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MATCH試合情報

2023-24 WEリーグ 第17節 - 日テレ・東京ヴェルディベレーザ vs 大宮アルディージャVENTUS

マッチレポート

監督コメント

松田 岳夫 監督

今日の試合を振り返って。
まず、ホームで多くのお客さんが来てくださった中で勝利を収められた。これが一番良かったなと思っています。ここ最近のゲームで、ゴールが遠い、シュートの意識が足りないなど、いろいろな課題がありましたけれども、この試合の準備段階から、やはりそういう課題を解決するイメージを持ってこのゲームに臨みました。選手たちは非常に良く取り組んでくれましたし、今日のゲーム、実際ゴールも多かったですけれども、打ったシュートが多かった。そういう意味ではゴールへの意識を高めてくれたなと思っています。これはもちろんタイミングもありますし、この3連戦でいいイメージを持ちつつ次に行きたいですけれども、やはりゴールを取ることは今までの経験からもそんなに甘いものではない。そういう意味では、なぜゴールが取れたのか、そういうところをしっかりと自分たちに落とし込み、次のゲームに臨んでいければと思っています。

前節よりもシュートに対する意識が高い印象でした。
やはりデータとかを見ても、我々のパスの本数というのは非常に多い。当然、相手のディフェンスラインをはがすために、相手の背後に侵入するためにパスを駆使しているわけですけれども、どうしてもパスに偏る傾向がありました。前回のゲームを見ても、例えばバイタルエリアで前を向いた選手がフリー、マークされている裏に抜けた選手にパスを出す。だったらフリーな選手がボールを運べばいいじゃないかと。どうしても数的優位イコール2対1というイメージを持ちがちですけれども、1対1、プラス味方というのをもう少し強調したいなというのは選手たちにずっと伝えてきました。そういう意味で、例えばドリブルの使い方もいろいろあって、その辺をもう少しうまく活用していけば、ゴールが近づく、あるいは相手のギャップを突いていけるというイメージは持たせたつもりです。そういうものが今日はしっかりとそのボールを持った選手がただパスを狙うだけではなく、やはり相手に仕掛けることが一番になっていた。そこに味方がいいタイミングで絡んでいけたというのは非常にプラスだったなと思っています。

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選手コメント

MF 11藤野 あおば

今節、ゴールに対する強い想いを感じましたが。
セレッソ戦を経て、チームとしてもシュートの本数が少ない、ゴール前で足を振るという選択肢が出来ていないところは、監督から指摘もあり、今週はずっとそこを強く求められていました。前線としてはゴール前だったら足を振るというところと、目指しているゴールっていうところはこだわりを持ってやるというのはチームとしても共通意識を持てていたところだったので、7点という得点に表れたのはすごく良かったと思います。もちろん全体の(シュート)本数も27本とかなりありますが、それぐらい前にパワーを持って縦に早く仕掛けられたっていうのが大事な要素だと思うので、次も継続してやっていきたいです。

シュートスピードも上がっている印象ですが何か特訓をされてますか。
特別個別で何かをやったりというのはそこまでないですが、シュート練習を前より気にかけてやっているところです。日本代表の中ではまだ得点力が低いと思いますし、そこをさらに高めていきたい中で、ゴール前で焦って力んでしまうというのが自分の欠点だと思うので、そこは力み過ぎず、コースを見てしっかり打ち切る、膝下の振りを早くして相手に取られないようにというところは意識しています。そういう意味では、今日の3得点はよりリラックスした身体の動き方で打ち切れたと思いますし、シュートシーンに関して迷いが一つもなかったのがシュートが決まった要因かなと思います。

シュートスピードに比例して筋力も上がっていますか。
筋力は上がっていると思います。筋トレはチームでもあるので、そこで測っても以前よりもより筋力がついてますし、使い方もよりコンパクトにスムーズに動かせるようになったと思います。

初動の速さは意識していますか。
感覚的なところも多少ありますが、スプリントやアジリティというのは海外の相手とやる時にはやっぱり必要だと思いますし、フィジカルで勝てない相手に対して、初速で勝つ、上回る、前段階の準備の部分で勝つことが大事なところなので、そういう瞬発力、一瞬の速さが自分の武器でやっていけるところだなと思います。

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FW 15土方 麻椰

途中から入る時にはどんな気持ちだったか。
スコアがもう結構差がついてる状態での投入だったので、自分自身得点というところが遠かった中で、絶対に点を取るという気持ちで入りましたし、ベンチでもウズウズしてました。入ってからは、クロスに入っていくとか、そういうゴールをするための細かい動きっていうのを継続してやってた結果、得点に結びついたと思いますし、クロスは練習でもやっている形だったので、(藤野)あおばさんと(北村)菜々美さんのクロスの質が本当に良かったのが一番なんですけど、そこにしっかり決め切るっていうことができたのは良かったのかなと思います。

ゴールを振り返ってください。
1点目は、「来る!」という予感はあったのであおばさんがボールを持ったらゴール前に走るということを毎回やっていたので、その結果、すごい良いボールが来て、フリーだったので頭で合わせて、冷静に決めるだけって感じでした。(ファーに入ったのは)ボールの状況を見て入っていたので、そこは臨機応変にというか、決まりはなかったけど、自分が空いてるところに飛び込むってことはできたのかなと思います。

2点目に関してはどうですか。
菜々美さんからああいうクロスが来るなっていう予感はしたので、もう飛び込んで本当に触るだけって感じでした。

ゴールのあとに喜びが溢れていました。
もう本当に点が遠かったので。結果を見てみれば7-0ですけど、どんなスコアであれ、自分が点を取れたってことは自信につながるかなと思っています。

フラッシュインタビューでは感極まっていましたね。
初めてのインタビューでしたし、しかもいろんな感情が込み上げてきた中で、スタメン争いもそうですし、やっぱり得点を決めきるっていうところもそうですし。毎回悔しい思いをしていた中で、こうやって点を取って勝つことができたので嬉しいです。でも、細かい部分で雑になってしまったり、やっぱりこういうゲームだからこそ丁寧にやらなきゃいけないことがあると思うので、そこは次に向けて改善していきたいと思います。

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FW 7北村 菜々美

今日の試合はチームとしてどんなことが良かったか。
チームとしてはゴールに向かうっていうのを意識して、それが7点という結果に結びついたのかなと思います。

ご自身もチーム3点目を奪いました。
最近自分でシュートを打つという気持ちがちょっと薄れていたので、ファーストタッチの瞬間から絶対シュート打つと決めていました。

ゴールの喜びはありましたか。
はい、そうですね。とりあえず1点でも取れたので良かったです。

7点目のアシストも記録しています。
前半に点を取ったシーンと似たような角度だったので、シュートを打つか迷ったんですけど、中に味方がいるのが見えたので、クロス上げたら決めてくれました。

1シーズンの中で5得点はキャリアハイだと思いますが。
「4」っていう山をやっと超えたというのと、まだまだ今シーズンに関してはもっと決められる部分もあったので、残り5試合。ゴールに向かっていきたいと思います。

次の試合に向けて。
今日は大量得点で勝ちましたが、次の試合は気が抜けないですし、まずは体を休めて、万全の状態で臨めるようにしていきたいと思います。

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