NEWSニュース
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2016年3月5日、UAE・アブダビにおいて開催された、
2016ITUワールドトライアスロンシリーズ・アブダビ大会で蔵本葵選手が49位となりましたのでお知らせします。
■レース展開
蔵本選手はスイムを50位前後の第4集団の先頭であがり、課題であったバイクも問題なく集団で進行。
蔵本選手の集団はレース前半では前の集団を追う場面がありましたが、
前集団が先に更に前の集団と吸収を繰り返したため後半は集団がまったりする展開となりました。
最終的には前の集団は全てが一つとなり、蔵本選手の集団は第2集団として約3分差でのランスタートとなりました。
ランではバイクで足が売り切れとなり前半からストライドが伸びず失速しましたが、
自分のペースとなった後半は徐々にテンポアップしラップもわずかに上がり、
どうにかポイント獲得ギリギリの49位でのフィニッシュとなりました。
蔵本葵選手のコメント
「WTSアブダビ大会は49位でフィニッシュしました。沢山の応援をありがとうございました。
練習中はスイムの調子が上がっていたのでどこまで通用するか楽しみでしたが、
スイムスタート直後からの激しいバトルで出遅れる展開となりました。
バイクは集団内でも前を追おうという強い意志があり、
良いペースで走っていましたが追いつくことができませんでした。
ランはバイクで足を使ってしまい苦しい粘りの走りとなりました。
順位には満足できませんが、バイクパートで集団内でしっかりと漕ぐことができました。
まずはこれが今後への収穫となりました。去年はバイクで最後の集団についていくことがやっとだったので、
冬のバイク強化が少しずつ成果が出ていると感じました。
次は来週のW杯ムールラバー大会です。スプリントディスタンスなので、
疲労を抜いてキレ良く走れるように頑張ります。引き続き、応援をよろしくお願いいたします。」
山倉監督のコメント
「オリンピックイヤーのビッグレース初戦と言うことで
各国の選手もトレーニングを重ねてきている様子がうかがえました。
また、昨年体調不良等で休んでいた選手達も合わせてきていました。
逆にニューカマーは全くなく、現状選手達で作る砦が高くなっている印象で
レース自体が昨年よりレベルアップされていました。
蔵本は今回も大きな飛躍はありませんでしたが、昨年よりは明らかに力は伸びていました。
これから本格的なシーズンとなり、レースに向けた調整が今後のメイン課題となりますが、
後半を見据えた取り組みも同時進行で行いながら戦って行きます。
まずは来週ワールドカップ・オーストラリア・ムールラバー大会にむけて体調を整えて行きたいと思います。
引き続きご支援の程よろしくお願いします」
詳細は下記ページをご覧ください。
http://www.jtu.or.jp/news/2016/160305-2.html