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東京ヴェルディは5月6日(月・休)に、味の素スタジアムに隣接するAGFフィールドにて『第10回 東京ヴェルディインクルーシブスポーツフェスタ』を開催しました。
これまでも1年に1~2回のペースで、障がいの有無などの垣根を超えてどなたでもスポーツを楽しめるイベントとして、インクルーシブスポーツフェスタを開催してきました。
J1へ昇格して迎えた今回の開催で、節目の第10回となりました。
当日は『スポーツ&就労体験プログラム』、『元日本代表GK高桑大二朗氏による知的障がい者サッカーGKトレーニング』、『インクルーシブフットボール』の3つのプログラムを実施しました。
『スポーツ&就労体験プログラム』は、中学生以上の障がいのある方を対象としています。
ダンスやボールを使用した軽運動などを楽しんでいただいたあと、他の2つのイベントの受付業務などの就労体験をしていただき、その対価として東京ヴェルディから謝礼をお支払いしました。
あるご参加者の方からは、イベント後に味の素スタジアムのグッズ売店でその謝礼を使い、東京ヴェルディのグッズを購入したといううれしいご報告をいただきました。
『元日本代表GK高桑大二朗氏による知的障がい者サッカーGKトレーニング』は、中学生以上の知的障がいのある方と、知的障がい者サッカーチームの指導者の方を対象としています。
元日本代表で東京ヴェルディでもGKとしてプレーした高桑大二朗氏をゲスト講師に招き、実践的なGKのトレーニングを実施しました。
高桑氏の指導と、参加者の皆様の積極的な姿勢により、素晴らしい雰囲気でのトレーニングとなりました。
『インクルーシブフットボール』は、障がいの有無、国籍、性別、年齢の違いに関わらず、どなたでもご参加いただけるまぜこぜサッカーです。
様々な障がいのある方を含め、本当にたくさんの方にご参加いただきました。
また東京2025デフリンピックの開催を来年に控え、今回はデフサッカー指導者の植松隼人氏、Tokyo Deaf Football Club(TDFC)の皆様にもご参加いただき、手話通訳も交えながら聴覚障がいのある方にもこれまで以上にお楽しみいただけることを目指しました。
イベントの最後には、東京ヴェルディ普及コーチ vs TDFCのエキシビションマッチも行い、大いに盛り上がりました。
AGFフィールドの素晴らしい天然芝ピッチのうえで、障がいのある方もない方も、車いすの方も含め、200名を超える参加者の皆様と一緒にスポーツを楽しむことができました。
また企業・行政を対象として、今回のイベントの見学ツアーも同時に実施、6社3市から20名を超える職員の方にご来場いただきました。
ツアーご参加の皆様には、クラブスタッフからの活動の説明、障がいや疾患のある方が休憩できる『出張Green Heart Room』のご見学、実際の活動のご見学もしくは飛び入り参加など、様々なかたちで東京ヴェルディのスポーツを通した社会貢献活動について知っていただきました。
またイベント終了後、ご希望の方には味の素スタジアムで東京ヴェルディ vs ジュビロ磐田の試合をご観戦いただき、劇的な勝利の喜びを分かちあうことができました。
ご参加、ご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。
東京ヴェルディはこれからも、多様な方々と一緒にスポーツを楽しむ活動を続けていきます。