日本瓦斯株式会社
株式会社ミロク情報サービス
株式会社H&K
ATHLETA
ゼビオグループ

NEWSニュース

2023.02.03 トップ

城福監督 トレーニングキャンプ2次/J-STEPを終えて

ーキャンプの総括をお願いします。
天気にも比較的恵まれましたし、御殿場も相当寒いと覚悟しましたが、なんとかやれました。ここ清水でも天気の影響でメニューを変えざるを得ないということはありませんでした。なので、やりたいことはやれたかなと思います。

選手も1次キャンプ、2次キャンプと続いてなかなか肉体的にもしんどいところだったと思いますが、最後まで集中してしっかりやってくれたと思います。

ー概ね計画どおりということでしょうか。
何を持って計画どおりというかですが、既存の選手については極力ケガ人を出さず、チームが今年さらにレベルアップしないといけなことを共有しながらコンディションを上げていくということができたと思っています。

ここにケガ人、あるいは林の離脱、マリオのコンディション向上という部分については、我々がそこをどういうふうに開幕に向けてアプローチしていくかというところで、取り組んでいかないといけないと考えています。それ以外は中身の濃いトレーニングができたと思います。

ー新しく入ってきた選手の中で新たな発見はありましたか。
コンディションがそろってきた中で言えば、新加入の宮原和也、齋藤功佑はJ1で試合に出てきている選手なので、戦術眼もありますし、アジャストするのが早いなと感じました。彼らがしっかり戦力になっていってくれれば、年末に抜けた選手たちの穴はしっかり埋まるのではないかと思っています。

新卒の選手たちも意欲的に取り組んでくれています。スピードの慣れや声で動かすというところはまだこれからなので、少し時間がかかるかもしれませんが、自分たちの力をしっかり出してくれていると思うので、彼らも早く戦力化していきたいと思います。

ー長いキャンプの中で裏方となるスタッフの方たちのサポートもあったと思います。
たとえば、施設の3階に共同のスペースがあって、エキップメントマネージャーが練習着などを手配する場所があるんですね。そこを僕が通るたびに、若手の選手たちが練習着を準備する手伝いをしていました。

これはいいな、と。通訳だって、自分の時間があいたら洗濯後のユニフォームをたたんだり、仕分けしたり。

もちろん選手たちも卓球などでリラックスする時間もあるんですが、みんなで手伝う時間もある。

エキップメントマネージャーのスタッフなどは常に洗濯などの業務があるので、食事も一緒に食べられないケースが多く、その結果、時間のない中でも次の日にちゃんとウェアとかが練習前にそろっているという状況です。そういう影で働いてくれているスタッフの存在を感じて、選手たちが手伝っている姿を見るとチームが一つになるには悪くないなと思っていました。

ー施設の方たちもグラウンドなど十分に整えてくださっていました。
もう本当に。ヴァンフォーレ甲府が我々の前に使用していたので、もうちょっと痛んでいるかなと思っていたんですが、ラインをずらすなど工夫やケアをすごくしてくれていることがわかりました。非常によい状態で使えたと思いますし、感謝しています。

食堂の方々も何がどれだけ減っているかを見てくださって、対応くださったので、非常に居心地よく過ごさせていただけて、そこも感謝しています。

※コメントは総括の部分のみを掲載し、大意を変えない程度に整えています。