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MATCH試合情報

2021明治安田生命J2リーグ 第27節 - 京都サンガF.C. vs 東京ヴェルディ

マッチレポート

【試合展開】

アウェイ8連戦もラスト2試合で、昇格圏の京都サンガF.C.との一戦を迎えた。前節からスタメンに若干の変更を加えた。フロントボランチは梶川諒太と佐藤優平のコンビ。小池純輝が負傷で離脱したワイドストライカーは、右にジャイルトンパライバを、左に杉本竜士を置いた。

 

序盤は京都がボールを保持してヴェルディをゴール前に釘付けにする展開。相手のパスワークに辛抱強くスライドして対応する中で、12分にはペナルティエリア内でシュートを打たれるが、これはマテウスが好セーブを見せる。耐える時間帯がしばらく続いたが、20分に好機到来。奪ったボールを最終ラインでつなぎ、相手のプレスをいなすしながらンドカボニフェイスが自陣の最深部から大きく右サイドに展開する。このボールをパライバが相手と競り合いながら前向きにコントロールすると、前方のスペースへ走り込んだ梶川にパスを通す。カウンターのスイッチが入ると、梶川は相手が戻り切る前に、ゴール前に飛び込んできた端戸仁に横パス。一旦コントロールした端戸は、飛び出してきた相手GKの横を抜いてゴールに流し込み、押し込まれていたヴェルディが先制に成功した。

 

その後は自陣で過ごす時間が増えてしまったが、マテウスを中心にDF陣が身体を張ってシュートをブロックし、前半はなんとかリードを守った状態で終えた。

 

アウェイ連戦中、何度も先制しながら追いつかれてきた展開を、この一戦こそは変えようと臨んだ後半だったが、昇格を争う勢いは生半可ではなかった。56分、ウタカの個人技で豪快にゴールネットを揺らされると、勢いのまま攻め込まれて与えたコーナーキックから、バイスに押し込まれて一気に逆転を許す。相手が勢いに乗り切る前に反撃に出たいヴェルディだが、相手ゴール前に有効なボールが入らず、逆に67分にはパスミスからショートカウンターを食らってリードを広げられる。

 

終盤には若い戦力を次々に投入して攻撃の活性化を試みる。石浦大雅や阿野真拓がアクセントを加え、相手ゴール前まで侵入するシーンも作ったが、決定的なチャンスにまでは至らず逆転での敗戦となった。

 

アウェイ8連戦は次節で区切りを迎える。9月にはホームに戻り、3連戦が控えている。ホーム3連戦で勢いを取り戻すために、次節、大宮アルディージャ戦での勝利を目指して準備を進める。

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監督コメント

永井 秀樹 監督

試合を振り返ってください。
大変素晴らしいスタジアムで、素晴らしい相手に対して、選手たちが立ち上がりから本当に気持ちのこもったプレー、スピリットを見せてくれたと思います。我々の狙い通りの形から先制点を取れましたし、前半は多少相手の攻撃の特徴の中で少し押し込まれる時間がありましたが、そこも想定内という中で最終ライン、セカンドライン、ファーストラインのディフェンダーの全員が高い集中力でよくやってくれたと思います。 後半に入って1-0というリードがある中で、さらに京都さんは前から圧力をかけてくるという想定があった中、やはり相手コートでの時間を増やしたい、相手コートで我々のサッカーをやっていくという中で2点目を狙っていくプランでした。選手たちは本当によくやってくれましたし、先発の選手も途中から入った選手も含めてよく戦ってくれました。もちろん、失点のところはミス絡みではありましたが、またチーム全体でしっかりとそこは見直して改善して次に繋げていきたいと思います。選手たちは誰一人下を向くことなく前を向いて戦ってくれたことを素晴らしく思いますし、悔しい結果となりましたが、必ずや次に繋がる内容、ゲームだったと思います。 そして、緊急事態宣言という状況の中でスタジアムに来られなかったヴェルディの素晴らしいファン・サポーターの方々に対して大変悔しい思いをさせてしまったことへの責任を感じています。まだ、アウェイは続きますが、ヴェルディらしいサッカーで選手たちと、さらに良いサッカーをプレーして勝ち点3というものをしっかりと取って、ファン・サポーターの方々と喜び合える、その日に向けてまた努力をしていきたいと思います。

普段に比べて低い位置で守備ブロックを敷いた部分はチームとして想定内でしたか?
そうですね。そこから我々が普段なかなか採用しないプランではありますが、やはり相手を引き込んだ状態からの2バックのところをコントラ(カウンター)気味に狙っていくというプランでした。

前半はンドカ選手からのフィードを起点に相手の背後を狙う形が機能した一方、後半はそこに対してイスマイラ選手に強い制限をかけられて難しい展開になりました。そこへの対応に関してどのように感じていましたか?
相手が2トップというのはよくあることなので、ビルドアップの場面ではきちんと3枚でいくというところで難しさはないという考えでした。ただ、サポートのスピードや距離、立つ位置というものが、もう少しズレがなければ、ミスは生まれなかったのではないかと思っています。

守備時のセットプレーに関してンドカ選手の前で相手に触られる場面が増えている印象ですが?
トレーニングの中から、そこはもちろん気になるところではありますが、セットプレーの守備を任せている(油原)キーパーコーチを中心に修正はその都度しているつもりですし、またしっかりと見直して修正をかけていきたいと思います。

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選手コメント

FW25端戸 仁

試合を振り返ってください。
みんなが集中していましたし、勝てるかどうかは分からなかったですが、勝てるチャンスはあったゲームだったと思っています。

先制点の場面を振り返ってください。
パスを出してくれればいいなと思いながら走っていましたが、自分の後ろから誰かが走ってきているのも分かっていたので、一度止めようか、ダイレクトで打とうか迷った末に、結果止めてコースは見ずに振り抜きました。

前半に関しては良い形でのボールの収めや、味方からクサビのパスが入るシーンが多かったですが、後半に入ってそれが減った要因をどのように考えていますか?
良くない時間帯は後ろに重くなってしまったり、相手の攻撃を受けてしまう時間が増えてしまいます。その時間帯に失点してしまうのが、今の自分たちの良くないところです。あそこでボールを奪った後に一人ひとりが少しずつ角度を作って、相手のハイプレスが来ることは試合前から分かっていたことだったので、そこを回避していく回数を増やしていければ、もっと違ったゲームになったのかなと思います。

勝ち切れない状況を克服していく上で必要な点を聞かせてください。
最後に追いつかれたり、逆転されたり、気持ちの整理が難しいゲームが続く中、追加点を自分を含めてもっと貪欲に狙っていく。前半は1-0で折り返しましたが、後半頭にもっと畳みかけて2点目を取りに行くべきところで、今日は相手に得点されてしまい、逆に相手が勢いづく形を作らせてしまいました。1点目を奪った後にさらに2点目を狙いに行く意識を、もっと全体で持ちたいと思います。

今日の試合に臨む上での個人としての意識、チーム全体で声を掛け合っていた部分を聞かせてください。
個人的に京都戦は年間でもっとも楽しみにしていたゲームでした。チョウさん(曺貴裁監督)が監督をやっているのもそうですが、楽しみにしていた中で、ボールを収めるところや攻撃に顔を出すところはある程度できたと思いますが、もっとその回数を増やしていき、常に相手に嫌がられる存在になっていきたいと思っています。苦しいとき、逆転されたときに点を取れる選手になりたいと考えています。

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MF4梶川 諒太

試合の入りに関してチームとして気迫を感じましたが?
まずは今朝に記事が出ましたが、選手たちの中では今日結果を出さなければいけないという想いもありました。憶測で色々なことを言われているというのも目にしていましたし、そういう嫌な噂というか、ヴェルディ自体を攻撃するようなことも言われていたので、自分の中でヴェルディに対する(攻撃)というのは違うなと感じていました。何としても今日は結果を出して、そういう声を撥ね退けたいという気持ちでした。そういうものがチーム全体にあった中で臨んだ試合だったかなと思います。

個人としては自分の特長がよく出た前半のパフォーマンスだったと思います。それに対して相手に短時間でゴールを重ねられての逆転負けという展開になりました。その点をどのように感じていますか?
やっぱり相手はハイプレスで来ていましたし、ピッチコンディションも良くなかったですが、その中で上手く相手が来たことで、逆に空いたところやワイドストライカーの背後を突く動きを上手く使えていた印象はあります。そういうところのスペースを上手く使った中での得点だったと思います。ゲーム自体は悪くなかったと思いますが、その後に前半は押し込まれる時間が長かったですし、ああいうところの戦い方。繋げるところは繋いでもう少し自分たちでボールを保持するなど、ずっと押されている展開の中でどうしても全員に疲労感はあったと思いますが、その中でも集中してやれていたかなと思います。ただ、失点が続いてしまい気持ちが落ちてしまった部分はあったと思います。

先制点のアシストシーンに関して自分で打つという選択肢はあまり考えていなかったですか?
バイス選手よりも(端戸)仁の方が良い位置に入れているという認識があったので、キーパーは横に目線をずらされた方がやりにくいという感じもありました。ただ、もっと良いところに出してあげれば、仁ももっとラクにシュートに入れたかなと思います。少しボールが足元に入り過ぎていたので、あそこは仁がよく決めてくれたと思っています。

ここ最近勝ち切れない状況が続いていますが、その要因をどのように捉えていますか?
失点が今回も早い時間帯にポンポンと2点奪われてしまいましたが、やっぱり失点してしまうとメンタル的に上手く剥がせなかったり、失点の仕方自体もありますが、ダメージが来るような失点になってしまいました。今回に関しては前半ピンチもありましたが、よく耐えながら全員が身体を張って止められていました。後半の入りもそうですが、ちょっと自分たちのボールというか、時間になりそうな時の失点だったので、そのダメージは大きかったと思います。 あそこでもう一度ボールを引き出す勇気や全体がどうしていくか、という部分が少しずれたり、ボールをもらうのが少し怖くなってしまったり、そこのズレによって相手にボールを渡してしまう部分が少し多いと感じています。自分たちがやりたいサッカーがなんなのか、という部分で全員がもっと自信を持ってやっていく必要があります。そういう意味ではもう少し一人ひとりが、このサッカーをやっていくためにもっと勇気を持ってボールを引き出さないとダメですし、立ち位置がどうなのかを問い続けながらやっていくことが大事です。

今日の試合に臨む上であらためてチーム全体で声を掛け合っていた部分を聞かせてください。
どうしても今日は結果が必要だと思っていましたし、ずっとある意味、問題のようなものが続いている中、今日も当日にこうやって出てしまったので、動揺があったか、なかったか、と言われれば、ゼロではなかったです。ただ、そういう声、ヴェルディ自体が言われるようなことは、選手にとっても辛いことですし、そういうことを証明していくには選手たちがピッチ上で結果を残していくしかないと思っていたので、それが結果として出すことができれば、もっと声を大きく言うことができたと思います。ただ、結果を出せなかったので、それが難しくなったと感じています。

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