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MATCH試合情報

2024 明治安田J1リーグ 第26節 - 名古屋グランパス vs 東京ヴェルディ

マッチレポート

監督コメント

城福 浩 監督

試合を振り返ってください。
ここまで来てくれたファン・サポーターに悔しい思いをさせてしまいました。試合の入りの悪さが少し信じられないです。甘かったです。1点を取れば、相手は割り切るのはわかっていたので、我々がボール保持したということはほぼ意味がないと思います。それは0-0の展開であっても保持はできたはずです。我々が何を大事にして試合に入らなければいけないかというのは、ちょっと自分の至らなさを今日は痛感しました。

後半のメンバー変更の意図、終盤の[4-4-2]への変更の狙いを聞かせてください。
もちろん相手が割り切って引いているので、後ろは3枚必要ないというか、3枚でも攻撃では前に出ていましたが、クロスを入れる際に中の人数を増やしたかったのと、サイドで仕掛けられる選手をサイドハーフに置きたかったところがありました。そこの意図も[4-4-2]に変えてから本当に効果的だったかといえば、1回ぐらいチャンスはあったかもしれませんが、僕の未熟さだと思います。

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選手コメント

DF 4林 尚輝

立ち上がりに失点を喫した試合への入りについて聞かせてください。
入りはロングボールを多用して、相手コートでやるというのを意識してコーナーキックが取れたりしていて、そこは悪くなかったと思います。ただ、結局あの失点シーンというのは、全体の緩みとあとは最終ラインの自分たちの判断が、もう少し違ったものになれば、失点しなかったシーンだと思うので、それは反省する必要があると思います。

失点場面を振り返ってください。
ボールホルダーにプレッシャーがかかっていない状況を感じて、(宮原)和也くんが出て行ったのは見えていましたし、それに伴って背後に抜けていくシーンというのは見えました。ただ最終ラインのところで、自分の背中に行く選手というのはオフサイドにという思いはありましたけど、結局自分がもっとあの選手を見ていけば、大丈夫だったと思うので、それは反省する必要があると思います。

今季リーグ戦初の連敗という結果になりました。
2敗したというのはもう現実ですし、これは受け止めないといけないです。両方とも0-1というスコアは自分たちにとって本当に悔しい結果です。内容的にはできたこともありましたけど、結果的にその1点で負けてしまうというのは、J1の怖さというものを実感したと思うので、次はダービーですし、なんとしても勝って、次につなげていきたいと思います。

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MF 8齋藤 功佑

試合を振り返ってください。
入りがすべて悪かったわけではないと思いますが、失点シーンというか、守備のちょっとした甘さというのは、監督も試合後にチームを締めましたけど、そこはもう一度、高いクオリティでやる必要があるなと感じています。

前半はボールの前進という部分で苦戦しました。
安全に相手のラインを突破する。この暑さもありますし、相手を走らせて主導権を握って、90分通して勝つためのサッカーを志向しましたけど、そこはもう少し臨機応変に考える必要もあるのかなとは思っています。

ハーフタイムにはチームとしてどういったコミュニケーションがありましたか?
まずは守備の厳しさのところをもう1回締めて入ろうというのと、そこにプラスして、しっかりとサイドに振りながら相手を走らせて、空いたところを使って点を取ろうという話をして、後半に入りました。相手の揺さぶり方が、ただの外回しになってしまうと、全然効果的ではないです。いかに相手を引き出しながら中を使いながら、サイドを変えて相手を走らせて穴を作るか。このようにやっていくのであれば、そこはもう少しチームとしていろいろトライしていく必要はあるかなと思います。

今日はアタッキングサードで連携ミスやイージーミスが散見されました。
全部が悲観する内容ではないですが、やはり出し手と動き出す受け手のタイミングの質だったりは、もっと高めていかないと、このJ1では崩していけないというのもあります。質の部分では当たり前に(相手から)遠い足につけることや、質の高いボールをしっかりつけるといったところは、当たり前にできるようにならなければいけないと感じています。

今季リーグ戦初の連敗という結果になりました。
ここが本当に正念場というか、ひとつの難関、キーポイントだと思うので、悲観的になることが必ずしもいいことではないので、課題とできている部分をしっかりフィードバックしながら、チームとしてここで崩れない。前を向いて、またアグレッシブに挑戦していくということが必要だと思います。

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MF 18山田 楓喜

パリ五輪から戻ってきて最初の出場になりました。試合を振り返ってください。
前半の入りで寄せが甘くて失点してしまって、苦しい展開になりました。ただ、自分としてもチームとしても、後から立て直す力というのはもうついてきてはいるので、最初の入りというのをチームもそうですけど、自分の弱いところが出たなというのが率直な感想です。

オフサイドで取り消しとなったものの、素晴らしいフィニッシュがありました。
ペナルティエリア内やペナルティエリア外のシュートエリアというのは、自分の場所ではあるので、右足で決めた(柏レイソル戦の)ゴールもそうですけど、ああいうところに入っていけば決める自信しかないですし、最後の質のところというのは、前節から城福監督も言っているところですが、そこでの違いはあそこのシーンで見せられたかなと思います。

前半終盤にもカットインから惜しいシュートがありました。
相手が足を出してくるのはわかっていたので、股の間を狙っていたのですが、少し浮いてしまって、相手の出した足に当たってしまいました。あの威力で股下を通せていたら、おそらくゴールになったと思うので、そういうところの質も上げていきたいと感じています。

ヴェルディでは初めて右サイドでコンビを組んだ松村選手とのプレーで意識したところを聞かせてください。
マツ(松村)が幅を取りながら、そこのスペースを自分が自由に動き、マツの仕掛けるスペースを空けたり、自分が受けたら五分五分のボールでも、マツはスピードがあるのはわかっているので、そこで勝負させるというのは、自分たちで喋りながらやっています。まだ、合っていないというか、お互い探りながらの形ですけど、たぶんそこが合ってくれば、相手にとって脅威になると思うので、これからが楽しみです。

前半はボールの前進という部分で苦戦しました。どういったところでずれを作るイメージでしたか?
オフサイドで点が取り消されたシーンもそうですけど、タイミングが一番大事だなと思っていました。ちょっと互いに見すぎな部分があったので、もう少し大胆にアクションをタイミングよく起こしてもよかったのではないかなと思います。

シャドーのポジションでボールを引き出す仕事の部分はいかがでしたか?
本当はもう少し前のシュートエリア、自分のシュートゾーンのエリアで受けたいなと思いますが、そこまで行くのに相手もいますし、自分たちのところを消してくると思うので、そこはチームの流れを見ながら、自分たちがどう経由点になりながら、ゴール前に入っていけるかというのは、これからも点を取るためには必要になってくると思うので、そこは見つめ直しながらやっていきたいです。

今季リーグ戦初の連敗という結果になりました。
個人としてもチームとしても自信を失うことはないです。シーズンを戦っていれば連敗するときもありますし、苦しい時期もあります。その難しい状況をどう自分たちで大事にしていくかというのは、これから終盤戦に入っていくなかで、すごく重要になってくると思います。そんなに重くなりすぎずというか、連敗したからといって何かやることを変えるわけでもないですし、最後の質を高めていきながらゴールを狙っていく。その質を上げるだけなので、特に変わることなくやり続けるだけかなと思います。

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