MATCH試合情報
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試合を振り返ってください。
今日のゴール裏の声援の大きさや熱さは、いま我々が置かれている立ち位置をみんなで共有してくれているなというふうに思います。一度落ちたらどういうことになるかというのを、彼らが一番よくわかってくれている。我々のようなクラブがどのようにトップリーグにしがみついていくか、食らいついていくかというのは、今日の彼らの熱さを見て、一昨年までがどれだけ苦しかったのかということを、改めて思い出しながら選手たちに声をかけました。内容については、もっと我々らしくローリングをしてボールを回したかったです。そこの反省点は多々あります。ただ、いまの怪我人が多い選手層で、横浜FCさんに勝点3を与えなかった。これは非常に大事なミッションだったので、これは胸を張れることだと思います。相手に決定機を与えない。ただ、我々も決定機を作れない。守備的に戦ったわけではないけれども、両ゴール前の集中力というのは、両チームが高かった。そこで決定機を与えない。セットプレーで集中を持続するということは、今このチームにとって非常に大事な経験なので、中断期間で選手が何人も戻ってきてくれる、体調が万全になってくれると信じていますし、あるいは新しく入った選手が一伸びして選択に絡んできてくれると信じているので、ここの相手に勝点3を与えずに乗り切ったということは、本当にこのチームにとって非常に大きなものだったというふうに思います。
リスク管理の部分で選手たちに強調したことを教えてください。
一番良いのは我々がボールを持つことです。これは今までも、かなり攻撃の個のレベルが高い相手に対しても、我々はそうやってきました。それは勝点3を取った時も、そうではない時でも一貫してやってきました。ただ、怪我人が出たり、いろいろなコンディションの問題だったり、あるいは相手の気迫だったり、様々なかみ合わせで、それが思うようにいかない時がある。それが今日だったと思います。我々の志向は全く変わらないです。我々がボールを持って可変しながら相手陣深くでボールを持っていれば、攻められることはないので、それが一番良いことです。ただ、準備したところは、そこで取られたら横浜FCの一番のストロングが出るので、ここのリスク管理だけはイメージしながらボールを持ちたいというふうに思っていました。おそらく前半の25分ぐらいまではあまり持たせてもらえなかった。それは相手も(ロングボールを)蹴ってきましたけれども、我々も圧力を感じて蹴るシーンが多かったです。ハーフタイムには空中戦のところで戦い合うのだけれども、向こうの外国籍の選手はみんなそれを胸トラップしてマイボールにしている。そこの巧妙さがあって、「我々も怖がるな」「ボールを大事にしろ」と伝えました。もちろん蹴る時は蹴るし、上げる時は上げますが、収めるべき時は収めて勇気を持ってつなぐところもありましたし、いつもと変わらないけれども、試合の様相はそうはならなかった。これがサッカーだと思います。
齋藤功佑選手がベンチへ下がって前進が難しくなった後半半ば以降の戦い方について聞かせてください。
もちろん前線の選手が(中盤に)下りてきて可変する場合もあれば、後ろの選手とサイドの選手が可変する場合もあります。いずれにしてもアタッキングサードまで行き切ることが重要で、今日はそのクオリティが少し足りなかったかなと思います。齋藤功佑が下がってビルドアップするのは良いけれども、それはイコールで前線がいないということ。そうであれば、相手のペナルティエリア周辺までボールを持っていかないと、今度は前線に人数を揃えていく時間がないので、そこに至るまでのクオリティが少し足りなかったですし、サイドはアダイウトンがいたので、ウイングバックとセンターバックの可変というのは、ちょっといつもより慎重だったかなというふうに思います。ただ、どの相手にも我々は目指すものは目指したいです。それができないというのは、いまの我々の攻撃力の現状だと思いますので、そこは伸びしろです。ただ、この状況で相手の決定機を少なくするという試合運びは簡単ではないことですし、いまの我々の選手の経験値や選手層では、こういう場合に誰を起用するという部分でスムーズにはいかないので、この中断期間に我々は時間をかけてとにかく選手たちを伸ばしていきたいです。
MF 14福田 湧矢
試合を振り返ってください。
やっぱり残留争いをしていると、こういう難しい試合になるのは百も承知で、僕もガンバに在籍した7年のうち4年ぐらいは残留争いに巻き込まれて、厳しい戦いをしてきたので、残留争いの厳しさを理解しています。ここで勝点1を拾うのと、拾わないのとでは全然違うと思いますし、この勝点1を次のダービーにつなげられたことはポジティブに捉えたいです。
横浜FCは想定以上に前から圧力をかけてきた印象です。
すごく前から来ているとは思わなかったですが、やっぱり最初の入りで裏返せるところが前に引っ掛けてしまって、はね返されて拾われてみたいな展開で、少し呑まれたという印象でした。
個人としてもなかなか相手の守備の矢印を折る部分は苦戦しました。
本当に難しい試合になったと思います。個人的にはこのスタジアム特有の難しさみたいなものがありました。ガンバ時代からそれはずっとあって、そこで呑まれなかったことだけがプラスかなと思います。
後半途中の相手の時間帯を耐えきったことが大きかったと思います。
あそこで耐えられたのは大きいですし、やっぱり後ろが踏ん張ってくれてるところで、前の選手も仕事をしないといけないなと思います。そういう意味では本当に悔しい試合だったと思います。
後半終盤にはチームを助ける前線からのプレスもありました。
体力的には大丈夫でした。今日は行ける日でしたね。でも90分この強度でずっと続けられる、そういう試合を増やしたいなと思います。あの場面も蹴らせるのではなく、自分の中ではボールを奪いに行っています。どんなボールも相手が後ろに下げたら獲る気で行っています。だからこそ相手は怖いと思うので。
前半はうまくいかないなりに最低限の0-0でしたが、どういったコミュニケーションを取っていましたか?
難しい試合になるのは最初からわかっていましたし、まず前半はゼロで終わろうという感じでした。この暑さでこの順位の戦いで、ゼロで終えられたことはすごく大きいなと思いました。ゼロで終わると、相手も順位的に前に出てくるしかないので、そこのチャンスをうまく突きたかったですが、後半も少しうまくいかなかったなと思います。
鈴木海音選手や稲見哲行選手の交代出場のタイミングである程度守備的な戦い方を共有した感じでしょうか?
交代によるメッセージもありましたし、下がって受けるのではなくてもっと割り切ってもよかったのかなと思いました。
難しい戦いが続いています。
あとは本当に結果です。監督もスタッフも120%以上の力で僕たちを指導してくれています。その熱量というか、愛というのをめっちゃ感じています。やっている中の選手たちが試合をしているわけで、その自分たちが結果を出さないといけないなというのは改めて思いました。本当にダービーで勝つだけです。
MF 16平川 怜
試合を振り返ってください。
やっぱり相手も割り切って試合に入ってきましたし、少し自分たちとしても難しさを感じていたので、しっかり体を張る部分やセットプレーでもみんなが集中を切らさないでできていたので、この残留争いでは勝点1が大事だと思うので、そこはポジティブに捉えています。
個人としてはいくつかチャンスを演出する場面もありました。
試合全体的にややロングボールが増えていて、落ち着いて持てるという展開が少なかったので、ボールが持てた時には、味方の良い動き出しを見逃さないようにというのは意識していました。(松橋優安選手へのスルーパスは)自分がフリーでボールを持って、優安のランニングも見えていたので、あれは良いボールが出せたと思いますが、ゴールまであと少しでした。
横浜FCは想定よりも前から圧力をかける戦いを選択しましたが、戦いにくさはありましたか?
相手の圧力は感じましたし、自分たちの守備からなかなかリズムを作れなかったので、そこは難しいなと思っていました。相手の前線3枚のカウンターが少し怖くて、簡単に縦パスを差し込めないというところも感じていました。
ボランチがかなり低い位置まで下りれば、相手は深追いしないため外せる場面はありました。
落ち着いて回す時間も必要だったと思います。ただ、それにこだわってばかりでもいられないようなゲームだったので、少し終盤とかにかけては、勝点1も意識しながら戦っていました。
セットプレーの守備は前節の反省を生かしてアラートにできました。
みんなが意識していましたし、トレーニングでもかなりやり込んでいたので、そこの成果が出ていました。セカンドボールに対してのアプローチも早かったと思うので、そこは続けていきたいと思います。
相手の前線の交代選手によって押された時間帯を耐えたことも大きかったと思います。
守備でゼロに抑えるというのは、このチームのストロングだと思うので、そこを思い出しながら、今度は攻撃でもしっかり点を取れるようにしていきたいです。
今日の勝点1をポジティブなものにつなげるうえで、次の試合は非常に重要となります。
相手も自分たちと勝点が近いですし、かなり大事な試合になってくると思うので、しっかりと中断期間に良い準備をして臨みたいと思います。
MF 19松橋 優安
後半の決定機を振り返ってください。
最後のところの質を高めていかないと、勝点3という結果を呼び寄せられないと思うので、中断期間で次の試合まで少し間が空きますが、そこにこだわっていきたいです。
酷暑のコンディションで走りきる難しさはありますか?
ただ、そこは求められていることなので、もっとその時間を延ばせるようにしていきたいです。
前半も序盤に良い抜け出しからボックス内で折り返す場面もありました。
前半はその回数が少なかったので、やっぱりチームとしてもう少し背後のスペースを狙いたいという思いはあったので、もっとその回数を増やしていかないといけないというのはあります。
前半の戦いの中で意識したところを聞かせてください。
最初は相手もプレッシャーにきましたが、絶対に自分たちの時間になるというのは考えていました。その中でも、もう少しボールを握りながら、背後を狙うというのは狙っていくべきだなと思いました。
相手の前線が気になってサイドでのローリングは普段に比べて慎重になりましたか?
その部分はありました。それが頭にあってやりづらさというのはいつもよりあったと思います。
想定以上に相手の球際はタフだった感覚ですか?
そこは全部勝つぐらいの気持ちで、もっと挑まないといけなかったなというのは反省しています。
今日の勝点1という結果をどう捉えていますか?
相手に勝点3を与えなかったという部分はプラスに捉えています。次はダービーですし、自分は累積警告で出られないですが、チームがより良い方向に進むように、自分としては練習から発信していきたいという気持ちがあります。
試合を通してファン・サポーターの応援は迫力がありました。
本当に心強いですし、アウェイまでこんなに駆け付けてくれていたので、ファン・サポーターのみなさんと一緒に喜び合いたいという気持ちは強いので、そこはより意識していきたいです。