NEWSニュース
NEWSニュース
①J1参入プレーオフ2回戦プレーバック
・試合詳細情報(結果バナーをクリック)
・プレーバック記事&写真
・試合ハイライト動画
②ジュビロ磐田戦プレーバック
・プレーバック記事&写真
ジュビロ磐田公式サイト
http://www.jubilo-iwata.co.jp/
★試合詳細情報は『試合結果バナー』をクリック!
この試合がシーズン最後の一戦だったならば、気持ちが昂ぶったまま新年を迎えていたことだろう。ただ、我々にはもう一つ越えなければいけない山がある。正真正銘最後の決戦に臨むにあたって、チームが手にしたひとつの大きな勝利を振り返る。
相手を圧倒した1回戦を経て、横浜FCとの2回戦に臨んだ東京ヴェルディ。1回戦で退場処分となった内田達也の位置に渡辺皓太を下げ、李栄直を右ウイングに置く形でスタートした。
レアンドロ・ドミンゲスというキーマンを欠いた相手は、前からプレスをかけてヴェルディのビルドアップを遮断しにかかってきた。1回戦のようにスムーズなパスワークが失われ、自陣に押し込まれる時間が増えていく。前半はイバのポスト直撃のヘディングシュートなど横浜FCが決定機を作った。
後半に入ってパスワークのギアを上げたヴェルディは、徐々に相手陣内に押し込んでいき、サイドを起点に攻め込んでいく。レアンドロ、梶川諒太と早い段階で攻撃的なカードを切り、終盤には怪我明けのドウグラスをピッチに送り出す。ボールは前線で収まるようになり、高い位置でクロスボールを入れられようになるが、ゴールを割るには至らずに90分が経過した。
残されたアディショナルタイムは7分。90+3分にはクリアミスからフリーで抜け出されてシュートを打たれるピンチを招いた。不穏な空気が流れるかに思われた90+6分。スタジアムが興奮のるつぼと化す。
右からのコーナーキック。90+1分の同じチャンスではベンチから攻め上がりを制されたGK上福元直人が相手ゴール前へと上がってくる。佐藤の助走に合わせてファーサイドからニアへと走り込む上福元。ボールはピンポイントで守護神の頭へ。ヘディングシュートは相手GKに触られるも、こぼれ球をドウグラスが押し込んで劇的な決勝点を挙げた。
2試合続けての劇的な展開。止まらないヴェルディの勢いは加速度的に増しながら、決定戦へとつながった。
■第84回天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝 2005/1/1(土)13:32KO @国立霞ヶ丘競技場
■スコア
(前半) 1-0
(後半) 1-1
合計 2-1
■得点者
【東京ヴェルディ】
・35分 20 飯尾 一慶
・53分 11 平本 一樹
【ジュビロ磐田】
・77分 11 西 紀寛
1996年に天皇杯を制して以来、そして現状で最後となるタイトルの獲得。その相手が、現在監督を務める名波浩らを擁し、黄金時代を築いていたジュビロ磐田だった。
大方の予想は前回覇者の磐田有利だった。その雰囲気をひっくり返したのは、生え抜きの同級生コンビだった。35分、フリーキックのチャンスに平本一樹が頭で合わせると、ポストに当たった撥ね返りを飯尾一慶が詰めてヴェルディが先制する。
国立競技場に詰めかけた観衆の予想を裏切る展開に、勢いを増していくかに思われたが、前半終了間際にチームの心臓部を担う小林慶行が2枚目のイエローカードで退場処分に。そのアドバンテージを生かそうと、後半立ち上がりからボールを保持して押し込んでくる磐田。その勢いを削ぎ落してみせたのが、『ヴェルディらしさの権化』の豪快な一撃だった。
53分、相手陣内の浅い位置で猛烈なプレスから平本がボールを奪う。そのまま相手ゴールへとドリブルを始めると、独特のテンポのボールタッチで追いすがる相手3人を振り切る。ペナルティエリア左に侵入すると、相手GKの位置を見極めて対角線上にシュートを流し込んで劣勢に立たされたと思われたヴェルディが追加点を挙げる。
77分に西紀寛に1点を返されたが、GK高木義成のファインセーブもあってそのまま1点差を守り切って天皇杯王者の栄冠に輝いた。
■2014Jリーグ ディビジョン2 第22節 2014/7/20(日) 19:00KO @ヤマハ
■スコア
(前半) 2-0
(後半) 0-1
合計 2-1
2013シーズンにクラブ史上最低順位を更新した東京ヴェルディは、2014シーズンも苦しんだ。前半戦の終盤は8試合続けて勝利がなく、巻き返しを図る後半戦の1戦目の相手がジュビロ磐田だった。
初の降格で1年でのJ1復帰に向けて2位につけていた磐田。下位に沈んでいたヴェルディにとっては、途方もなく遠い存在に思えた一戦だった。
しかし、ペースを握ったのはヴェルディだった。序盤から前にプレスをかけ、はがされても2トップや両ワイドがすぐにプレスバックして後方を固める。前線からの圧力が効き始めた15分、澤井直人の縦パスを受けた南秀仁が反転しながら相手GKとDFの逆を突くシュートを流し込み、早々に先制点を奪う。
その後もボールに対する執着心を剥き出しに連動したプレスを掛けていく。すると23分、左サイドからドリブルでペナルティエリアに侵入していた杉本竜士が、DFを前にしながらも振り抜いてゴール隅へと豪快に叩き込んで追加点を挙げた。
その後はさすがに磐田の猛反撃に遭い、防戦一方の展開。62分に常盤聡、南と立て続けに得たチャンスをものにできないと、自陣に貼りついて耐え凌ぐ時間が続く。1点を返されてからはより一方的な展開に。身体を張ってシュートブロックする緑の壁は、反撃を1点に抑えて、後半戦のリスタートで上位陣から貴重な勝ち点3を獲得した。
【さあいこう、最後のpartidoへ 編】
【最後の『partido』その先にあるのは 編】
【当日版!】2018J1参入プレーオフ決定戦限定 WEB OFFICIAL MATCHDAY PROGRAMは、明日12月8日(土)9:00に公開予定です。今回も番記者3名によるコラムや緑の戦士たちの意気込みインタビュー動画を数多く用意しました。スタジアムに向かう道中やスタジアムでチェックして、試合に向けて気持ちを高めましょう!
■シーズンチケット2019販売中!
■2019東京ヴェルディ公式ファンクラブ入会受付中!