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MATCH試合情報

2024-25 WEリーグ クラシエカップ グループステージ 第2節 - 日テレ・東京ヴェルディベレーザ vs AC長野パルセイロ・レディース

マッチレポート

監督コメント

松田 岳夫 監督

本日の試合の総括をお願いします。
ホーム開幕戦、多くの方に来ていただいて、その中で勝利を届けられたことを非常に嬉しく思っています。1点がなかなか遠い、そういう感じのゲームでした。前節からゴールを奪うというところで、1週間いろんな準備はしてきましたけれども、シュートを打っても相手に当たる。当然、ゴール前で体を張る相手に対してどうやって崩すかというのはこれからも自分たちの課題だとは思っています。その中で今日に関して言えば、相手のボックス前で相手を横に動かすことはできた。ただ、前に食いつかせる、前後に動かすことがなかなかできなかった。それはやはりゴール前で何とか相手を崩そうと速いパスに頼り、狙ったパスが多く、そういう中でちょっとでもズレるとミスになる。そういう綱渡りの攻撃というのが非常に多かったなと思っています。 ただゲーム通して、まずゴールへの意識というのが非常に強く持てた選手たちは、評価すべきだと思います。実際に最後に点を取って突き放した、勝ち切れたことも、非常にチームとしては大きかったと思っています。守備に関して言えばやはり相手の1トップ気味の選手にボールが入るところで、先週はかなりカウンターを受けたというのも反省材料で、今日は1対1になるシーンもありましたが、上手くセンターバックの片方がズレながら、数的優位を作る準備をしていた。そういう意味ではそこも連携としては悪くなかった。PKで失点はしましたが、全員の前へのパワーだけではなく、守備の後ろへのパワーというのが非常に出ていた。そんな印象のゲームでした。いずれにしても、1,000人以上のファン・サポーターの前で、まずは1つ勝ちを収めることができた。今シーズン、これを基準にさらに良いゲーム続けることによって、1人でも多くの方が試合を見に来てくれる、そういう状況を作っていきたいなと思っています。

後半から出場した眞城美春選手と青木夕菜選手は、リーグ戦で2人を先発で出すための準備なのか、それともどういう状態なのか。評価も含めて聞かせてください。
リーグ戦もカップ戦も、我々は公式戦の1つとして、今現状のベストで戦う。それを考えています。ですからリーグ戦でも当然、彼女たちを使うイメージも持っていますし、それはもう状況次第で、やはり戦力の1つのオプションだということ。ただ青木に関しては、まだ16歳ですし、この間のハードなゲームを丸々1試合やった。やはり短いスパンの中でオーバーワークになることっていうのは避けていきたい。そのケガのリスクも考えながら起用をしていきたい。それは眞城に関しても同じで、なかなか今まだ高校生で、普段は学校に行きながら、夜はメニーナで練習をしている。そういう状況の中でこの試合に絡んでいるわけなので、なかなかスタートから全てというわけにはいかない、それが今の状況です。

最終ラインに新加入の三浦紗津紀選手と左のウイングバックに小林海青選手を先発で起用したが、昨シーズンの後半から3バックを積み上げてきた中で、彼女たちがフィットしている部分も多いのかなと感じた。その起用の狙いと評価は。
もちろん普段のトレーニングの中で、競争して勝ち取る。これはもうこのチームのまず鉄則ですけれども、全員で戦うというところでは特に新加入の選手がまず公式戦の中で慣れていくというのは必要な要素。今U-20がいない。サブメンバーも含めて、全部席が埋まらない中で、少しでも早く慣れて、チームのやり方、味方との連携を深める、そういう意味合いも多少ありました。ただ、それだけではなくて、当然彼女たちの良さというのをグラウンド上で出せるように意図して使っていきましたし、実際プレーの中では、特に小林に関してはアップダウンができる選手。3バックというとウイングバックが外にいて、アップダウンするだけなんですけれども、中も活用しながらという今までと違うイメージでゲームに入れたというところは、チャレンジしてくれたなと思っています。流れの中で前半で変えましたが、それでも非常によくやってくれたなという印象です。

菅野奏音選手が2得点を決めましたが、彼女の変化した部分は?
これは菅野だけではなくて、全員がシュートの意識というのは、昨シーズンよりも強く持ってると思います。今日はさらに2シャドーの一角として、1つ前のポジションでやってるので、ゴールが近かったということ。それから彼女の良さというのは、最後の最後で相手の逆を取れるというところなので、守備的な相手に対してやはり最後で逆を取れてゴールに向かうプレーができた。そこは彼女の良さが非常によく出たのかなと思います。

菅野選手が前で、前節同様に岩﨑心南選手を後ろで起用していたが、中盤のセンターのポジションは、どこを重視して選手起用しているのですか。
うちのヴェルディのトップチームでも「ヘソ」と言っていますが、中盤の真ん中のところで我々はそこを活用して、広さを生かしていきたい。要はそこでボールをしっかりと動かせる選手、関わりを持てる選手。それは攻撃だけでなく守備も含めて、切り替えが速く、ボールをすぐに回収できる選手、いい距離感、良いサポートの質を求めていく中で、当然攻守ともに機能できるというところで、彼女を使っています。実際に昨シーズンの経験もあり、今シーズンは非常に高いレベルでプレーしてくれてると思いますし、彼女が入ることによって、攻撃の幅も広がっているのも事実だなと思っています。

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選手コメント

MF 8菅野 奏音

得点を振り返ってください。
1点目は前にもいましたし、ゴール前にも相手のディフェンスが見えたんですけど、思い切って振ろうと思って振ったので、入ってよかったです。 2点目は最初に左足で打とうとして、それが空振りしたのがうまくトラップになって、その後は相手を見ながら打ちました。

前半終了間際でゴールをこじ開けたのはどうでしたか。
昨シーズンなかなかゴールできなかったので、今シーズンは得点や結果にフォーカスしてやろうという気持ちで臨んだので、結果に繋がって良かったです。

今シーズンはゴールを特に意識しているのですか。
意識していますし、アシストもゴールも今シーズン結果を出していかなければならないと思っているので、これからもそこは続けていきたいと思っています。

シャドーとしてどんな工夫をして試合に臨みましたか。
ラインも高めで、圧迫した感じではありましたが、落ちすぎずちょっとのスペースでも浮いているところでボールを受けられたらなとゲームの中で思っていました。 最後に抜けたり、相手のスペースを見ながら、ボランチとは違ったところで受けられたらなとは意識してやっていました。

浦和戦に向けて意気込みを聞かせてください。
今日の試合で改善すべき点も多くあったので、1週間でチームとして勝利できるように、チームで話し合って、絶対に勝利というところを目標に頑張っていきたいです。

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FW 19山本 柚月

ゴールを振り返ってください。
試合終了が近かったので、ボールを持っていることもできたのですが、やはり数的有利の中で良い形でボールを持っていたので、「もう行ってやろう」という気持ちで。決まって良かったです。

今日は相手が4-4のブロックを敷いてスペースがなかったので大変だったと思うが、どのような工夫をしましたか?
今日は中に(菅野)奏音さんがいて、自分の動きとか相手のスペースを見ながら、相手のサイドバックの選手が結構、奏音に食いついていたり(三浦)紗津紀さんの方に出ていったりしていたので、そこを見ながら自分が空いているときに奏音さんや(木下)桃香との関係性で崩せたシーンが結構あったので、そこからゴールにどうつなげていくのかというのが今日の課題だったかなと思います。

前節も連携はスムーズだなと感じていましたが、今日はさらに上手くいっている感じがしたのですが。
前節は中でプレーしていて、フォワードともう1人のインサイドハーフとの関係性が求められる中で、一人ひとりが孤立してしまったという部分が課題で、今回は外でプレーしていく中で、サイドの関係性だったり、監督からもサイドの出口を作るというところを意識して言われていたので、それが上手くハマったのかなと思います。

次はリーグ開幕戦で、相手は浦和です。
リーグが始まってから1回も勝っていない相手なので絶対勝ちたいですし、そこは泥臭く、体を張ってホームで勝ちきりたいと思います。

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DF 4三浦 紗津紀

ベレーザでのデビュー戦となりましたが今日の試合を振り返っていかがでしたか。
本当に勝利だけを目指して試合に臨んだので、勝利できたことは良かったです。

試合では周囲の選手とどういったことを意識してコミュニケーションをとっていましたか。
相手がロングポールを多用してくるのはわかっていたので、そういうところで誰が前に出てカバーするかということを意識していました。他にも相手の前線に残っている選手へのリスク管理は意識して声をかけ合いました。

今回移籍を決断した心境を聞かせてください。
新潟でプレーを続けていた中で、新潟にいたら慣れ親しんだところにいるのでやりやすいというのはありました。ただ、年齢も28歳というところで、自分自身、新潟にいたら今の環境に甘えてしまうというところで、自分が成長するのは今しかないのかなと思い決断しました。

次は浦和とのリーグ開幕戦になりますが意気込みを聞かせてください。
浦和はまだ公式戦をやっていないというところで、自分たちはやれているという違いはあると思います。相手に胸を借りるつもりはないですけど、個人としてはしっかりやれることをすべて出して、試合に臨みたいです。

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