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リーグ戦、カップ戦が入り混じっている中、今回はリーグ戦になる。SOMPO WEリーグ 第6節はアウェイのノジマステラ神奈川相模原戦。6分に土方麻椰のクロスから松田紫野が合わせて先制すると、25分には相手ディフェンスの裏に出たボールを土方が反応し、GKもかわしてゴールに流し込んで追加点。良いペースだったが、88分にミスから失点。最終的には1点差というヒヤヒヤの勝利となった。
これまでの6節を振り返ると、第1節の三菱重工浦和レッズレディース戦で0-2と悔しい負け方をしたあと、その後は5連勝。昨季も達成したこの記録は、WEリーグスタートからベレーザにとっての最多記録。つまり、今節勝利すれば新記録になる。
今節の相手はAC長野パルセイロ・レディース。今季はすでに2度対戦している。クラシエカップ グループステージ 第2節では、42分に北村菜々美がGKをかわしてクロスを入れ菅野奏音が押し込んで先制。45+1分にも菅野がゴール前の混戦からシュートを叩き込んで追加点。53分にPKで失点を喫するが、90+4分に山本柚月がダメ押しのゴールを決めて3-1の快勝。今季公式戦初勝利となった試合だった。ただ、同第4節では、16分に岩﨑心南のゴールで先制、31分に樋渡百花のゴールで追加点を挙げたものの、44分にナッタワディ プラムナークに1点を返されると、68分にも失点しドローに終わった。振り返ってみると、この試合から少し歯車が狂ってきたようだ。
リーグ第5節マイナビ仙台レディース戦では4-0と快勝したが、続く第6節N相模原戦は前述のようにギリギリの勝利。直近の試合であるWEリーグカップ第5節大宮アルディージャVENTUS戦ではリーグ浦和戦以来となる今季2度目の先制点を許し、72分には松永未夢がベレーザでの初ゴールを記録したものの、ドローに終わっている。今回のAC戦長野戦でしっかりと快勝し、もう一度調子を取り戻していきたい。
対するAC長野は直近の試合で、サンフレッチェ広島レジーナと対戦している。開始早々の3分に呉屋絵理子に決められて苦しい立ち上がりとなり、27分にも髙橋美夕紀に追加点を許してしまう。AC長野はそれでもめげずに戦い39分には宮本華乃が芸術的なボレーシュートで1点を返す。後半もS広島Rに押し込まれる展開になるが粘り、終盤に反撃に出るが試合はこのまま終了。AC長野は結果を残せなかったが、諦めずに戦う姿勢はベレーザにとって今節も脅威になるだろう。
「『木下桃香の西が丘に集合じゃ!』プロジェクト」などで注目が集まる今節。もう一段ギアを上げて、大勢のファン・サポーターに強いベレーザを印象付けたい。