5月を勝利で締めくくれ!
前節は磐田の堅い守備に苦しみ、最後までゴールを奪えないまま0−2で敗戦。セットプレーから先制を許した後は特に有効な攻撃の形を作れず、シュート数もわずか5本に終わった。
手を負傷しながら90分間気迫のこもったプレーを見せた山下諒也は試合後、「ああいう形で相手がラインを固めてくるのは当然。その中で自分たちがどう相手の守備を引き出していくかという部分に課題が出た」と振り返った。先行されて相手に引き込まれた時に、それをいかに崩してゴールを奪うか。あるいはそういう状況に持ち込まれないよう、いかに失点を防ぐか。このふたつはシーズンを通して向き合わなければいけない課題だろう。
今節は初顔合わせとなる秋田が相手。J2初参戦の昇格組ながら、ここまで5勝5分け5敗の9位と粘り強く勝ち点を積み上げている。攻撃はカウンターが中心ながら、ここぞという場面で迷いなく前に出てくる気迫や一体感は脅威。ヴェルディとしてはまず気持ちで負けないこと。そして相手の勢いを上手くいなしながら、持ち前のパスサッカーで主導権を握りたいところだ。
5月は6試合のうち5試合がホームゲームという日程だったが、ここまでの戦績は2勝1分け2敗。5月最後のゲーム、ホーム3連戦のラストをきっちり勝ち点3で終えて、6月以降の反撃の足がかりとしたい。
対『ブラウブリッツ秋田』戦績
※初対戦