東日本大震災から3年を迎えて

東日本大震災から3年
今一度、皆が輪になって、復興への道を歩もうーー

あの日から3年が経ちました。スポーツに携わる私たちにも何か復興を支える活動はできないかと、東京ヴェルディは支援の道を探して募金活動などを行ってまいりました。犠牲者の方々のご冥福を心よりお祈り申し上げると共に、今後も募金箱の常設を継続し、スタジアムやホームタウンで復興支援のための活動に取り組んでまいります。

東京ヴェルディ MF 23 田村 直也
「被災した人にとって、3月11日は大切な日です。自分も当時のことを忘れずに、サッカーを通して被災した人たちに元気を与えていきたいとずっと思ってプレーしてきました。チームは仙台から東京に移ってきましたが、自分がプロのサッカー選手としてやってきた仕事が、皆さんの力になればと思っています。3年経って色々と状況は変わっているとは思いますが、あの日にあったことを忘れないように、今後もピッチから元気を届けられるように頑張っていきたいと思います」

東京ヴェルディ FW 9 常盤 聡
「もう3年経ったのかという感じですが、まだ復興は道半ばだと思います。自分がこれまでに何ができたかと考えると、何もできていないなと感じています。僕も水戸で被災して、震度6強の揺れを経験し、自然の脅威に抗えない自分の小ささを感じました。2、3日電気とガスと水道が止まって車で寝る経験もしました。避難して自宅から離れて生活している方々を慰問したりもしましたが、今後もサッカーを通じて何かを伝えていけたらと思っています」

日テレ・ベレーザ DF 22 岩清水 梓
「あれから3年間。サッカーをやれている環境に感謝し、そして東北魂を持って戦いたいと思います。現役のサッカー選手である以上、プレーをすることしかなかなかできることはないですが、プレーで気持ちを伝えていきたいと思っています。そして、日テレ・ベレーザとなでしこジャパンをこれからも応援してもらえるように期待に応えたいと思います」