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東京ヴェルディが各ホームタウンで実施している「障がい者スポーツ体験教室」事業が、この度、「第11回スポーツ振興賞 日本商工会議所 奨励賞」を受賞しました。
スポーツ振興賞は、公益社団法人スポーツ健康産業団体連合会と一般社団法人日本スポーツツーリズム推進機構が主催し、スポーツや障がい者スポーツを通じて健康づくりをし、ツーリズムや産業振興、地域振興(まちづくり)に貢献している団体・グループ・企業の活動を表彰するものです。
8月2日(水)にSPORTEC2023展示会(東京ビッグサイト)にて、授賞式が行われる予定です。
今回の受賞は、東京ヴェルディのスポーツを通した社会貢献活動でご一緒させていただいている行政、企業、施設、ホームタウンの皆さま、そして何より参加者のみなさまのおかげです。
心より御礼申し上げます。
■詳細
https://sporttourism.or.jp/articles/organizedbusiness/sports_promotion_award/20230630_13304.html
※昨年の活動の様子
■活動概要
東京ヴェルディは東京都をホームタウンとするJリーグクラブで、「スポーツ&SDGs普及活動」と題してスポーツを通した社会貢献活動を続けています。
その大きな柱の一つが、各ホームタウンで実施する「障がい者スポーツ体験教室」です。
これは「誰かの助けを借りないとスポーツをすることが困難な人たち」に、定期的なスポーツの場を提供するための活動です。
行政と連携して地域の体育館などで、平日昼の通年の活動を中心に開催しています。
その地域にお住まいの障がいのある方に、福祉事業所職員の方やご家族と一緒に会場に来ていただき、障がい者スポーツ指導員の資格も持つ東京ヴェルディのコーチが、誰でも一緒に楽しめるスポーツプログラムを実施しています。
2022年度は通年開催が7市区合計147回、スポット開催が7市区(うち5市区は通年開催と別の市区)合計11回あり、のべ7,822人の方が参加されました。
開催市区は年々広がっています。障がいの有無、障がいの種類や重さなどに関わらず、どなたでもご参加いただける活動です。
障がいのある方がどこに引越しても気軽にスポーツを楽しめる街の実現を目指して、今後も活動を続けていきます。
■選考委員の方のご意見
行政と連携し、手助けがないとスポーツをすることが難しい障がい者の方に向けて、定期的なスポーツの場を提供するための活動を行っています。
継続的な地域貢献活動と誰でも一緒に楽しめるユニバーサルアクセス、気軽にスポーツを楽しめるまちづくりにつながり、複数の自治体との連携や、障がい者の地域交流・健康増進の場として年間を通じて多くの方が参加されている点が素晴らしく、ネームバリューのあるプロチームが率先してこのような取り組みを行うことで、全国に同様の取り組みが波及することが期待されます。