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MATCH試合情報

2024 明治安田J1リーグ 第27節 - FC東京 vs 東京ヴェルディ

マッチレポート

監督コメント

城福 浩 監督

試合を振り返ってください。
アウェイにもかかわらず、多くのファン・サポーターに詰めかけてもらい、素晴らしい雰囲気を作ってくれたことに感謝したいと思います。勝てなかった悔しさしかないです。我々のやりたいことを、特に後半はほぼやれて、それで勝点1で終わるというのは、我々の動き出しであったり、シュートであったり、あと5センチやコンマ1秒、足りないものがあるからだと思います。ただ選手は持てるものを出してくれたと思いますし、あれだけ制圧していたのであれば、やはり勝点3を取らなければいけなかったなと思います。(全体のパフォーマンスとしては)これを続けていくだけだと思います。

前半のプレーが切れたタイミングでチームに激しく指示したところを聞かせてください。
木村勇大のところが、相手のボランチを意識しすぎてプレッシャーを躊躇するシーンがありました。そうすると、今度は我々のボランチが食いついていく。それによって我々のバイタルエリアが開くので、木村勇大個人に対してかなり強く、「前から行け」と言いました。逆に、シャドーは少し行きすぎなところがあったので、シャドーに関しては「もうちょっと落ち着け」、「全部前から行かなくていい」と伝えました。前半の途中から前の3枚の守備はかなり整理できたと思いますし、危なげなかったと思います。前半の最初25分ぐらいまでが、前から行く意識とボランチに引っ張られる意識が少し交錯して統一できなかったなという思いがありました。

改めて点を奪うために必要なことはどのあたりでしょうか?
もちろん、あのシュートがもう50センチいいところに行っていればとか、クロスをダイレクトで合わせてボレーするのではなく、ボールコントロールできるとか、その瞬間のドフリーのときの判断というのは必要ですが、そこは個人でも意識を持つし、チームとしてもそういう質を上げていかなければいけないと思います。ただ、今日の出来であれば、もう10回決定機を作らないといけない。10回作ったのであれば、20回作る。いま我々がやれることをやるという意味では、決定機を増やすことしかないですし、それぐらいやれたはずのゲームだったと思います。

10試合ぶりにスタメン復帰した森田選手の起用の意図と評価を聞かせてください。
コンディションが戻ってきたので、高いレベルで競争してもらっていた時期がここ1、2試合ありました。守備の緩みが出たとしたならば、それはポジションにかかわらず、交代していきます。前の試合の評価と今週のトレーニングでの取り組みを見て、今日彼は先発にふさわしいトレーニングをしてきた。万全かというと、90分持つようなコンディションではないので、行けるところまでというイメージだったので、そこはそのタスクを全うしてくれたらなと思っていました。

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選手コメント

MF 7森田 晃樹

試合を振り返ってください。
全体としてはわりとヴェルディ側にチャンスが多かった試合かなと思います。ただ、前半は特に守備のところで苦労したかなという印象はあります。結構前からプレスに行っていましたが、そのぶん中盤のスペースのところが空いて、そこをうまく使われてしまって戻る距離が増えたところで、しんどい部分もあったので、守備の部分では入りでバタバタした感じです。

今日の勝点1という結果についてどう捉えていますか?
全体を通して見れば、勝てた試合だったかなと個人的には思います。本当に少しのところですね。最後のゴールのところは前半もありましたし、後半も何本もありました。手応えとしては、あるのかなという感じはあります。

4バックの相手に対してミスマッチをどう活かすかというなかで、後半は優位に進められた印象です。
後半は特に相手の強度が落ちてきた部分もあると思いますが、特に後半の自分が交代したあたりというか、後半の最後の20分はより自分たちでボールを保持しながらチャンスを作れた印象があります。

決め切る部分で必要なところを聞かせてください。
正直、今日は野澤(大志ブランドン)選手を褒めるしかないというか、素晴らしいセービングを何本もされましたし、彼に防がれたなという印象です。あとは本当にちょっと触ればゴールという場面もありましたし、そういうところをしっかり突き詰める。チームとしてはそこを目指したいなと思います。

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MF 8齋藤 功佑

試合を振り返ってください。
チームとしては2連敗しているなかで、しっかりと最大限のパフォーマンスを出しましたし、勝ちにふさわしい試合でしたが、自分のところで点を取れていれば本当に文句ない試合だったと思うので、そこは自分の力不足を感じました。

個人としては決定機を決められなかったという印象が強いですか?
何シーンかありましたけど、チームとして押し込めているからこそ、自分の位置でシュートが打てるシーンが増えているなかで、そこで決め切れるかどうかが、勝敗に直結するところだと思うので、そこを実感しています。

前半序盤は少し守備で後手を踏む形となりました。
前半の立ち上がりは少し難しさもありましたが、途中から修正してシャドーが行くというよりかは、(木村)勇大が背中で自分のマークを消しながら出ていくというのが、やっぱり嵌ったかなと思います。

前半の流れを受けてハーフタイムにはどういったコミュニケーションがありましたか?
もう1回守備のところから入るというのと、攻撃のところはもう少し揺さぶって、相手が嫌がっているというなかで、一発背後というよりかはしっかり揺さぶって、相手の間を突きながらやっていこうという話をしていました。

4バックに対するミスマッチという部分以外でもウイングバックの攻撃参加のところは修正された印象です。
2連敗しているなかで、しっかりと課題と向き合って少しずつ成長できている部分が今日は出たので、それは本当によかったかなと思います。継続していくだけかなと思います。

アウェイでのダービーでしたが、チーム全体で落ち着いて戦えていたと思います。
やっぱりモチベーションが高まる試合ではありましたが、みんな冷静にしっかりと勝つためにというところを意識してプレーできました。ヴェルディのファン・サポーターの範囲は(ホームチームと比べると)狭かったですけど、やっぱり一体感と迫力があったので、本当に勝ちたかったなという思いがあります。

連敗ストップの形となった今日の勝点1をどう捉えていますか?
シーズン通して戦うなかでは大きな勝点1だと思います。ただ、この試合に限っては勝たなければいけなかったというのは選手全員が感じています。そこの悔しさは持っていますが、やり続けていくしかないので、次に向けていい準備をしたいなと思います。

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FW 9染野 唯月

試合を振り返ってください。
自分も含めてですが、シュートは本当にたくさん打っていたので、決めるところを決めれば勝てた試合だったと思います。

後半に決定的なヘディングシュートがありました。
十分にいいシュートだったと思いますが、もっと威力のあるヘディングシュートを打てれば、キーパーに触られても決められるゴールを取れたのかなと思います。

ロングボールで競り勝つシーンも多かったですが、前線での起点という仕事はいかがでしたか?
ヘディングでは自分の方が身長で高いというところもありましたし、負けないというのはあったので、そこでもう少しうまくボールコントロールであったり、味方のところに落とせればよかったのかなと思います。

ボールを中盤で受ける仕事に加え、今日はゴール前でチャンスに絡むシーンも増えた印象です。
監督からもゴール前に入って行けというのは言われていたので、もう少しクロスの要求であったりは増やしていって、自分が今日は本当にヘディングが勝てるシーンが多かったので、そこをもっと要求していければいいかなと思います。

相手のゴールキーパーが当たっているときは意識する部分もありますか?
自分としてはもっといいコースを狙っていければと思っています。そうすればどんなキーパーでも入ると思うので、そこを意識したいかなと思います。

ゴール裏のファン・サポーターを煽るようなシーンもありました。
今日という日がどれだけ大事かというのは自分を含めていろいろな人たちがわかっていると思うので、そういったところで勝点3を取れなかったというのはみんな悔しいですし、勝てていないので、次は勝ちたいと思っています。

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