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MATCH試合情報

2024-25 SOMPO WEリーグ 第7節 - 日テレ・東京ヴェルディベレーザ vs AC長野パルセイロ・レディース

マッチレポート

監督コメント

松田 岳夫 監督

本日の試合の総括をお願いします。
まずは3連休の初日、雨の中応援に来てくださった皆さんに感謝したいと思います。 苦しい時間帯で大きな声援をいただいて、本当に選手たちの力になりましたし、それがこういう勝利に結びついたと思っています。 ゲームの方は、なかなか自分たちのリズムを作れない中で、早い時間帯に得点できたことが最後まで影響したなと思ってます。プレッシャーを受けた中で、どうしても足元や同サイド、攻撃が狭くなるといったイメージは持っています。 1枚剥がせれば、逆にチャンスになる、そこで1枚剥がせなかった。それが最後までゲームを難しくした要因なのかなというふうに感じています。 それから、やはりカウンターを多く受けてしまいました。予想してそこはある程度ケアしてきたつもりなんですけれども、実際にはカウンターからシュートまでいかれたシーンが多かったというところでは、チームとしての課題が出てしまったゲームなのかなと。それを改善しつつ次のゲームにまた臨んでいきたいと思ってます。

菅野選手が前線に入る意味とはなんでしょうか。
まずボールが収まる、本当にプレッシャーを受けた中でも高い位置で起点を作ってくれるので、味方が追い越すあるいはサポートする、その本当に数秒なんですけれども、その時間を作ってくれるというのは、やはりチームにとっては大きな存在だなと思ってます。

能動的な動きが多く見られたように感じます。ここまでの試合との違いやいいところとは。
もう本当にいい部分としては、今話にも出ましたけれども、菅野が高い位置で起点を作れた。 それを信じて味方が追い越すことも、それからサポートに入る、3人関わることができたというのは、非常に大きな要因だったのかなと思います。ただ、本当にその中で一つずれると、やはり引っかかってまたカウンターを受けるという意味では紙一重ではあるんですけれども、その辺の質、精度を高めていければ、もっと自分たちのゲーム展開になっていくのかなというふうに思ってます。

後半センターラインの選手へのアドバイスがあったが。
3バックでディフェンスラインにプレッシャーがかかると、どうしても全員が同時に落ちてきがちになる。相手を背負ってボールを受ける状況になっていたので、1人落ちたら1人前に出る、その辺の後ろに関わる選手と、前に行く選手の少し整理をしていきました。後ろに関わって、ディフェンスラインを助けることも大事なんですけれども、結果的に全員落ちてしまうとプレッシャーの餌食になってしまうので、その辺のバランス感覚を持てるようにという話をしました。

長野の前からの圧力に受け身になりすぎたか。
やはりバックパスが多くなったり、相手を正面に置いてボールを受けたり、一つずらせれば、一気に2枚3枚剥がせてしまうシーンで、やはり慌ててしまう、あるいは視野が狭くなる。そういう傾向にある時間帯があったなと思っています。

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選手コメント

MF 10木下 桃香

今日の試合を振り返ってどうでしたか。
点が入ったことは良かったですが、近くの選手とビルドアップをどうするかという話を喜ぶまもなくせざるを得ない試合で、結局最後まで良い形で前進できたシーンはなかなか作れなかったので、内容に見合わない結果なのかなと。ただ前向きに捉えたら、そういう中でも点を取ることができる力があるというのは、本当に良いことだと思うんですけど、でもやっぱり拮抗した試合になったときに、ボールを握るっていうところは、ベレーザは絶対にやらなければいけないと思うので、達成感というより課題を感じた90分間でした。

それは数シーズン前と比べると、目指しているものが高いからでしょうか。
自分が感じるのは、前まではボールを握れるけど、点が入らない、勝てない試合が多かった。最近は自分たちがやりたいプレーが思い通りにいかないけど、点は入っているという印象です。自分たちの理想が変わったのかはわからないのですが、今のメンバー的に速い選手も、個人で突破できる選手も揃っているので、ボールを握らずにカウンターというのが、意外と合っていたりするのかなと最近は感じています。

今日の試合は大変注目されました。ご自身が取り組んだ企画も、やった甲斐もあったんじゃないですか。
そうですね。やった甲斐もありましたし、やって良かったと思います。100日後が雨だとわかっていてもやって良かったです。

みんなが楽しそうにしていましたね。
本当ですか。スタッフの方に動画を撮ってもらっているので、後で見たいと思います。自分は試合の準備があったので、なかなか見ることはできませんでしたが、そういう声も聞いて本当に良かったなと思います。

スタジアムに来ると楽しいよということを伝えたかったと思いますが、その一歩になったのではないかと思います。
そうですね。第一歩になったと思います。今までの集客試合では、無料招待券をたくさん配ったりするという印象が強かったのですが、自分として(の目標)はとにかく人を集めるというところではなかったので、そう感じていただけたとしたら嬉しいです。

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MF 8菅野 奏音

ゲームを振り返っていかがでしたか。
いつもと違うポジションで起用してもらい、一番ゴールに近いところで、ゴールするという意識を強く持って入ったので、2得点できたことは良かったと思います。

1点目はこぼれてきたボールにミドルでした。狙い通りでしたか。
はい。シュートコースが見えて、そこに打ったら入ったという感じです。自分でも結構ゴールはギリギリだったなというのは思ったのですが、本当に見えたところに打てたという感じでした。

2点目はヘディングでした。菅野選手のヘディングゴールは珍しいと思うのですが。
今までないです。小学生以来ぶりぐらいです。だから、スタンドから見ていたイワシさん(岩清水梓 選手)たちにも、『奏音ってヘディングできるんだ』と言われました。それぐらい珍しいゴールだったと思います。

いつもと違うポジションと言われていましたが、センターフォワードでのプレーはどうですか。
自分の強みは裏抜けとかではなく、起点になるプレーや、ポストプレーなので、周りの選手が裏に抜けてくれたり、自分が落ちるのを理解してパスしてくれたり、すごく意識してくれたりするので、本当にそこは自身がやりやすいようにやってもらえているので、自分らしくできています。

菅野選手なりの工夫や、いつも低い位置をやっているからこそ、気付くやり方などあったりしますか。
自分は結構考えずにやるタイプなので、相手がちょっと動いたのを見てどうするかとか、その場で考えるタイプで、キープしてためを作るというところは、自分の中で一番楽しいところなので楽しみながらできています。

この後も試合が続いていきます。意気込みを教えてください。
どこのポジションを任されても、ゴールやアシストを強く意識しているので、これからも結果を意識してやっていけたらなと思います。

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FW 23氏原 里穂菜

今日の試合は、ベレーザでの初先発になりました。試合前はどのような気持ちでしたか。
緊張なのかよくわからない感情で、でもやるしかないっていう感じで入りました。自分の中で普通のプレーをしても意味がないと思っていたので、とにかく今日の試合ではゴールを意識していました。

そうした中での初ゴールでした。
ゴールの瞬間は、『うわーっ!』みたいなものはなくて、安心っていうか、ホッとした感じが強かったです。それで、みんなが来てくれて、徐々に嬉しさに変わっていったという感じでした。これからもっとゴールを取っていきたいです。

右からのパスに、右で打ったのはどのような判断だったのですか。
自分の前にスペースがあって、少し余裕があったので、本当であれば良いトラップをして落ち着いて打とうというつもりだったんですけど、少しトラップが流れたというか、ちょっと遠くに行った中でも、シュートを意識していたので、思いっきり振り切った結果が得点につながって良かったと思います。

コースは狙い通りでしたか。
最初のパスをもらう段階では、右側に置いて、左側にシュートを狙うという意識でしたが、少しトラップが長くなってしまいました。コースは右側しかなくなりましたが、そこしかないコースに決めることができたのは良かったです。

U-20女子ワールドカップから帰ってきて、今のコンディションはどうですか。
代表でも自分の中でシュートを打つことができなかったという反省があったので、どうやってシュートに持っていくかというのは練習から考えてきたことでもありました。それがこういう試合でつながったのは良かったと思います。ただ、コンディションについては上げていく部分がまだまだあると思うので、日頃の練習からもっとこだわってやっていきたいです。

これからスタメンを続けていく手応えはどうですか。
得点することができたというのは自分の中でも大きなプラスになると思うのですが、まだまだボールを失う部分も多かったので、そこをどれだけ自分の中で修正していくか。それによって、どれだけチームの勝利に貢献できるかというのが変わってくると思うので、そこは練習からも突き詰めていきたいと思います。

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