MATCH試合情報
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試合を振り返ってください。
ここ3試合はファン・サポーターに悔しい思いをさせていたので、本当にここまでこの地まで来てくれたファン・サポーターと喜び合えてホッとしています。彼らと一緒にラインダンスを踊ることができ本当に良かったなというふうに思います。(今日)このスタジアムに来た時、自分が就任した2022年の夏にここの地まで来て台風で中止になったことが頭に浮かびました。何名かは少し定かではないですけど、台風で中止になるかもしれない中で百人ぐらいのファン・サポーターが来てくれた。そして台風で中止の報を聞いて(ファン・サポーターが)愕然としていたことを、本当にこのスタジアムに来た時に、そのシーンをすごく思い出しました。その彼らに応援してきて良かったと、彼らがそう思えるチームにしないといけないと僕はずっと思っています。おそらくその時のファン・サポーターが今日もここに来てくれていると思うので、そういう意味でも彼らと一緒に喜び合えたことは本当に良かったです。
前半押し込まれる状況が続いた中で対戦相手のやり方を含めて想定外の部分がありましたか?
練習試合でやっているとはいえ、今日の組み合わせで試合はほとんどやったことがないので、ウイングバックの組み合わせも含めてなかなか難しいものがあったと思います。それともう一つは、我々の想定以上に相手が(ロングボールを)蹴ってきました。そこを回収することはしっかりできていたけれども、その後に自分たちのボールにどういうふうにするかというところが、攻め急ぐのか、しっかりつなぐのかというバランスは、組み合わせも含めて新しいメンバーがゆえに、守備のところでちょっといっぱいいっぱいになって、マイボールにする時間が少なかったというのが問題だったかなと思います。守備が破綻したわけではないと思っているので、そこはハーフタイムに修正をしました。中間ポジションをしっかり使えるようになった時間に点が獲れた。しかもメンバーを替える前にしっかり点が獲れたということが、我々のこの選手層の中において非常に大事なことだったかなと思います。
ハーフタイムにメンバー変更する選択肢もあった中、先発メンバーをそのままプレーさせた狙いを聞かせてください。
今日は9人先発を変えたという意味では、彼らにチャンスをつかんでほしかったですし、彼らに自信を持たせてやりたかったという思いがあったので、ここで代えたらおそらくそういうふうにはならない、ただ45分使っただけというふうになると思ったので、とにかく修正をして彼らに時間を与えたいという思いの方が強かったです。
今日の試合でチャンスをつかんだ白井亮丞選手を含め、新しく出た選手たちの評価を聞かせてください。
得点は寺沼星文がロングフィードをしっかりマイボールにしたところからスタートしていますし、仲山獅恩も非常に良い出来だったと思います。白井亮丞も上手くいかない時には彼にフォーカスされがちなのですが、実は彼の動き出しは秀逸で、そこを味方の選手が見てくれていない。いわゆる市民権ですよね。そこを得るには、やはり彼らに時間を与えて結果というもので自信を与えること。周りから市民権を得ること。これが大事だったので、少しは彼を見てもらえるようになるのではないかなと思っています。
PKでの敗戦を含めて3連敗という状況で結果もほしい中、今日は先発9人を入れ替えました。今日のメンバリングにおいて重視した点を聞かせてください。
これまでも何度か話していますが、この6連戦で連戦をやり切れるようなメンタルを主力選手に持たせたかったということ。そしていわゆる競馬のパドック状態になっている選手にチャンスを与えたいというところのギリギリの判断でした。町田戦はもちろんPKで負けて悔しいですけれども、我々としては今やり得ることをやれたというふうに思ったので、ここは次の選手にチャンスを与えようと思いました。町田戦やダービーの内容がもっと違うものであれば、違う決断があったかもしれないですが、いずれにしても勝点は絶対にほしい状況で、彼らに賭けた部分もありました。多少は彼らの自信がつくような試合になってくれたとしたら、それは非常にうれしいことです。
MF 24仲山 獅恩
今季2度目の先発出場で先制点の起点にもなりました。
あそこは縦パスを出しただけなので、良いプレーかというとそんなことは思っていないです。全体的に自分的には納得がいかない試合でした。
前半はどういったことを意識しながらプレーしましたか?
前半は単純に(寺沼)星文くんのところで起点ができると思っていたので、最初の15分ぐらいは自分がロングボール。ちょっと優しめなパスを出して、そのセカンドボールを拾ってという狙いだったので、そこまでは良かったです。ただ、その後の時間の使い方だったり、前線の選手はタフにやってくれていたので、もう少しボールを(平川)怜くんとつなぎながら時間をコントロールできたら良かったなというのが、前半の課題でした。あとは単純に自分もそうですけど、全体的にミスが多かったなと思います。後半は(福田)湧矢くんと話しながら、ちょっとあそこでギャップができると言っていたので、それがゴールにつながって良かったなと思います。
個人として納得がいかなかった部分はどのあたりですか?
単純に自分の動きに納得がいかなかったです。攻撃の選手なので、ゴールに向かっていくプレーだったりというのはもっとやらないといけないです。ボランチだからといって下がってボールをもらっているようでは、世界で活躍できないと思うので、もっと怖いエリアに飛び出していったりというのは増やしていかないといけないです。そういう意味で全然納得できない試合だったので、切り替えてやるしかないなと思います。
守備では積極的に前線から飛び出してプレスに行っていました。
正直、前から行ったら食えると思っていました。1本前で獲れそうだったのですが、あそこもしっかり足に当てにいかないといけないですし、まだまだその部分でやっていかないといけないことはありますが、ああいう追い方だったりはユースから得意だったので、もっとできればいいなと思います。(ダブルボランチのバランスに関して)基本的に怜くんが全部やってくれるので、ちょっと言い方は難しいですけど、自分が穴を開けてしまったスペースは全部怜くんが綺麗に掃除してくれるので、もうそこは「お願いします」と言っていたので、自分はどんどん前へ行きました。
前半はあえて低い位置でボールを受けてリズムを作るプレーもありました。
あれは自分的には良かったなと思います。ゲームの展開的には前に急ぐだったり、あとは星文くんのところでセンターバック2枚つかれていたので、ロングボールを入れてもなかなかセカンドボールを拾えないという部分で、ちょっと自分が落ちて時間を作る。おそらく5分ぐらいでしたけど、そこで時間を作れたことは良かったかなと思います。
ボールを受けて捌くという部分はスムーズでした。
練習からボランチをやることが多く、怜くんと組むことも多かったので、J1の試合だからとかは関係なく、自分たちは練習が一番きついので、練習でできていればどこでもできると思うので、うまくそこは連携しながらできたかなと思います。
フィニッシュやラストパスに絡んでいく部分は課題となりました。
もっとドリブルで進入していきたいのと、前半にも湧矢くんとワンツーみたいな感じで入っていったプレーがあるのですが、あれも自分でやって良かったなと。全部試合後の反省になるのですが、そこは次に活かしたいなと思います。
白井亮丞選手がゴールを決めました。今日の先輩のパフォーマンスはどう見えましたか?
まだまだですね(笑)。でも、あそこで点を獲るのはさすがだなというふうに思いますし、やっぱり持ってますね。明日が誕生日なので、亮丞くんらしいですね。
出場試合で初勝利に加え、このメンバーで勝って反省できるというのは重要なことだと思います。
勝てたことは良かったと思いますが、どんな試合でもですけど、自分のプレーを出せる選手と、怖さのあるプレーができるようになれば、もっともっと上の舞台へ行けると思うので、本当にそこにこだわっていくだけです。ただ、日頃からきついというか、自分たちのためにエクストラトレーニングがあり、そこで森下(仁志)コーチがやってくれている練習とかがあって、それをしっかりみんなが自分事に捉えてトレーニングできているので、それが少しこの結果につながったのは良かったなと思います。
FW 27白井 亮丞
待望のJ1初ゴールとなりました。
めちゃめちゃうれしいです。やっと点を獲れたということが、今一番うれしいですけど、前半とか後半もそうですけど、自分のプレーを見返すと、出来自体は良くなかったです。全然ボールにも絡めなかったですし、体もあまり思うように動かなかったですけど、最後にああやって点を獲ることができたことは、今までに比べて成長できたなと思います。
寺沼星文選手の直前のスルーはあらかじめ感じていましたか?
(寺沼)星文くんと目が合っていたわけではないですけど、絶対これは星文くんがスルーするなと思って準備をしていました。
ミートの際に意識していたところはどのあたりでしたか?
絶対枠に蹴ろうというのと、ふかさないということですね。左足だったので、ふかすのが一番ダメだと思っていたので、絶対枠に気持ちで蹴り込もうと思っていたので、そんなにコースを狙ったとかではないです。
得点後には相手陣で素晴らしい守備もありました。
本来あってはいけないことだと思うのですが、気持ち的にそういう部分(点を決めたことでギアが上がる部分)は少なくともあると思います。前半からやっているつもりではあったのですが、セカンドの反応がいつもより遅かったり、課題もいっぱいあったので、そこは次に切り替えてやりたいなと思います。
守備の部分では先日に城福監督から迫力を出すことが重要というアドバイスもありました。その部分を表現するシーンも見受けられました。
監督からは自分で決断して、行く時も行かない時も自分で決めて、失敗したらまた戻ってくればいいからというような指示を受けていました。だから行ける時に迫力を持って行こうというのを意識してやっていたのですが、疲労だったりの部分もあって、なかなか福田湧矢くんみたいにはできないですけど、そこはもう少し自分で気持ちを強く持ってやりたいと思います。
FW 45寺沼 星文
先制点の場面ではスルーを狙っていましたか?
あそこは狙っていました。自分がニアで潰れる形でしたけど、最初は自分で足を振ろうかなと一瞬思ったのですが、後ろに(白井)亮丞がいると信じてスルーを狙いました。前半もチャンスがあって、でも城福さんが試合前に「このメンバーで結果にこだわれ」と言っていたので、自分の得点という部分よりも確実に決まる方を選んでスルーしました。
後ろを確認していた上でのスルーでしたか?
いえ、見ていなかったですが、亮丞は日頃から一緒にやることが多くて、なんか通じていたというか、「亮丞頼む!」という感じでスルーしました。
そのお膳立てに対するお礼はありましたか?
すぐベンチで、「ありがとうございます」と言っていました(笑)
かつての本拠地で古巣戦を戦った感想を聞かせてください。
知っている選手も何人かいたのですが、あまり古巣、古巣と思うよりも、今日は久しぶりにスタメンで出て、どんな相手でもやろうという感じだったので、あまり古巣というのは意識しないで臨みました。
前半は前線で長いボールを待つ形でした。
相手のセンターバックが食いつくというのがスカウティングであったので、(前半終盤の決定機では)おそらく(新井)悠太のクリアだと思うのですが、そういう五分五分のボールでも「自分なら勝てる」と言われていたので、ああいう背後に出たボールは全部自分が潰れて、(福田)湧矢くんとか亮丞が拾うという形を狙っていたので、あれは狙いどおりの攻撃だったなと思います。
守備の部分では相手の攻撃が少し想定と違った印象もあります。
おそらく自分たちがプレッシングに来るというスカウティングで、前線に根本(凌)くんがいて、そこに放り込むという形だったと思います。そこは(井上)竜太中心に守ってゼロに抑えたというところは、すごく良かったなというふうに思います。
前線からのプレスでは自分たちの左サイドでうまく引っかける場面も目立ちました。
ゴールキックとかも立ち位置とかオプションが2つありました。練習通りにいかないところもあったのですが、基本的に悠太と湧矢くんのところでしっかり獲れていたので、狙い通りにいかなかった部分はあるのですが、基本的にはうまくいった部分もありました。
試合後には水戸のゴール裏へ挨拶に行きました。
すごく温かく迎えてもらって、思い入れや関係の深い顔ぶれというか、そういう方々に挨拶できて良かったなと思います。負けて挨拶に行くのと、勝って挨拶するのではだいぶ違うので、できれば得点を決めて行きたかったですが、そこは次のシーズンで得点を決めたいなと思います。