東京ヴェルディユース『Gothia Cup China 2018』遠征日記vol.4

東京ヴェルディユースが『Gothia Cup China 2018』に出場しました。
遠征中や大会中のチームの様子を、帯同するスタッフのレポートや写真でお伝えします。

■8/17（6日目）
いよいよ予選最終戦。
引き分け以上で決勝進出の我々と勝たなければ決勝に行けない越南PVF（ベトナム）の一戦。
前半は引いてカウンター狙いの相手に対して、ヴェルディがボールを保持する展開。
15分に冨樫の縦パスを三村がジョエルに落とし、背後へ動き出したところへパス。
強引にシュートを打つとDFに当たりコースが変わってゴールに転がり、幸先よく先制しました。
その後もボールを保持しますが、23分に中盤で奪われてロングボールを通されます。
飛び出したGKの頭上を抜かれて1-1で試合を折り返しました。

後半は一転、前線からのプレスを受けて思うように前線に運べない状況が続きます。
21分にコーナーキックのこぼれ球を拾いカウンター。
しかし、逆に途中で奪い返されて1本のパスで背後を取られ、逆転されてしまいます。
その後、反撃を試みるもパスミスが多く、なかなｋ攻撃に持ち込めません。
そうしていると28分、31分と簡単に背後を取られて立て続けに失点。
後半は一方的な試合になり、1-4で敗れ、この結果、予選リーグは3位になりました。
明日の3位決定戦はしっかりとプレーをして、勝って帰国できるように全力を尽くしたいと思います。

■8/18（7日目
今日は日本中央学院高等学校との3位決定戦です。
グラウンドに着くと閉会式のリハーサルを行なっていました。
しっかり勝って終わりたいところ。

試合は開始早々に相手のパスミスで得た1対1の決定機を決められず、チャンスを逃します。
相手は引いて守り、カウンター狙いのシンプルなサッカー。
対してヴェルディはボールを保持できますが、動きが少なく、テンポも上がらず、パスをカットされて反撃されてしまいます。
15分過ぎには中央エリアのワンツーから簡単に失点をしてしまいます。

後半に配置やメンバーを変更して反撃に出ましたがが、イージーミスが多く、
ゴール前を固める相手に対してペナルティエリアにすら侵入できません。
それでもサイドから三枝が突破し、横パスを三村がシュート。
これはゴールカバーに入ったDFにクリアされる。
諦めずにゴールを目指し、決定機も作ったのですが、そのままタイムアップ。

残念ながら4位という結果で大会を終えることになりました。
色々な国と対戦し、暑い中での6連戦でかなりタフな大会になりましたが、
この経験で得たものや課題を今後に生かしていけると思います。
怪我人、体調不良もなく元気な姿で明日、帰国したいと思います。