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MATCH試合情報

2013 Jリーグ ディビジョン2 第41節 - 東京ヴェルディ vs 徳島ヴォルティス

マッチレポート

【試合展開】

前節、水戸ホーリーホックに敗れて昇格プレーオフ進出の望みが途切れたヴェルディ。しかし、ホーム最終戦はなんとしてもサポーターに勝利を届けたい中、昇格プレーオフ進出のために意地でも勝ち点3が欲しい徳島ヴォルティスと対戦した。

試合序盤から主導権を徳島に譲った。8分、左からのクロスを頭で合わせられるもこれは枠外へ。ヴェルディ守備陣も奮闘し、決定機までは作らせない。15分、相手の攻撃を耐え続けたヴェルディはカウンターから前田直輝と右サイドを崩した関光博が抜け出しクロス、これが相手DFに当たってコースが変わり、反応の遅れた相手ゴールキーパーの手を弾きそのままゴール。苦しい時間帯に価値あるゴールが生まれた。しかし、先制後も相変わらず徳島ペースが続く。ヴェルディはカウンターから少ない攻撃チャンスを狙う。23分には相手のミドルシュートがヴェルディゴールを脅かす。30分には右からのクロスを合わせられるもGK佐藤が難なくキャッチ。我慢し続けていた守備陣だが、34分、クリアミスを拾った相手FWがペナルティエリアに侵入し、そのまま落ち着いて決められて失点してしまう。その後もヴェルディは少ない攻撃チャンスの望みを懸けるが噛み合わない。前半ロスタイム、右サイドの関からのクロスを常盤聡が折り返し、高原直泰がシュートも相手DFに跳ね返される。ヴェルディが攻撃のペースをつかみ始めて前半が終了した。

後半はお互いに一進一退の攻防を繰り返す。51分、ゴール前に上げられたボールを常盤が胸で落とし、それを小池純輝がダイレクトシュートも枠外。次第にヴェルディが相手ゴールへ迫る場面が多くなる。56分には右サイドからの展開を受けた高原がゴール前の常盤へクロス。胸でトラップしてからのシュートは相手DFが阻止。17分、右からのCKを吉野恭平が合わせるもゴール上へ。なかなか決めきれず、攻めあぐねる展開が続く。途中2度のフリーキックを得たが、シュートまでは行けず。試合終盤に差し掛かると徐々に徳島ペースになっていく。その後、徳島は昇格プレーオフ進出のためにもロングボールを多用したパワープレーを仕掛けてくるが、これをなんとか耐え続けてタイムアップを迎えた。今シーズンホーム最終戦という節目の試合だったが、少ない好機をものにできずにドローに終わった。

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