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MATCH試合情報

2020 プレナスなでしこリーグ1部 第7節 - 日テレ・東京ヴェルディベレーザ vs マイナビベガルタ仙台レディース

マッチレポート

【試合展開】

初黒星と引き分けの後、アウェイでの連戦で10-1、6-1と攻撃力が爆発してゴールラッシュで連勝してホームに戻ってきたベレーザ。開幕戦以来にホームで勝ちたい一戦で、マイナビベガルタ仙台レディースを味の素フィールド西が丘に迎えた。

 

立ち上がりから自陣でブロックを敷く相手に対して、ベレーザはテンポ良くパスを回しながらバイタルエリアに侵入する。人数をかけてスペースを消す相手に対して決定的な場面を作ることはできないが、8分に局面を打開する。サイドに開くようにドリブルした長谷川唯がスルーパスを通すと、右サイドの大外からタイミング良く小林里歌子が背後のスペースに抜け出し、ゴールニア上に強烈なシュートを叩き込んで先制に成功する。

 

なかなか追加点がとれない中で後半に入ると、60分にカウンターからピンチを招くものの山下杏也加のビッグセーブに助けられる。直後の61分、木下桃香のくさびを起点にバイタルエリアで押し込むと、ペナルティエリア付近で競り合ったボールを木下桃香がゴール正面で拾い、右足を振り抜いてゴール左に流し込んで追加点。

 

82分には小林のインターセプトからショートカウンターを発動すると、長谷川のスルーパスに宮澤ひなたが抜け出してゴール前へ。ゴール右斜め前の位置で右足を振り抜いたボールはゴール左上へと転がり込み相手を突き放す。85分には、長谷川がワイドに相手を揺さぶり、ゴール正面のエリアで宮澤からのリターンを受けると、バイタルエリアに相手選手が揃いゴール前を固められている中でループシュートを選択。これがゴール左上隅に綺麗に流れ込んで4点目を決めた。終了間際に1点を失ったものの、その後もアディショナルタイムを含めて、最後までゴールを目指し続けてタイムアップを迎えた。

 

次節は今シーズンから1部に昇格した愛媛FCレディースと敵地で戦う。

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監督コメント

永田 雅人 監督

複数得点の試合が続いています。チームのパフォーマンスに手応えを得ているのではないでしょうか?
あまり手応えのようなものは…もちろん皆もっとボールにチャレンジするとか、ゴールに意欲的に向かうということはできてゴールもとれていますが、今日のゲームで言えば、後ろから相手の脇をとって入れ替わって入れ替わって、強気な意図的なプレーがもっとできたと思います。なので、できたはずの回数で言うと、それを逃したり避けたりした回数の方が多いし、点が入ることよりも僕たちにとっては大きなことなので、それにどう取り組もうかなと考えていることです。

ゴールだけではなくて高いレベルのサッカーを目指しているからこそですね。
もちろんゴールも勝利することも大事ですし、相手が素晴らしいサッカーをしてきて、それを上回りたい一心でやっているのですが、サッカーの本質的なことを突き詰めて自分たちの最大値を出せたかという点では、まだまだ磨かないといけないところです。

これで3連勝となりました。もちろん課題もあると思いますが、チームにプラスアルファが積み上がっていることはありますか?
怪我人が多くなっていることも含めて毎試合違うメンバーで戦っているので、その週末のゲームのためにより良いものを追いかけているだけで、手応えも感じる間もないというのが正直なところです。メニーナも含めて、ここ(ベレーザ)でできる選手は多くいるので、そういう選手たちのチャンスをいかに作りながらチームを活性化していけるか。既存の選手も新しい選手も延びていくにはどうしたらいいかを日々考えています。

次節は昇格組の愛媛FCレディースが相手です。
愛媛もボールを持つ、素晴らしいサッカーの志向を持っているので、すごく楽しみいしていますし、はなから勝ちに行くということではなくて、そういうサッカーと向き合いながら自分たちのサッカーを出しながら良い試合をしてレベルアップしたいと思います。

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選手コメント

MF 11小林 里歌子

まずは3連勝を果たした今日の試合を振り返ってください。
もっとゴールに向かう意識だったり、一人ひとりが相手のラインを割っていく意識というのが、監督からも言われましたが今日の試合はまだまだ足りない部分で、そこは課題かなと思っています。

ゴールの場面以上にゴール前に押し込む場面もありましたし、そこで相手をもっと崩すための工夫ができた、と。
後半は相手も疲れてきて空いてきたので、自分たちもプレスをかける中でボールを拾えてチャンスが多かったんですが、前半に相手がセットしてプレッシングもあまりない中で、おっと前につけれるところや前を向いて仕掛けられるところがあったので、そこがまだまだ足りないところです。

その前半に先制点を決めました。
(長谷川)唯さんが持った時に、自分がサイドで起用されていたらまずはスルーパスをいつも狙っているので、良い形で通って折り返す選択肢もあったんですが、シュートを狙って決めることができました。(ニア上は狙い通り?)イメージ通りでした。角度も微妙だったので、ニアハイだったら入るかなと判断しました。

これで4試合連続ゴールです。ご自身の調子がチームのパフォーマンスとも噛み合ってきているかなと感じます。
調子はどんどん上がってきていると感じますし、ただ、今日ももう1点とれる場面もあったし、今までもゴールを決められる場面はあったので、そこはもっと狙っていきたいと思います。

チームは怪我で主力クラスの選手が多く離脱している状況です。その選手たちの分も想いを乗せて戦っている状況でしょうか? 特に土光選手は長期の離脱となりました。
(土光)真代さんは今までチームを助けてくれましたし、自分が怪我をしている時も気にかけてくれて支えてくれたので、今度は自分たちが支える番だし、これからも真代さんのためにも一つずつ勝っていきたいと思います。

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MF 24木下 桃香

ホームでの初ゴールの感想を教えてください。
応援して下さる人が多い中で自分自身決めたいという思いもあったので、まずは点が取れて良かったです。得点シーンはあまり覚えてないんですけど、ボールが来たので止めてファーストタッチで良いところにいけたのでゴールの奥に思い切り打とうと思って打ちました。

ベレーザの攻撃が好調の要因はなんだと思いますか。
チーム全体がゴールの意識を持って、前に前に行こうというのを目標にやっていて、それが少しずつゴールという形で結果が出ているのかなと思います。

意識してプレーしていたことはありますか。
今日のスタートは(長谷川)唯さんがフォワードに入っていて、唯さんも流動的に動いている中で、自分もスペースを見つけたら自分のポジションにとらわれずにチャンスがあるなら前に出ていこうと思ってやっています。 自分自身、背負って受けるよりもフリーで受けて前を向いて仕掛けていきたいので、相手のライン間で浮くっていうのは意識しています。前半はなかなか上手くいかなかったこともあったので、そういう時はディフェンスラインの方に落ちて前を向いて自分がゴールに向かえるようにというのは意識していました。

ここまで試合に出て感じている課題はありますか。
最近は得点をたくさん取れていますけど、もっともっと取れると思います。みんなで攻めている分、リスク管理の部分で難しいところもあって、最近無失点が少ないというのもあります。守備のことも考えると、自分は攻撃の選手なのでシュートを打ち切るだったり、決めきるところはもっと追求していかないとなと思います。

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