか!」と檄が飛び、選手たちも空気を締めてあらためてメニューの意図を汲むようにプレーしていました。
メインメニューは、ピッチ半面のさらに4分の1程度のエリアに正規のゴールを置き、積極的にゴールを狙う3対3のゲーム。3対3で動くには広めのスペースなため、常に動き続けながら、ゴールが見えたら逃さずにフィニッシュに持っていかなければならず、コンビネーションも含めて頭と身体を瞬発的に働かせ続ける過酷なメニューでした。
昨日の午前練習のダッシュもキツそうでしたが、今回はボールコントロールも加わり、サッカーの動きの中で足を止めずに動き続けるため、より負荷の掛かる内容となりました。
選手個々はゴールを狙う意識を持ちながらも、疲労が溜まって思うように動かない身体との格闘で、フィニッシュの精度を上げるのに苦労していました。そんな中でも、一瞬の隙を突いてコントロールショットをゴールに流し込む中後選手など、フィジカルをしっかりとコントロールしながら職人技を見せる選手も。
最後はピッチを広げて6対6のゲームでよりコンビネーションに重きを置き、ゴールという最大の目標を意識付けさせたトレーニングを終えました。
午後は、若手選手限定でトレーニング施設で体幹トレーニングを実施。ベテラン組を中心に20代後半以降の選手は、溜まった疲労の回復に努めました。
本日は、選手たちのオフ・ザ・ピッチでの様子を少しだけ紹介します。今回のキャンプは4人部屋で、夕食を摂った後は、各部屋で選手たちが思い思いの方法で寛いでいます。ある部屋では逆立ちをしている選手もおり、同部屋の皆から冷やかな視線を送られていました。
トレーナールームでケアをしながら雑談をしている選手もいて、軽食があるこの部屋は憩いの場となっています。