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MATCH試合情報

2020明治安田生命J2リーグ 第37節 - FC琉球 vs 東京ヴェルディ

マッチレポート

【試合展開】

前節、昇格枠を争うアビスパ福岡を相手に試合の主導権を握りながら不運な失点で引き分けたヴェルディ。来シーズンの続投が決まった永井秀樹監督のもと、最後まで上を見続けるために、そして先につなげていくために、残る試合にすべて勝つことを目指し、沖縄の地に立った。

 

序盤、右サイドからのクロスをきっかけに決定機を作られたが、その後はボールをしっかりと保持して相手を押し込み、セカンドボールも拾って分厚い攻撃を仕掛ける。4分には相手DF間のギャップに入れたボールを森田晃樹が拾い、強烈なシュートを放つが相手GKに阻まれる。14分にも山本理仁のナナメのパスを受けた森田が左足で強烈なミドルシュートを放つが、これも相手GKの好セーブにあう。すると一瞬で流れが入れ替わる。17分、右サイドからワイドに揺さぶられると、最終ラインの背後を通すようなクロスボールにボールウォッチャーになると、ゴール右前でフリーで詰められて先制を許す。その後はボールを保持して相手を揺さぶりながらゴールへと迫っていく。29分には何十本ものパスをつなぎながら相手をボックス内に押し込み、マイナスのクロスボールで揺さぶって山本がワンタッチでシュートを打つが、これはミートできない。その後もボールを保持して相手を押し込む展開が続くが、39分に背後を突かれてペナルティエリア内に侵入されると、ゴール左にシュートを流し込まれてリードを広げられてしまう。前半終了間際の45+1分にはゴール前で端戸仁がポスト役になり、落とされたボールを藤田譲瑠チマが受けてシュートを放ったが、左ポストを直撃して1点を返せずに試合を折り返す。

 

ハーフタイム、指揮官は特に守備面で厳しく指摘し、逆転へのシナリオを示し、フロントボランチの2枚を代えてチームをピッチに送り出した。守備の緩み、攻撃時のポイントを意識したチームは前に出て、相手のペナルティエリアに何度も侵入するが、なかなかバイタルエリアに有効なボールを入れることができない。それでも、山下諒也と井出遥也のコンビネーションからサイドを起点にゴールに迫るなど、反撃姿勢は全面に示していた。しかし、62分、コーナーキックが連続すると、1本目はマテウスが好セーブを見せて凌いだが、続く2本目でゴール前のこぼれ球を豪快に押し込まれて3失点目。直後にクレビーニョと小池純輝を投入し、この2選手がサイドで優位性を作ってゴール前に惜しいボールを入れ続けたが、結果としてチャンスにはつながらず。逆に86分、バイタルエリアにスルーパスを通され、豪快なシュートを許して4失点目。終盤にリードを広げられる厳しい展開も、タイムアップの笛が鳴るまでゴールを目指し続けたヴェルディ。しかし、あとわずかという攻撃時のズレを修正できずにタイムアップを迎えた。

 

この敗戦により2位以上に権利がある昇格の望みがついえた。残る5試合、自分たちが何を示し、何を残すのか。緩みは許されない。2021シーズンも昇格争いは枠が限られ、厳しい戦いが続く。その厳しさの中で戦う準備はすでに始まっている。

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監督コメント

永井 秀樹 監督

試合を振り返ってください。
アウェイでのゲームということでしたが、前半戦で非常に悔しい敗北がありましたので、そこに対するリベンジと、残り試合で我々の目指すサッカーを完成させるために高いモチベーションを持って入りました。ただ、試合の入りのところで油断ではないと思いますが、それに近い状態のプレーが見られたことは非常に反省しないといけないところです。そして、我々のストロングであるきちんとボールを持って進んでいくということができなかった時間がありましたので、そこはもう一度きちんと修正して改善して、自分たちの優位性が何なのかということを理解しながら、高めながら次に向けてやっていかなければならないと感じています。 その中でも何度か非常に良い形を作れましたし、最後の決めるところを決める。サッカーの世界では当たり前のところですが、琉球さんは決めるところで決めた。逆に、我々は決めるべきところで決められなかった。その差がそのまま出てしまったゲームでした。気持ちを切り替えてまた準備期間は非常に短いですが、立ち止まっている時間、下を向いている時間はないので、前を向いて選手たちと共に進んでいきたいと思います。 一番は沖縄というこのアウェイの遠い地まで足を運んでいただいたヴェルディのファン・サポーターの皆様には、我々の勝利を本当に期待して願って駆け付けていただいた皆様に対して素晴らしいサッカーと勝利を届けられなかったことを非常に申し訳なく思いますし、また次のホームゲームでさらに良いゲームを見せられるように突き詰めてやっていきたいと思います。

前半の飲水タイム後に山本選手をリベロのポジションに移しましたが、その狙いを聞かせてください。
ボールの循環という部分で(山本)理仁に変えた方がスムーズに行くと考えての変更です。今日に関しては(藤田)ジョエルの判断スピードや精度という部分で苦労しているように感じ、理仁と立ち位置を変えました。

後半途中から全体の動きが大きく落ちたように見受けられましたが?
連戦という部分は言い訳にできないです。もちろん、微妙な判定などはゲームの中で色々と起きるものですし、そういうことも踏まえて我々は自分たちのゲームをしないといけないですし、今日に関してはそれができなかった。途中で落ちてしまったところは大きな反省点であります。

山本選手と森田選手をフロントボランチで起用した狙いを聞かせてください。
やはり今日はボール支配の勝負と考えていた中でやはり森田晃樹と理仁という非常に共感し合える選手を配置し、我々が主導権を握りたかったという狙いでした。しかし、なかなかそこのところは上手くいかなかったです。すべてが悪かったわけではないですが、もっと良い距離感でやれるはずの3人だったので、そこはちょっと反省点です。

前半は特に風に苦しんでいたように見受けられましたが?
やりやすいか、やりづらかったかと言われれば、やりづらさを感じていたと思います。ただ、そこも含めてサッカーだと思うので、そういう部分も自分たちのゲーム支配に関わる部分だと思いますし、より賢く戦っていけるようにまたやっていきたいと思います。

前半はもう少しシュートを打っていけたように感じましたが?
なかなか崩しの部分までは良かったですが、その先のところはまだまだ我々に改善の余地がありますし、前向きに考えるならば伸びしろを持ってやれる部分だと思っています。

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選手コメント

MF24奈良輪 雄太

試合を振り返ってください。
どっちつかずの展開の中で失点してしまい、さらに前半で追加点まで奪われてしまい、少し自滅感のある試合になってしまったと思います。

試合の入りの感触はいかがでしたか?
入りはお互いにチャンスを1回ずつ作り合いましたが、改善の余地があると思いながらやりつつも、それなりに自分たちのやりたいプレーもできている感覚でした。やっぱり、先制されたのが全体的に響いたのかなと思います。

風に苦しんでいたように見受けられましたが?
前半は向かい風でなく追い風でプレーしたいという部分でそっちを選びました。そこまで風の影響を受けて強くストレスを感じることはなかったです。

相手に対して後手を踏んだ部分が多かったと思いますが?
もっと長い間、自分たちでボールを持ちたかったですし、逆に相手がボールを持った時に自分たちの中で決められたルールをしっかりと遂行できなかったです。やっぱり、当たり前のことを当たり前にできないと試合は難しくなると思いました。

後半途中から全体の動きが大きく落ちたように見受けられましたが?
客観的に考えて0-3になると逆転することは難しいですし、0-2で折り返した後半にできるだけ早く点を取りたいと考えていた中で失点してしまったので、ショックがなかったと言えば、それは嘘になってしまいます。あの失点は痛かったです。

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MF11井出 遥也

前半の流れをどのように見ていましたか?
相手を見てサッカーをすることが自分たちのやるべきことで、相手の前線からの守備であったり、後ろでブロックを作った後の守備に関して、自分たちがどこから入っていくのか、ということだったり、どこに立ち位置を取るか、という部分では前半もう少し、自分が外から見ていた感覚では、中の選手が立ち位置を変えてやるべきだったのかなと思います。

後半頭からピッチに入る中で監督からの指示と、ご自身のプレーを振り返ってください。
後半は0-2からのスタートでしたし、自分たちは早く得点を取らなければならない状態ではありましたが、開始15分ぐらいに決定機やチャンスがありましたし、相手を動かすことに関してはできていたと思います。ただ、その先に入っていくところで0-2、0-3というプレッシャーというか、点を取らなければならないという部分でいつもよりは前に前にというプレーが多かったと思います。そこに関して早い段階で点を取ることができれば良かったですが、その後はそういうゲーム展開になりましたし、いつもよりは自分たちから前に前にというアクションが多かったのかなと思います。いつものように揺さぶって自分たちのリズムで入っていくというよりかは、少し強引というか、状況が状況だったので、いつもとは違うというか、より点に直結するようなプレーが多かったと思います。

リードの影響もありますが、相手が自分たちの揺さぶりに対してあまり反応してこない感覚はありましたか?
3点差になった時、相手は別に出る必要はなかったですし、食い付いてくるというよりかは、相手は守ってカウンターという形でした。そこに関して自分たちは相手が食い付いてこないぶん、もっと揺さぶって入っていくことが必要だったのかなと思います。0-3になったり、0-2になったりした時に先ほども言いましたが、点を取りに行く必要があったので、揺さぶるというよりか、前に入っていくことやクロスを入れるということが多かったと思います。2点差、3点差ではなくいつものような展開であれば、もっと相手を揺さぶって走らせていたと思いますが、今日に関しては点を取らないとしょうがないので、相手が食い付くかどうかに関係なく、よりシンプルに速い攻撃になったのかなと思います。

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