NEWSニュース
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10月22日(日)ジェフユナイテッド千葉戦 多摩市ヴェルディ応援DAYにて、『多摩大学附属聖ヶ丘中学高等学校』の高校生の皆さんとともに、イベント運営を中心とした活動・取り組みを行いましたので、当日の様子をご報告します。
■実施背景
多摩市と多摩大学附属聖ヶ丘中学高等学校が、新学習指導要領に基づいて、「多摩市のために行動を起こそう!」を合言葉に2022年度より開始した『探究ゼミ』。
2023年度は、前年度の探究基礎で生徒の皆さんが感じた多摩市の課題を大きく8つに分類し、毎週水曜午後に少人数のゼミ展開を行っています。
【ゼミテーマ】
1. 諏訪愛宕団地の活性化(販売イベント)
2. PR(映像・ポスター制作、SNS運営)
3. スポーツイベント運営
4. 市民のための条例策定
5. 環境美化運動
6. 公民館の活用
7. 高齢者支援
8. 災害対策(ハザードマップ、啓蒙運動)
今回、多摩市ヴェルディ応援DAYということで、ホームゲームの場を活用して、2つのゼミ(スポーツイベント運営、市民のための条例策定)と活動をともにし、多摩市をホームタウンとする東京ヴェルディも、多摩市職員の皆さんとともに生徒の皆さんの活動を後押しさせていただきました。
多摩大学附属聖ヶ丘中学高等学校の生徒の皆さんは、実際に9月24日(日)に行われた藤枝MYFC戦を視察し、自分たちでやれること・できそうなことをピックアップし、今回の活動・取り組み内容を決めました。
■活動・取り組み内容
・ファミリアランドアトラクション『キックターゲット』運営
バックスタンド側広場で開催しているファミリアランドの『キックターゲット』コーナーを、この試合は多摩大学附属聖ヶ丘中学高等学校の皆さんが運営しました。
女子生徒の皆さんの盛り上げと、優しさ溢れるホスピタリティが多くの子どもたちを笑顔にしていた光景がとても印象的でした。
・自分のシュートスピードを計測しよう!『スピードガンチャレンジ』
自分のキック力がどれくらいあるのか、スピードガンでシュート力を計測。大人も子どもも、どなたさまも皆さまチャレンジできるということもあり、多くの方に体験いただきました。
普段、自分のシュートスピードを測る機会がなかなかないため、何度もチャレンジする方や子どもたちの姿も。子どもたち向けに作成したランキングボードも好評でした!
・『サッカー観戦ビギナーのあなたへ!知っておきたいルール6選』チラシ
9月24日(日)の藤枝MYFC戦で初めてサッカーの試合を観戦した生徒の皆さんが「スタジアムの雰囲気とかが楽しくて試合も楽しめたし、また行きたいと思った。ルールが分かったら、観戦をもっと楽しめると思う!」という感想を、「自分たちでなく、当日来場される皆さまにも伝えたい!」という想いから、ゼミメンバーで協力してサッカーのルールを勉強しながら、解説チラシを作成しました。こちらのチラシを多摩大学附属聖ヶ丘中学高等学校特設ブースで配布しました。
高校生が主体的に取り組む姿に声をかけてくださる方も!
どうしたら皆さまが受け取ってくださるかを、配布しながらも考えていて、開始直後と終了間際ではやり方もだいぶ変わっていたようです。
また近くにいた東京ヴェルディのファン・サポーターの皆さまも配布を後押ししてくれたようで、ご協力いただいた皆さまありがとうございました!
・市民のための条例策定(条例ゼミ)アンケート
条例ゼミの皆さんが、「多摩市に条例を作り市民の皆様の生活をより快適にしよう」というテーマで高校生にしか作ることのできないような独自の条例を作ろうと考えています。今後のゼミ活動に活かすため、スタジアムに来場されるファン・サポーターの皆さまにアンケートに回答いただきました。
ブースには、当日ご来場いただいていた多摩市の阿部裕行 市長も視察でお立ち寄りいただき、生徒の皆さんから活動内容をご説明いたしました。
すべてのブース業務終了後、短い時間であったものの試合観戦をした生徒の皆さんですが、3-2という劇的な逆転勝利だったこともあり、その光景を目の当たりにでき、興奮した様子でした。
試合終了後には、『Victory!』が映し出されたビジョンを背景に記念写真を撮影して、活動を終えました。
当日はチームへの熱い声援でのサポートはもちろんのこと、多摩大学附属聖ヶ丘中学高等学校の生徒の皆さんの活動も温かく見守っていただき、また生徒の皆さんが運営している各ブースやコンテンツにお立ち寄りいただきありがとうございました!
ホームゲームにおけるイベント運営を経験した生徒の皆さんが、次に興味をもってくれたのが、「どうしたらスタジアムに人が集まるか」ということでした。
生徒の皆さんが主体的に取り組んでくれるということもあり、次回11月5日(日)に予定されている栃木SC戦に少しでも多くの方に足を運んでくださるような呼び掛けを全校に対して行ってくださるようになりました。
ホーム最終戦少しでも多くのファン・サポーターの皆さまにお越しいただけたらと思います!!
このような活動を通じて、東京ヴェルディは今後もホームタウン活動のスローガンに掲げている『BE HAPPY, TOGETHER』の精神に則り、ホームタウンの皆さま、ファン・サポーターの皆さまと『ともに(Together)』『豊か(Happy)』になれるような活動に取り組んでまいります。