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MATCH試合情報

2021明治安田生命J2リーグ 第42節 - 東京ヴェルディ vs SC相模原

マッチレポート

【試合展開】

前節、敵地でブラウブリッツ秋田に4-1で大勝したヴェルディは、良い流れを作って今季最後の試合をホームで迎えた。相手はJ2リーグ残留がかかっているSC相模原。死に物狂いで向かってく相手との難しい一戦を迎えた。

 

ヴェルディは、昨日に今季限りでの契約満了が発表された柴崎貴広と福村貴幸がスタメンで起用され、富澤清太郎もベンチに入った。

 

立ち上がりからボールを保持したヴェルディは、プレスを外して前への勢いを持って相模原ゴールへと向かう。何度かペナルティエリアの中に入っていく場面を作る中で、18分に試合が動く。右サイドから福村がクロスボールを入れると、一度は相手GKにはじかれたものの、クリアボールを深澤大輝が拾い、ペナルティエリアの外にいた新井瑞希に預ける。ボールをコントロールした新井は右足を強振し、シュートはゴール左上隅へと流れ込んだ。先制後はボールをコントロールする時間が減り、相手にもゴール前に迫られるシーンが増えていく。しかし、柴崎がハイボールに勇気を持って飛び出して処理し、ゴールを割らせない。

 

後半に入ると、前に出てきた相手に対して、ヴェルディがスペースを使って攻め込むシーンが増えていく。追加点は61分、浮き球のパスを山下諒也がペナルティエリア左角で頭でコントロールすると、サポートに入っていた佐藤凌我が右足を振り抜いてゴール左隅へと流し込んだ。直後にも山下のスピードを生かしてチャンスを作ったが、ゴール前で山本理仁がコントロールに時間がかかり、シュートは相手DFにブロックされた。77分にはゴール前の混戦をプッシュし続け、相手のブロックの隙間を最後は深澤が押し込んでリードを広げた。

 

リードを広げた後も攻勢を緩めないヴェルディ。相手がゴールに迫る場面でも最後まで柴崎を中心にボールに対して粘り強くアプローチし、最終戦を無失点で切り抜け、3-0で勝利した。

 

チームとして、決して順風満帆とは言えないシーズンだったが、最後は9月11日以来にホームで勝利し、今季最多来場者の前で勝利を分かち合った。

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監督コメント

堀 孝史 監督

試合を振り返ってください。
ホーム最終戦であり、今季最終戦を良い形で締めくくることができたので、ちょっとホッとしています。色々な状況がある相模原さんが相手で、高いモチベーションでくることは分かっていました。選手たちにはその相手よりも戦うということをやろうと伝えましたし、相手をリスペクトした中で臨んだ試合でしたが、しっかりと結果を出してくれました。良かったと思います。

今季の中でもベストに近い内容の試合となりましたが、そういった好パフォーマンスが引き出された要因をどのように捉えていますか?
選手たちが普段のトレーニングからポジティブに取り組んでくれて、その選手たちの取り組みの積み上げがパフォーマンスに繋がったと考えています。

途中から監督を引き継いで15試合を戦いましたが、今季を終えての感想を聞かせてください。
自分自身、色々な責任を持ちながら、感じながらやる仕事でした。選手たちがその辺を理解してくれて、信頼関係をうまく作れたと思っています。

今季を振り返って選手たちの成長についてどのようにお感じでしょうか?
本当に良い選手たちが揃っていると思っています。相手も本気のサッカーをしてくる中で、全員がまとまってどうすればチームがうまくいき、勝ちに繋がるのかを選手たちも一番学んだんじゃないかと思います。相手への対応というよりも、自分たちがやっていることを、しっかりと自分たちで調整しながら、自分たち主導でやっていくところができるようになったと思います。相手に対して受け身にならず、それを尊重しながらも、そこに対して自分たちがどうやっていくかを理解してきたと思います。

契約満了が発表されていた柴崎選手と福村選手が先発、富澤選手が早めのタイミングで投入しましたが、その部分の采配の狙い、彼らへの評価を聞かせてください。
本当に今年1年、彼らがやってくれた、試合に出られない中でのヴェルディに対する仕事は大きかったです。相模原さんの出方も踏まえながら、おそらく今日の最後のようにパワーを出してくるところで、彼らがどんな仕事をやってくれるかを考えた中で出場したという形です。(これがヴェルディでの最後の試合ということは関係したか?) その感情もゼロではないですが、こういうスタイルの相手に対して起用を考えていましたし、特に彼らが最後だから出てくれというわけでもないです。しっかりとチームに貢献してくれるという考えがあった中での起用でした。

今季チームを引き継いだ中、ご自身が目指してきたスタイルの完成度は現状どの程度でしたか?
サッカーに完成形というものはなく、どんどん進化していくものでもあるので、完成度という表現は難しいですが、こういうことをやっていこうというところでの選手たちの整理はできている部分はありましたし、それに対して選手たちがしっかりとプレーしてくれるところまではいけたと思います。ただ、当然のことながら課題はあったと思いますし、それがすぐに改善する魔法はないので、今シーズンに選手たちが積み上げてきたものを出せるところまではいったのかなと思います。

選手の中ではもう少しこのチームで戦いたかったという声もありますが、監督ご自身も同じような感情はありますか?
そうですね。シーズン最初から一緒に仕事をしてきましたし、監督を引き継いだ後も含めて選手たちと信頼関係を築けた部分もあったので、あとは自分たちのスタッフと一緒にやっていく中で思い描いていくものが出てきた部分もあったので、もう少し続いたらどうなるのかなと考えるところも、終わったからこそあるのかもしれません。

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選手コメント

GK1柴崎 貴広

ヴェルディでの最終戦で先発出場となりましたが、どんな思いでこの試合に臨みましたか?
契約満了を伝えられた時に、そういう選手に対して最終戦で出してくれるというのはよくありますが、「それはやめてくれ」と強化部、監督、コーチには話をしていました。ただ、みんな良い人たちなので、こんな日に自分を試合に出してくれたので、その最終戦を勝って終わりたいのはみんなの思いだったので、足を引っ張らないようにと、その気持ちで試合に挑みました。

試合内容と結果は非常に素晴らしいものだったと思いますが?
相模原さんも残留が懸かっていて、勢いを持ってくるのは分かっていました。それ以上のプレーをしないと勝つことができないという中で、みんながすごく良いプレーをしてくれました。あまり自分のところで仕事はありませんでしたし、後ろから見ていて、本当にみんなの成長を頼もしいと感じていました。

2人のお子さんと入場し、集合写真も撮影しました。その際にお子さんが涙ぐんでいたように見受けられましたが?
子供には昨日の夜、晩ご飯を食べるときに(契約満了ということを)伝えました。そこから子供、特に息子の方はご飯もあまり食べられず、相当ショックだったみたいです。物心つく前から自分はずっとヴェルディにいますし、彼も色んな選手たちにお世話になっていて、クラブハウスに行けば、みんなが遊んでくれていました。それが子供心にもかなりショックで、色々と心配しているみたいです。だからダメな父親だなと思いますが、ヴェルディでの試合がこれで最後ということなので、良いところが見せられたらいいなと思って入りましたし、気合も入っていました。そういう家族に対して良いプレーを見せたいと思ってやっていました。

ご自身のプレーに対して、スタンドからたくさんの拍手が送られていましたが、どのように感じていましたか?
自分のプレーに関してみんながどう思っていたのかは分かりませんが、自分がプロを目指すきっかけになったのはヴェルディの試合を見に行ったことで、こういう場所でサッカーできることに憧れていましたし、そこでプロ選手になりたいと思ったことを思い出しました。そういうプレーができると思ってくれた人や、自分のプレーに喜んでくれた人もいるかもしれませんが、気持ちよくというか良い思い出にもなった一方で、寂しさを感じる部分もありました。とにかく、最終戦で勝つことができて良かったです。

現時点で現役続行の気持ちがあるということでよろしいでしょうか?
やり足らないことはないですが、色んな人に相談すると、「できるなら続けた方がいい」という声が多いです。自分はやりたくても続けられない人たちを見てきましたし、自分はまだ身体が動くというか、コンディション的にはもちろん落ちているとは思いますが、怪我もないですし、練習も今シーズンは休むことなくやれていました。まだやりたいという気持ちもありますし、息子が「引退しないでくれ」とずっと言っているので、それも少し引っかかっています。ただ、引退してヴェルディでまた働きたいという思いもありましたし、それがあるからこそ頑張れたところもあるので、そこも含めてしっかりと考えたいです。

梶川選手からご自身や富澤選手が夏の難しい時期に、みんなの話を聞いて落ち着かせてくれてチームが崩れずにすんだという話を聞きました。そういう状況においてどんな対応を心がけていましたか?
非情に大変だったのは事実ですし、主に富澤清太郎が色んな経験がありますし、長くやっているぶん、みんなの気持ちや心の中を落ち着かせるところなど、そこは自分たちに求められている役割でもあったと思うので、特別なことをしたわけではないです。個人的にもあの問題は苦しかったですし、投げ出したいと思ったときもありました。ああなってしまったのは、ベテランの選手である自分の責任でもあると思ったので、何とか乗り越えることができました。色々と事実ではないことも言われていましたが、ヴェルディのために真剣に取り組んだ結果という面もありますし、もしそれに対して良く思わないというか、どうなるかまだわからない部分もありますし、週刊誌とかにああいうことが出るのは異常なことだと思うので、それを止めるというか、自分の知らないところで動いていることに対して、何か言っても仕方ないですが、すべてを解決できるような人間であればいいのにな、と思っています。

盟友の富澤選手とのプレーを通じてどんなことを感じていましたか?
やっぱり同期入団で同級生でもあるので、本当になんでも言い合える仲ですし、今年に関しては一番、誰よりも2人で話すことが多かった一年だったので、最後に契約満了になってしまいましたが、今日は勝って終わることができて良かったです。彼とも話しますが、僕たちだったから色々な面で問題が起きたときに、「自分たちが居て良かった」と自身を持って言えますし、何かみんなやチーム、サポーターを含めて自分たちがクッションのようなふうになれたのかなと思います。そこは胸を張って全力でヴェルディのために働いた、ヴェルディのために行動を起こしたわけではないですが、そういう経験ができて良かったと思いますし、使命だったのかなと思います。

ホームタウンの活動などヴェルディのためのピッチ外での活動も目立っていましたが、今は色んなものを託せるチームになったとお考えでしょうか?
チームとして良くなっているというのは、今日見てもらって皆さん分かってもらったと思いますし、これからもっと良くなっていくと思います。来シーズンは問題なく、良い結果を残してくれると思っています。

これまでなかなか出られない時期や出てもチームの結果が出ないことが多かったとおっしゃっていましたが、今日のラストゲームでは3-0のクリーンシートで終えることができましたが?
ある意味、現役でやり続けたい気持ちがあるので、今日のプレーを通じて色々な気持ちの変化があるのかなと思っていましたが、「まだやれるのではないか」、「もういいだろう」ではなく「まだ頑張ってほしい」と思ってもらえるようなプレーができればいいと思っていましたが、その点では無失点だったので非常に嬉しいですし、今日チームも僕やカンペーが最後だという部分で余計に頑張ってくれた部分もあったと思うので、来シーズンはそれが当たり前に結果を出せるチームになっていってほしいと、後ろから思っていました。そして、そうなってくれると思っています。

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DF23深澤 大輝

今季初ゴールを振り返ってください。
自分の(最初の)シュートで決めたかったですが、その後にフクさん(福村)がシュートして、カジ君(梶川)が止めちゃった感じになって、ボールが自分のところにこぼれてきました。“持っている”かなと思いました。ちょっとラインズマンも確認しましたが、大丈夫でした。喜び方も分からず、(佐藤)凌我や(森田)晃樹が駆け寄ってくれたので良かったです。ベンチの人たちも「来い、来い」と声を掛けてもらっていて、今日で最後となるトレーナーの方もいましたし、最後にみんなで点を喜び合いたいという思いだったので行けて良かったです。

試合の入りが非常に良かったと思いますが?
相手は5バックで、スカウティングの段階で[5-4]のブロックを作ったときには押し込めると言われていました。そこでセカンドボールを拾い続けられたのが良かったと思います。欲をいえば、前半のうちにもう1点が取れたら、チャンスもありましたし、もう少しラクなゲームになったのかなと思います。

大学時代からゴール前に飛び出す嗅覚のようなものを持っていると感じていましたが、ご自身の感覚はいかがですか?
サイドバックをやり始めてから、ゴール前に入っていくというプレーはこだわっている部分だったので、そこでボールが来そうだなという部分が、ヴェルディの選手たちは本当に分かりやすいです。練習を一緒にやっていて共通認識というか、ゴール前に入っていったときにこぼれてくる回数が多いと思います。ただ、今日の試合以外にもチャンスはたくさんあったので、そこでもっと落ち着いてシュートやクロスまで持っていくところは今年の課題だったので、来シーズンに向けて精度を高めていきたいです。 僕はユースというか、小学生からヴェルディでやらせてもらっているので、晃樹とは一緒にやっていましたし、(山本)理仁とは時期は被っていませんが、プレースタイルを理解しているので、ヴェルディならではの分かり合えるというか、カジ君や(小池)純輝君も今のヴェルディのサッカーを理解している人たちなので、チームとしての共通理解の高さ、全員がこういうサッカーをやっていくことを理解しているので、そこは永井さんが作り上げてくれたものを、堀さんがバージョンアップしていった結果が今日みたいな試合に繋がったと思うので、みんなに感謝したいです。

プロ1年目となった今季を振り返ってください。
結果的に17試合に出場できました。本当に最初の前半戦、特に2、3月は怪我で苦しんだというか、練習をメンバー外の選手たちと一緒にやっていく中で、試合に出て活躍するんだという気持ちは全員が持っているので、そこをブレずにできたことが、最後に後半戦出ることができた要因だと思います。そこはメンバー外の練習をした仲間や使ってくれたスタッフに感謝したいです。

この1年目を通じてプロに対する認識を改めて聞かせてください。
プロとしてやってみて一番思うのは、強度の高さです。それに対して最初は身体が付いてこなかったというか、これまで一度も肉離れをしたことがなかったのですが、初めて肉離れを合計3回して、足首の捻挫もしてしまい、そこはリハビリをやっていく中でトレーナーやフィジカルコーチと色んな話をしていた中、もっと身体を鍛えていく。個人的にジムに行ったり、メニューを貸してもらうなど、色んな方々のサポートで成長することができました。そういう意味で強度の違いを感じていました。ただ、やれるという部分は元々センターバックをやっていたので、サイドバックも大学では少しやっていましたが、自分は守備の選手だと思っているので、その中でプラスアルファ、攻撃のところでゴール前に飛び出していくなどやっていきたいので、まずは守備のところをベースにやっていきたいです。そこはある程度できるというのが正直な感想です。

後半相手が圧力を強めてきて難しい時間帯が続きましたが、最終ラインでどんな対応を考えていましたか?
ハーフタイム明けに選手を2人代えてきたというところで、その辺りの対応に関して、結構個人能力が高い選手たちだったので、そこで後手を踏んでしまったところ。あとはディフェンスラインとしては「しっかりと耐えよう」というところで、オフサイドによって2失点取り消されましたが、「絶対ゼロで終わろう」ということはボニ君(ンドカボニフェイス)や馬場とも話していました。割り切るところは割り切ってプレーできていたと思いますし、セットプレーなど相手の強みのところで、そこを上回るところを意識していました。

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FW27佐藤 凌我

試合を振り返ってください。
一番は勝利できたことが良かったです。なおかつ苦しい時間帯もありましたが、自分たちが一年間取り組んできたサッカーをこの最終戦で披露することができて結果に繋げられたことが良かったです。

試合の入りに関して相手が慎重なプレーを見せた中、自分たちの流れでゲームを進められたと思いますが?
試合が始まる前から相手を見てプレーしようということを話し合っていた中、相手が前から来ても、引いて守る形でも自分たちのやるサッカーは変わらないので、そこは相手を見ながらうまく入れたと思います。良い時間帯に点を取ることもできましたし、良い立ち上がりでした。

前半30分を過ぎた辺りから後半2点目を取るまで相手の圧力に晒される時間帯もありましたが?
圧力を強められて少し押し込まれる場面もありましたが、そこをシバさん(柴崎)を中心にバックラインが粘り強く守って乗り切ることができたので、その後にどこかでチャンスが来ると思っていました。本当にあの時間帯は後ろに感謝したいです。

ゴールシーンを振り返ってください。
一列下の梶川選手のところに相手のセンターバック1枚が釣りだされた際の裏というのは、自分が狙っていたところだったので、そこをフクさん(福村)がよく見ていてくれてボールが出てきました。そこでヤマ君(山下)も一緒に走ってくれていて、本当に良いところに繋いでくれたので、自分は振り抜くだけでした。

試合前日にはこれまでのヴェルディに多大な貢献をした柴崎選手や富澤選手の2人を含め4人の契約満了が発表されました。そういった仲間のために戦おうというチーム全体の強い意識を感じましたが?
本当にヴェルディを長年支えてくれた選手たちだったので、最高の形で送り出したいという気持ちがチーム全体にあったので、ピッチに立つ選手もサブの選手もベンチに入らなかった選手も強く感じていました。それをピッチに立った選手たちが体現できたと思います。

今日の試合では明治大学とヴェルディのOBで、デビューシーズンに27番を背負った林陵平さんが観戦に訪れていてSNSでご自身を褒める投稿をされていましたが?
まだその投稿を見ていないので知らなかったですが、明治の先輩で同じ番号を付けさせて頂いているので、そうやって気にして頂けることは嬉しいことですし、その期待に応えられるように来年ももっと成長していきたいです。

ご自身のデビューシーズンは全試合出場で13ゴールという数字を残しましたが、今季を振り返ってください。
1年目で全試合出場できたことは、本当に有り難いことですし、自分は本当に周りの選手たちに生かされてゴールが取れているので、周りの選手たちや監督、コーチ、スタッフに感謝したいです。

今シーズンを戦った中、ターニングポイントがあれば聞かせてください。
苦しい時期もそうでしたが、個人的には初ゴールを決めた水戸戦です。その前の試合で大敗した中、自分が初めてスタメンを任されて、その試合で点を決めて勝てたことが大きかったです。本当に良いスタートと言いますか、プロでもできるという感触を得られたので、そこがひとつのターニングポイントだったと思います。それ以降も継続してやるべきことをやってきたので、一時期は途中出場が続いて結果も出せない時期もありましたが、最後の方にスタメンに戻って結果を残すこともできたので、本当に積み重ねが大事だと実感しています。

シーズンは自分の長所を全面に出してゴールを重ねた一方、苦しい時期を乗り越えてスタメンに戻った終盤戦は個人として多くのプレーの引き出しを増やした印象ですが?
自分はそういった引き出しを増やすためにヴェルディに加入した部分もあるので、終盤にかけてちょっとずつではありますが、ヴェルディのサッカーを体現できるようになったことは良いことだと捉えています。ただ、終盤でも理想とするフォワード像からかけ離れている部分もあるので、そこは今後の課題としてもっと上積みしていきたいです。

来季に向けて個人としての目標を聞かせてください。
一日一日、一試合ひと試合を全力で戦うことはもちろんのこと、やっぱり今年の結果で満足していたら上はないと思うので、この一年の活躍だけで終わってしまえば、運があっただけと思われてしまうので、今年の記録を来年更新できるように頑張っていきたいです。

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MF13新井 瑞希

試合を振り返ってください。
今日の試合自体は相手のモチベーションも高く難しい展開が予想されていた中、前半から自分たちのペースというか、開始早々からボールを持って相手を押し込むことができたので、その姿勢が良かったと思います。

今季初ゴールを振り返ってください。
セットプレーでショートコーナーの側に立っていましたが、相手に弾かれたところを(深澤)大輝からボールをもらってミドルシュートという形でした。あの場面では大輝がシュートを打とうとしていたので、横で呼んで相手のマークが一人しかいなかったので、シュートまで持っていけると感じていて、ボールを受けた瞬間に打とうと決めていたので、そのイメージ通りに蹴ることができました。なかなかあの角度でニアを狙うことはないので、あの状況ではファーに打つしかないと思っていて、それがイメージ通りのコースに飛んでくれました。

対戦相手はJリーグデビューを飾った古巣でしたが、ゴール直後のリアクションは古巣への敬意によるものでしたか?
そうですね。相手も難しい状況でしたし、古巣ということもあったので、ゴールパフォーマンスは控えました。

前半30分を過ぎた辺りから後半2点目を取るまで相手の圧力に晒される時間帯もありましたが?
相手がロングボールのこぼれ球を拾って押し込まれる形になってしまいましたが、中の状況では少しイヤな感じがしていたので、もう少し今日の試合ではこぼれ球を自分たちが拾ったときに少しプレーを切るというか、相手陣地にシンプルに蹴って押し戻すような選択もあったのかなとは思います。ただ、ヴェルディらしいサッカーをする上ではリスクを冒して繋いでいくことも重要なので、そこのさじ加減が難しいと感じていました。

試合前日にはこれまでのヴェルディに多大な貢献をした柴崎選手や富澤選手の2人を含め4人の契約満了が発表されました。そういった仲間のために戦おうというチーム全体の強い意識を感じましたが?
シバさん(柴崎)やカンペーさん(富澤)はヴェルディのためにプレーでもそれ以外のところでも、クラブに大きな貢献をしてくれていたことは、選手全員が知っているので、今日は最高の形で送り出したいと全員が思っていました。契約の部分はチームごとに色んな事情があるものですが、自分たちがお世話になってきた人のために気持ちよく送り出したいという気持ちは強かったです。シバさんのためには無失点で終わることが重要ですし、カンペーさんが出るためには自分たちがリードしている展開であることが重要だったので、入りやすい状況を作り出すことをみんなが意識していたと思います。そういったところへのモチベーションは高かったです。

前半戦は出番に恵まれず、終盤戦に入って途中出場からアピールして最終的には主力としてチームの勝利にも貢献しました。今季全体を振り返ってください。
監督が変わったというところが、個人的にはターニングポイントになったと感じています。堀さんはコーチのときからメンバー外の選手たちの練習を見てくれていたので、そういうところで試合に出られていないときも、自分が準備できているところを見てくれていたと思います。それが個人的に嬉しかったです。そこから終盤に結果に繋げることができて良かったです。

これまでのシーズンから得意のドリブルで個的優位をもたらす働きを見せていた一方、今季の終盤戦は守備のハードワークや周囲を使うプレーで大きな成長を見せたと思いますが?
堀さんになってから、より縦に速いスタイルを目指していく中、カウンターで仕留められるところは攻め切りたいですし、ボールを取られた後でも相手の準備ができていないときに奪い返すことができれば、一気に相手のゴール前まで持っていけるので、そういうところは試合に出る中で心掛けていた部分です。

来季に向けた個人としての目標を聞かせてください。
今季の手応えに関しては試合に出ることができればある程度やれると思っていました。もう少し点を取りたかったですが、スタメンで出られた試合はまずまずだったと思います。来シーズンに向けては年間を通してポジションを取って戦えるということを見せたいと思っています。

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