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MATCH試合情報

2020 プレナスなでしこリーグ1部 第15節 - INAC神戸レオネッサ vs 日テレ・東京ヴェルディベレーザ

マッチレポート

【試合展開】

前節、首位の浦和レッズレディースに3-2で競り勝ち、差を縮めたベレーザ。今節は敵地に乗り込んで3位のINAC神戸レオネッサとの直接対決に臨んだ。

 

アウェイゲームとはいえ、首位浦和が前日の勝利しているため必勝が求められる中、試合は思わぬ展開になる。

 

7分にコーナーキックから岩渕に詰められて失点。30分には最終ライン背後へのアーリークロスで抜けられ、フリーでヘディングシュートを決められる。33分には2失点目と同じ形で最終ラインの背後をとられて3失点目。42分にはカウンターから田中にミドルシュートを決められて4点のビハインドを背負って試合を折り返した。

 

後半は交代カードを切って前がかりに出るベレーザ。76分、中央突破から菅野奏音のくさびを受けた小林里歌子が抜けてゴールを決め1点を返す。その後も前に出たが有効なチャンスは作り出せず、反撃は1点にとどまった。

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監督コメント

永田 雅人 監督

試合を振り返ってください。
前半、アグレッシブにできずに失点を重ねて難しい試合にしてしまいました。後半は相手もリードを守るために引いたのでボールを持てた感はありますけど、スコアも前半の分がなかなか重く、試合をよい形にすることはできませんでした。

前節の浦和戦は試合の入り方が良かったように感じます。違いは感じましたか?
ボールを持ったところから相手に対してどう入っていくかというところで、その道は見つけていたと思うんですが、そこに上手く入れずにボールを奪われて、その後にアグレッシブな守備ができなかったというところです。浦和さんとの試合では、それでもボールが自分たちに返ってくる感じはありました。今日は守備の部分でボールに対して行くにあたって、INACさんのフォワードだったり、オフェンシブハーフだったり、インサイドハーフだったり、たくさんのターゲットがいて、そこを掴み切れなくてプレッシャーをかけられなかったところで、入り込まれてシュートまで持っていかれました。

1点を返した場面は、中央からの崩しでトライしてきた形が出せたのではないですか?
後半に関しては相手の並びに対して、どこに入っていて、どこを突いていって、どこからゴールを狙うかというのは出せたと思います。それからボールを奪われた後に奪い返すところがかなりできていたので、それを前半からやりたかったです。

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選手コメント

FW11小林 里歌子

前半は難しい展開でしたね。
前にボールを運ぼうとしても、後ろに人数をかけていて、前にボールが入ったところで相手の方が人数が多かったりだとか、その中でチャンスを決め切られて、より難しい状況になったのかなと思います。

攻撃では、前線にボールがまったく入らなかったわけではなかったですが、やはりサポートの距離があった感じですか?
全体的に前の人数が少ないというのと、前の選手同士の距離も一人ひとりが遠かったというのも収め切れなかったり、あまりパスが通らないというところにつながったのかなと思います。

後半はその距離感が良くなり、押し込めえたように見えました。
後半は相手が引いてきてボールを保持する中で、後半がどうのこうのというより、前半の戦い方に課題がありました。難しいんですが、相手が引いた中で、もっとゴールにベクトルを持てたら良かったかなと思います。

得点シーンは何度もトライしてきた形が実を結びました。
オト(菅野奏音選手)から良いパスがきたので、出し手も受け手もイメージが合っていて、その中で決め切れたことは良かったと思います。リーグが中断するので、ベレーザはなでしことU-20で人が抜けますが、良い期間にできるように一人ひとりが課題を持って取り組んでいけたらなと思います。

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