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MATCH試合情報

2024 明治安田J1リーグ 第33節 - 東京ヴェルディ vs 湘南ベルマーレ

マッチレポート

監督コメント

城福 浩 監督

試合を振り返ってください。
ファン・サポーターには本当に申し訳ないことをしたなと思います。自分たちのサッカーに向き合う姿勢というものが、特に前半見せられなかったことは本当に恥ずかしい限りです。私の準備、私の人選、もろもろ自分の力が足りなかったと痛感しています。 自分たちのペースにいかない、そういうふうにならない時間帯、ゲームというのはシーズンを通してありますが、そこで辛抱しきれなかったという意味では、あの失点シーンは本当に受け入れられないです。受け入れられないというのは何かと言うと、歩いている選手がいるということです。このチームでシュートを打つ場面で歩いている選手がいるようでは、絶対にJ1では戦えないです。そういう選手をピッチに立たせてしまった、そういうメンタリティで試合に臨ませてしまったという意味でも自分の至らなさを感じています。

後半見違えるように良くなりましたが、ハーフタイムには選手たちに具体的にどのようなことを話しましたか。
もちろんやり方も伝えましたが、それよりも姿勢ですね。サッカーに対する姿勢です。前半は話にならないゲームでした。押され気味だったというところではなく、最後の際のところで歩いている選手がいるというのは受け入れられないと。映像も見せました。それで変わるのだから、ということは試合に入る準備がこのチームは足りなかったということだと思います。

後半は相手のゴール前まで迫る場面もありましたが、後半の戦い方についてはどう感じていますか。
もちろん後半、湘南はあのシュート1本のみだったので、我々からするとそれは非常に痛かったです。1失点で終わっていれば、ゲームはどうなったかわからなかったと思います。我々にとっては痛かったですが、繰り返しになりますが、削られて倒れているのはうちの選手です。イエローカードが出ているのは相手選手。では我々が戦ったのか、我々がやられっぱなしで何をしたのか。やられているのは悪い意味ではないです。湘南は戦っていたと思います。これは自分の大きな責任です。このチームは何も得ていないですし何も示していないのに、チームとして大きな勘違いをさせてしまった。後半は当たり前です。あれぐらいやらないといけないです。あれぐらいを前半45分で(出し切って)代わっていく選手がいないと戦えないというのはこのチームがやってきたことです。それにもかかわらず、あの前半を見せたということは本当に恥ずかしいと思っています。

好調が続いていた中で、前兆のようなものはあったのでしょうか。
前兆を感じていれば今日のメンバーではなかったです。ただ、もちろん試合に向けて調整する選手と、頭から湯気を出してエネルギーを振り絞って練習をする選手と分かれていくわけです。そういう選手を大事にしなければいけないと改めて思いました。今日のような居残り組の練習で、一番練習するのがつらい状況で、頭から湯気を出している選手を、このチームは大事にしないといけないです。指定席があってはいけないと、今日改めて思いました。

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選手コメント

MF 7森田 晃樹

試合を振り返ってください。
前半はあまり入りもよくなかったですし、監督も試合後におっしゃっていましたけど、本当に戦うところというか、根本的な局面のところで、湘南さんに負けていた。そういうところが今日の敗因につながったというふうに思っています。

普段に比べて緩みのようなものは感じましたか?
緩みみたいなものは正直なかったと思いますが、湘南さんに比べると、やっぱり差があったのかなと思います。

後半は猛攻を仕掛けながらもゴールが遠かったです。
シュートに行くまでのシーンもありましたし、崩しのシーンというのも後半は特に多かったと思っているので、本当に決めるところ。そこは本当に各々というか、個人の決める力だと考えています。

前半は相手の圧力に苦戦しました。
フォワードの選手を含めてかなりハードワークしていましたし、本当に寄せるスピードもスライドも速かったですし、僕たちにとって前半はなかなか難しい展開だったのかなと思います。

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MF 8齋藤 功佑

試合を振り返ってください。
やっぱり自分たちがやるべきことの部分のクオリティが低かったところがあると思います。

前半は少し受けに回る時間帯が長かったです。
自分たちもロングボールを蹴らされて、それを回収された中で、相手に押し込まれて最終ラインと中盤の受け渡しだったり、スライドだったりがうまくいかず、後手後手でやる形になりました。耐えている状況で耐え切れずに失点してしまったことで、ちょっと難しい展開になりました。

前半は3バック左の鈴木淳之介選手のところからうまくつながれた印象もあります。
持ち出しがよかったりする中で、一瞬バランスを崩されて修正し切れずに、後手後手でいく形になってしまったというシーンは多かったかなと思います。

後半に惜しいミドルシュートがありました。
最初にヒジくん(翁長聖選手)がいい落としをしてくれたので、ワンタッチいう選択肢もあったのですが、ちょっと自分のタイミングではなくて、もう1回相手の動きを見てからにしようと思ったときに、相手が普通に対応してきたので、タイミングをずらしたらゴールへのコースが見えたので、思い切って振りました。あまりその後のコースを自分では見えていなかったのですが、キーパーにはじかれたという感じになりました。

相手の守備強度が非常に高かった前半ではビルドアップやロングボール含めてどういった改善点を感じていますか?
チームとして何を大事にするかというところが基準になると思います。しっかりと相手を見ながらビルドアップから剥がしてやりたいのであれば、もう少し立ち位置をずらしながら、それぞれが間に立ってみたいなことをしなければいけないです。普通に相手陣地で押し込む時間帯を作りたいのであれば、プレッシャーが来ていることに対して、引き込んでいるという考え方にして、前線の連動性というか、個人で動くのではなくて、2人で動いたりしてスペースを作って、背後にいい質のボールを送ってあげることによって(木村)勇大が収めやすくするみたいな考え方。そのどちらかの工夫が必要だったかなと思います。

見木選手の投入以降は押し込む展開に持ち込めましたが、そこからの崩しのイメージはいかがでしたか?
(見木)友哉が自分のポジションに縛られることなく、相手の嫌なところに立ってくれたことでビルドアップはうまくいきました。そこから左右に揺さぶってゴールに迫るシーンが一番チャンスにつながっていたかなと思います。

7戦ぶりの敗戦となりましたが、改めて感じる部分を聞かせてください。
もう1回やるべきことを再確認した中で、もう1個そのクオリティを上げていく必要はあるかなと思います。

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FW 27山田 剛綺

相手GKと一対一となった後半の決定機を振り返ってください。
ボールが右側にこぼれるというか、流れてくると思っていたら意外とまっすぐに行ってキーパーを見たときに結構近かったので、少しして打てれば入るかなと思っていました。

途中出場ながらチーム最多のシュート3本を打ちました。
あれだけチャンスをもらったら、ひとつは決めないといけなかったと思います。

前半は攻守ともに難しい展開でしたが、ピッチの外からどのように見ていましたか?
やっぱり湘南さんはボールを持つのが巧いですし、なかなか守備が嵌らない中で、自分が出れば攻撃のところはどう抜け出していくかとか、守備のところでどういうふうにすれば嵌るかというのを話し合いながら見ていました。

普段に比べて緩さを感じるところはありましたか?
湘南さんが巧かったので、自分たちの前から行ってというのを剥がされて、間延びするようなシーンもあったので、自分たちのよさを出すことができなかったです。その中でもそういう相手に自分たちが試合中にもっと意見を出し合って擦り合わせて対策していかないと、前半がもったいないことになるので、そういう適応力というところはみんなでもう一度話し合ってやっていかないといけないなと思います。

選手の入れ替えや布陣変更を含めて点を取るためにどういったイメージを持っていましたか?
サイドは(松橋)優安やマツ(松村優太選手)とか仕掛けられる選手がいたので、自分はサイドにはそこまで関与せず、自分の特長を出せる真ん中で背後に抜けることであったり、ゴール前に入っていくところを意識しました。ソメ(染野唯月選手)と自分の2枚が前にいたので、(宮原)和也くんやヒジくん(翁長聖選手)を含めてサイドからいいボールを上げてくれるので、中で勝負しようと考えていました。

7戦ぶりの敗戦となりましたが、改めて感じる部分を聞かせてください。
個人としてはやっぱり決めるところを決めないといけないと思いますし、自分に目を向けてやっていくのみだなと思います。

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