2017年新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

日頃から、東京ヴェルディ並びに日テレ・ベレーザを応援していただき、
誠にありがとうございます。

東京ヴェルディは昨シーズン、なんとかJ2リーグに残留するのが精一杯という
非常に苦しく悔しい戦いが続き、応援していただいた皆様に我慢を強いる結果となりました。
当初の目標であったプレーオフ進出の可能性は早い段階で消失し、
一昨シーズンのように連勝で勢いをつけることもできませんでした。

新たに迎える2017シーズンは、この経験を糧に、新たなチャレンジに臨みます。
再び強いチーム、そして観ている人を感動させるチームを作るために、
我々は経験豊富なロティーナ新監督をスペインから招聘しました。

また、手薄なポジションには実績と経験を兼ね備えた選手を迎えました。
ポジション争いを活性化させて既存の戦力の成長を促すことで、
混戦のJ2リーグの中で抜き出るチームの総合力を高めていきます。

日テレ・ベレーザは昨シーズン、なでしこリーグを連覇し、
リーグカップ優勝と合わせて2冠を達成することができました。
国際舞台でも、ベレーザやメニーナの選手たちが目覚ましい活躍を見せ、
各年代の日本女子代表が世界大会で躍進する原動力となりました。
今シーズンも引き続き、チームの強化とともに選手の育成に力を入れ、
女子サッカー界を牽引するチームとしての責任を果たしたいと考えています。

サッカーのピッチを離れたところでも、新たなチャレンジに挑戦します。
昨シーズンから『eスポーツ』に参入し、開幕したばかりのリーグ戦に参戦。
順調に勝利を重ねて優勝決定戦に進出するなど、早速結果を出しています。
他にも今シーズンから新たな競技分野に挑む準備を進めており、
バレーボール、トライアスロン、フットサルといった既存の競技とともに
地域密着総合型スポーツクラブとしての裾野を広げていく所存です。

日頃から多大なるお力添えをいただいております、
パートナーの皆様、ホームタウンの皆様、サポーターの皆様、ボランティアの皆様、
ご協力をいただいているすべてのヴェルディファミリーの支えのもと、
若い力を存分に発揮して充実したシーズンにするべく、歩み出したいと思っております。
引き続き、皆様の温かいご支援、ご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

東京ヴェルディ1969フットボールクラブ株式会社
代表取締役社長
羽生英之