2/14(木)高知キャンプレポート

キャンプ4日目はバレンタインデーでしたが、浮かれた様子もなくチームは集中してトレーニングに取り組みました。ここ4日間で一番暖かな陽気となり、あまり動かずに写真を撮ってばかりいる広報スタッフですら、Tシャツにジャージをはおると軽く汗ばむほどでした。

トレーニングは、パスの形と守備の対応について徹底的に叩き込む内容となりました。まずはパスコントロールに重点を置いたメニュー。広めのグリッドを使い、中距離のパスを複数人が連動してつなぎ、パス＆ラッシュでボールをスピーディに動かします。エリアの形を変えて、動きながらボールをつなぐ、一連の動きを確認しました。

途中からハーフコートへエリアを広げて、守備の対応に重点を置いたメニューへ。攻撃から一転して守備に移る際の陣形などを確認しました。また、ボールを奪ってからのビルドアップの形もポイントをチェック。三浦監督からは、チームとしてどのようにボールを動かそうとしているのか、詳細な指示が出ていました。

最後にセットプレーのトレーニング。相手を置かずに、攻撃時と守備時のポジショニングやマークの受け渡し、フィニッシュの形を確認しました。三浦監督が何度も口にしたのが、「試合を想定してリアルな形で対応すること」。その指示に応えて、選手たちは集中して、実戦に即したプレーを見せてくれました。

本日は、平日にも関わらず、多くのお客さんが練習を見学に訪れていました。選手たちは、サインや写真撮影などに丁寧に対応。小さなお子様も満面の笑みで高原選手と一緒に写真を撮っていました。

午後はチーム全員で温泉へ。文字通り“裸の付き合い”でリラックスタイムを過ごし、チームとしての結束を高めました（残念ながら、写真はありません）。入浴後にウトウトするスタッフ陣の姿も。朝から夜中まで動き回る彼らにとっても、束の間の休息となったようです。

明日は10：00からトレーニングを行い、明後日16日の14：00から行なわれるJリーグプレシーズンマッチのアルビレックス新潟戦に備えます。