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東京ヴェルディは、6月4日(日)ベガルタ仙台戦にて、『ともに未来へ Green Heart Project 2023』を開催しました。
本取組みはジョンソン・エンド・ジョンソングループの医薬品部門であるヤンセンファーマ株式会社が展開するHeart Projectの一環としてスタートし、“こころの病”をはじめとする様々な障がいと向き合う方々をスポーツの力でもサポートすることにより、就労支援、社会復帰をアシストすることを目指しています。
この活動はSDGsにおける『3 すべての人に健康と福祉を』の達成を目指し、『17 パートナーシップで目標を達成しよう』でヤンセンファーマ株式会社と連携して、ともに未来へ持続していくプロジェクトです。
2020シーズンからスタートし、味の素スタジアムでの開催は7回目を迎えました。
数日前までの天気予報では雨の心配もありましたが、当日の味の素スタジアム上空にはさわやかな青空が広がっていました。
受付開始時刻になると、ご参加の皆さまが続々と集合場所にいらっしゃいました。
受付では参加者や同伴者の皆さまに、オリジナルのGreen Heart Tシャツを配付しました。
このTシャツは、渋谷区の就労支援事業所アトリエ福花に通う障がいのある方々が、ひとりずつ思い思いのハートの絵を描くかたちでデザインしてくださいました。
アトリエ福花は、東京ヴェルディが年間36回実施している渋谷区パラスポーツ体験教室(主催:渋谷区スポーツ振興課)に参加しています。
また『GREEN HEART』の文字には、同教室ご参加の福祉作業所ふれんどに通う方の描いた字からデザインされた『シブヤフォント』が使用されています。
受付後はいよいよスタジアム内に移動です。
ゲートを抜けると、広々としたピッチレベルに出ます。
実際に試合が行われる天然芝ピッチのすぐ横で、しばらくの間記念撮影などを楽しんでいただきました。
この日は気温が高かったため、バックスタンド下の人工芝スペースを使用してスポーツプログラムを実施しました。
雨天時の陸上競技ウォーミングアップ用スペースなので、広々としていて時折涼しい風も通ります。
開会式では東京ヴェルディのコーチとヤンセンファーマ株式会社スタッフの方から、参加者の皆さまにご挨拶をしました。
聴覚障がいのある方もご参加されていたので、手話通訳者の方によるミニ手話教室も実施し、簡単な挨拶などをみんなで覚えました。
開会式のあとは、手話を交えたウォーミングアップや、グループに分かれてボールを使ったゲームを実施。
参加者の皆さま同士のコミュニケーションや協力が重要ですが、各グループとも和気あいあいとした雰囲気に溢れ、笑い声や歓声の絶えない時間になりました。
スポーツプログラムで心と身体のウォーミングアップをしたら、昼食休憩をはさんでいよいよ午後の就労体験です。
味の素スタジアム北側あじペン広場のフードヴィレッジ内に、来場者向けのスポーツアトラクションとGreen Heart Tシャツの販売ブースを用意しました。
今回は過去のGreen Heart Projectの就労体験では実施していなかった物販に、初めてチャレンジすることになりました。
売り場には『Green Heart Market』の看板を出し、グリーンに加えてホワイトのTシャツも用意してキッズサイズも含めた販売を行います。
この就労体験の時間からは、サプライズゲストで北澤豪さんが登場!
参加者の皆さまも笑顔でハイタッチするなど、大変盛り上がりました。
北澤さんはGreen Heart Marketにも入り、一緒にTシャツを販売しました。
ヴェルディサポーターの方や、ベガルタサポーターの方にもたくさんご購入いただきました。
また、この日の活動に参加したジョンソン・エンド・ジョンソングループ社員の方が、ご家族へのお土産用に購入されるシーンも見られました。
Tシャツ販売以外にも、参加者の皆さまにはチラシ配布や各スポーツアトラクションの運営にご協力いただきました。
各ブースとも多くのお客様にご参加いただき、楽しい雰囲気で活動することができました。
就労体験終了後は、参加者おひとりずつに交通費として謝礼をお渡ししました。
お仕事の後の、参加者の皆さまの充実した表情が大変印象的でした。
最後はスタンドに移動して、東京ヴェルディの試合を応援していただきました。
今回で7回目の開催となった『ともに未来へ Green Heart Project 2023』には、障がいのある方、そのご家族や支援者の方、ジョンソン・エンド・ジョンソングループ社員の方、視察にご来場された行政や企業などの方を合わせ、110名の皆さまがご参加されました。
今回も大変多くの方に活動を楽しんでいただき、誠にありがとうございました。
また2020シーズンから4年にわたり、この素晴らしい活動にご協賛いただいているヤンセンファーマ株式会社の皆様にも改めて御礼申し上げます。
東京ヴェルディはこれからも、スポーツを通した社会貢献活動を続けていきます。