藤川孝幸氏逝去について 及び代表取締役社長 羽生英之の弔辞

クラブOBの藤川孝幸氏が、平成30年11月15日に逝去されました。

 

この度の訃報に触れて、クラブスタッフ一同、言葉に表せない悲しみを感じております。

 

藤川氏は、前身の読売クラブでアカデミー時代から在籍し、トップチームでもプレーヤーとして活躍。Ｊリーグ草創期の黄金時代に数々のタイトル獲得に貢献されました。1995年に引退してからも東京ヴェルディのGKコーチを務めた他、多くのクラブで指導をされてきました。

 

近年では、弊社のコーポレートパートナーであるリーフラス株式会社の常務取締役として、ビジネスの面で我々をサポートしていただきました。

 

今年に入って闘病中の一報を受け、5月26日のホームゲームでは激励OBマッチ『juntos num só coração』を開催。一緒にプレーした多くのチームメイトたちが駆け付けた中、藤川氏ご本人も決して万全とは言えない体調をおしてスタジアムにお越しいただき、病と闘う姿勢を示していただきました。

 

現役時代の魂のこもった闘志を全面に押し出したプレーは、今でも私たちヴェルディファミリーの瞼に焼き付いています。私たちは、その雄姿を決して忘れることはありません。

 

 

 

弔辞

 

藤川孝幸氏が逝去されたとの報に接し、深い悲しみに包まれております。

 

現役時代には、私たちヴェルディに数多くのタイトルを残してくれました。その気迫のこもったプレーに、多くの人々が力をいただきました。

 

また、クラブを離れられてからも、ビジネス面でも多大なるサポートをいただき、物心両面で熱く支えていただきました。

 

藤川氏が残されてきたご功績にあらためて敬意を表するとともに、東京ヴェルディを代表して、ここに謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

 

代表取締役社長 羽生 英之