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東京ヴェルディは、4月29日(土・祝)に足立区主催の『スぺシャルクライフコートフェスティバル』に参加しました。
“スペシャルクライフコート”とは、ヨハン・クライフ財団による障がいのある方もスポーツを楽しめるように設計されたコートで、2020年11月にアジアで初めて足立区総合スポーツセンターに設置されました。
東京ヴェルディはそのスペシャルクライフコートで、年間34回の障がいのある方のためのスポーツ教室の企画、指導、運営を担当しています。
■イベント詳細ページ(足立区)
https://www.city.adachi.tokyo.jp/sports/cruyff-coat-festival.html
イベント当日は、日テレ・東京ヴェルディベレーザの植木理子 選手からのビデオメッセージと、VERDY VENUSによるパフォーマンスで、スペシャルクライフコートフェスティバルのオープニングセレモニーがスタートしました。
昨年に続き2度目の開催となる同イベントは、障がいのある方もない方も様々なスポーツを楽しむことを目的としています。
足立区総合スポーツセンター全体をイベント会場として、スペシャルクライフコート、特設ステージ、イベントテント、多目的広場、総合スポーツセンター内の諸室で様々なコンテンツを実施しました。
スペシャルクライフコートでは、障がい者スポーツ体験や、アンプティサッカー体験、ハンドバイク体験などが実施されました。
東京ヴェルディのコーチに加え、アンプティサッカーのFC ALVORADAから新井誠治 選手と岩崎正幸 選手、パラリンピアンの木村潤平 選手(パラトライアスロン)が参加しました。
特設ステージではVERDY VENUSによるパフォーマンスとチアダンス体験、足立区内の様々な団体によるパフォーマンス発表が行われました。
13:00からはメインイベントとして、東京ヴェルディOBで日本障がい者サッカー連盟会長の北澤豪さんと、デフサッカー監督の植松隼人さんのスペシャルトークショーが実施されました。
手話通訳も介して、障がいの有無に関わらずスポーツを楽しむことについてや、2025年に開催されるデフリンピックについてなど、多様なテーマに関してのトークが繰り広げられました。
イベントテントでは、ユニバーサル野球と義肢装具体験を実施しました。
ユニバーサル野球とは堀江車輛電装株式会社の運営する5m×5mの巨大野球盤で、身体に障がいがあってもほんの少しの力でバットを振って野球体験をすることができます。
VERDY VENUSも応援に参加するなど、大変盛り上がりました。
義肢装具体験はオキノスポーツ義肢装具のご協力で行う両足に義足を装着して歩く体験に、子どもを中心に多くの方がご参加されました。
多目的広場では、東京ヴェルディのコーチが中心となり、足立区で活動するサッカーチームADISC、女子フットサルチームthe sunkisstも一緒に、来場した子どもたちと一緒にサッカーを楽しみました。
そして総合スポーツセンター内のレクルームには、味の素スタジアムでのホームゲームに設置しているGreen Heart Roomがイベント出張版として登場しました。
様々な障がいやご病気のある方がリラックスして過ごしていただくためのGreen Heart Roomですが、クラブのパートナーである株式会社エムール全面ご協力のもと、素敵な空間ができあがりました。
この日はのべ178人の方がGreen Heart Roomで休憩され、トークショーゲストの北澤豪さんも見学に訪れて、株式会社エムール高橋社長と語り合うシーンが見られました。
晴天に恵まれ、スペシャルクライフコートフェスティバル全体ではのべ1,000人を超える方がイベントに参加されました。
東京ヴェルディは普及コーチに加え、連携する東北フリーブレイズの田中健太郎 選手もスタッフとして運営に携わりました。
このような素晴らしいイベントに参加する機会をご提供くださった足立区の皆様、誠にありがとうございました。
東京ヴェルディは今後も、ホームタウンの皆様と一緒にスポーツを楽しめる活動を続けていきます。