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渋谷区のヨシモト∞(むげんだい)ホールにて、名古屋グランパスやイングランド・プレミアリーグのアーセナルFCなどで指揮を執ったアーセン・ヴェンゲル氏の基調講演会に弊クラブの羽生英之社長が登壇しました。
FC東京の大金直樹社長と一緒に登壇し、ヴェンゲル氏とともに『スタジアムが地域に与える影響』というテーマでパネルディスカッションを実施。モデレーターを務めたフローラン・ダバディ氏が、ヨーロッパにおけるスタジアムの位置づけなどを例に出しながら進行しました。
ヴェンゲル氏からは、アーセナルFCにとってのスタジアムの在り方、シーズンチケットの売り上げ情報(シーズン開幕前に98%売り上げる)などが公表され、現在のエミレーツ・スタジアムの前に使用していた『ハイバリー』への愛着などにも言及していました。
羽生社長は、講演会を主催した一般社団法人渋谷区未来デザインが代々木公園に都市型スタジアムの建設構想を発表していることを前提に、「例えば東日本大震災の時には、味の素スタジアムが付近の方々の避難先になりました。インフラ設備が整っていて、受け入れる態勢が整っていたんです。渋谷区は昼間人口が多いと思います。万が一の場合には、都心でも特に人が密集する渋谷区でサッカースタジアムが避難場所として機能することが期待されます」と、スタジアムの防災機能などについて触れました。
また複数のサッカー専用スタジアムが点在するロンドンを例に挙げて、将来的に東京の都心にサッカー専用スタジアムができることは東京でサッカーに関わる人々の夢だと語りました。
現地にはヴェルディサポーターの方も駆けつけてくれました。ご来場、ご拝聴ありがとうございました。