前節、伊賀FCくノ一三重を相手に3-0で勝利し、連敗を止めたベレーザ。首位の浦和レッズレディースが引き分けたため差を縮め、10/11に迎える直接対決に向けて、何としても勝利したいタイミングでノジマステラ神奈川相模原との一戦を迎えた。

 

幸先の良いスタートを切ったベレーザ。14分、相手のアーリークロスをクリアすると、そのボールをワンタッチでつないで相手のプレスをはがし、高い最終ラインの背後を突いてハーフラインの左サイドから小林里歌子が抜け出す。そのままゴール前まで持ち込み、相手GKとの1対1で冷静にシュートをゴール右隅へ流し込んで先制に成功する。

 

しかしリードは長く続かない。28分、最終ラインからつないでいく中で、相手の猛烈なプレスを受けると、そのまま中盤でボールロスト。ショートカウンターでミドルシュートをゴール右隅に叩き込まれて追いつかれた。

 

リードを奪いたい後半だが、なかなかマイボールを保持し続けることができない。逆に62分には、またも最終ラインからつなごうとしているところで相手のプレスを受け自陣深い位置でボールロスト。そのままショートカウンターを受けて逆転されてしまう。

 

1点を追う終盤は勢いを持って相手ゴール前まで迫ったが、割り切って守りを固める相手に対して有効に崩し切れず。最後までゴールを奪えずに1-2で敗れた。

試合内容を振り返ってください。
前半のややこちらのペースの時に点がとれていれば、試合展開も変わったかなと思います。そうならなかったとしても、同点、逆転というところでどこかで流れを食い止めて自分たちのペースに持っていかなければいけないところ、なかなかこちらに引き込めなかったところはあるかなと思います。最後、諦めないで粘り強く攻めた点は良かったと思います。試合全体で上手くコントロールをできなかったかなと思います。

選手からはチャレンジした結果でもあるとポジティブな言葉もありました。
怪我人が多い中、常に新たなメンバーで新たな課題のひとつとしてビルドアップもあったので、それに対する取り組みはポジティブなものだと思いますし、それをやったことが今日の試合の結果にはつながらなかったですけど、将来の結果にはつながると信じて取り組んでいきたいと思います。