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MATCH試合情報

2023-24 WEリーグ 第14節 - INAC神戸レオネッサ vs 日テレ・東京ヴェルディベレーザ

マッチレポート

監督コメント

松田 岳夫 監督

試合の感想・総括をお願いします。
今日のゲームの大切さを、選手・スタッフ、みんなが感じてました。本当にプライドをかけた戦いだったと思います。そういう意味では、球際の激しさであったり、ハードワークであったり、試合全体を通して、戦ったというところは非常に評価できると思います。 ただゴールを奪えなければ勝てないという意味では、相手のゴールが遠かった。前半は特にシュートも、ほぼなかったですし、後半もシュートチャンスがあるにも関わらず、シュートまで行けなかったそういう瞬間もかなりあったと思います。中盤でいくらゲームを支配しても、最後ボックスの中に入ってゴールを取れなければ、こういう結果になるという非常に悔しい結果になったと思います。でも、まだまだ選手たちのポテンシャルを全て引き出せているわけではないので、そういう意味ではこのチームは成長するチーム、成長するための一歩になれた、そういうゲームだったなと感じています。

後半の攻撃について良かった点・もう一歩と感じた点について教えてください。
当然プレッシャーのある中でどういう判断をするかというところで、前半はごぶごぶの状況、攻守においてごぶごぶの状況で、どうしても『チャレンジして行く』にならなかった。一歩引いてしまう、一歩待ってしまう状況が多々あって、後半、勇気を持って一歩踏み出そうと選手に伝えました。 それはただ勢いでいくということではなくて、やはり判断する材料はたくさんあるので、それを拾いながら、それぞれの選手の積極性、あるいは味方との連動、そういうものを駆使してゲームを進めるように、結果的に高い位置でボールを奪えるようになった。 ごぶごぶのゴールを自分たちのボールにすることができた。ゴール前でもチャレンジを持ってゴールに近づこうとすることができた。ただ本当に足りなかったのはゴールというところで、ゲームの中で少しですけれども、進歩できたそういうゲーム内容だったかなというふうに感じます。

お互いの実情が拮抗している中で、その後決め切るために、勝ち切るために、必要なことは何だったと思いますか。
今日後半に出せたような一歩の出だしの速さであったり、プレーの質を上げることはもちろん、我々の良さであるボールを動かす、相手を動かす、相手のギャップをしっかりと狙っていく。その攻撃というのは、もっともっと高める必要があると思います。さらに、ゴールに近づくための、よりシンプルな方法として、クロス・ミドルシュート、そういうものがやや足りないのかなという感じはします。 どうしても綺麗にゲームを進める、最後のところで抜き切ってからでないとシュートを打たない。本当にギリギリの勝負の中での、厳しさというのをまだまだ感じきれてないのかなというふうには思います。 こういうゲームを勝ち切れるようになったときに、選手たちがまた一歩、進んでいけるのかなというふうに感じてます。

代表選手は帰ってきてすぐ今日の試合、そして木曜日にも試合があるという厳しいスケジュールですが、監督からみて選手のコンディションはいかがですか。
オリンピックを控えた大事な強化ですし、日程的には厳しいですけれども、こういう連戦をやって行かないと世界で通用する選手を作っていけないと思っています。各チーム色々な考え方があると思いますが、うちの藤野選手に関しては、2試合フル出場して長い移動時間を過ごして戻ってきた。もちろん彼女のプレーは評価しているし、彼女が(スタートから)出ればまた違った結果になったかもしれないが、それでは代表がいない期間チームで切磋琢磨して高めてきた選手たちの力を表現する場が無くなってしまう。そういう意味では、国内でしっかりハードワークして、トレーニングを積んで高めた選手たちを信頼して使うというのが私の中での第一項目だった。ただ、これからの連戦のところでは、代表選手も含めて全員がハードワークしていかなければ勝利には繋がらないし、そういう意味でより強い選手たちの成長が必要になってくると思っています。

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選手コメント

MF 29松永 未夢

今日の試合の振り返りをお願いします。
上位のINAC神戸レオネッサなのでレベルは高く、1人1人の技術やスピードやフィジカルも強かったです。その中で、自分がゴールに関わるプレーをしたかったのですが、ボールがあまり受けれなくて守備をする時間が多くなってしまって、あまり自分の良さを出すことが出来なかったです。

手ごたえがあった点はありましたか。
自分のプレーが出せなくて、課題が多かったと思います。

次の試合で魅せたいプレーはありますか。
もっとゴールに関わるプレーを増やして、自分からボールを受けに行きたいです。 あとは、ボールもらったら前を向いて、仕掛けたり、自分でシュート打ったり、決定的なパスを出せたり、ゴールに繋がるプレーをしたいです。

次節のノジマステラ神奈川相模原戦にむけて。
どんな状況で自分が出場できるかわかりませんが、自分に与えられたチャンスを最大限生かして、チームの勝利に貢献したいと思います。

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GK 31野田 にな

試合の総括をお願いします。
順位的にも、絶対に勝たなければいけない試合だったなと思うので、引き分けで終わってしまって残念です。しっかり勝ちきりたかったっていう気持ちが一番大きいです。

ゼロで抑えたことに関して何か手応えみたいなものはありましたか。
今シーズンは桃さん(田中桃子)と2人で交代で出ている感じが続いています。 連続して出場するというよりは、試合の間隔が開いて出場することが何回かあって、例えばディフェンスの選手とのコミュニケーションで難しいところもありますけど、やってく中で、チームに適応できてるかなと思う部分があります。コミュニケーションで解決できる問題がたくさんあったと思うので、そこは次に向けて生かしたいです。

今日はシュート数がかなり少なかったですが、後ろから見てて、感じたことや課題はありますか。
チームとしては、ボールを持ってゲーム自体は支配できている時間が多かった中で、最後少し危ない場面もあった。集中を切らさず攻撃してる中でも、守備をしっかりと考えるっていうところが、キーパーにとっては一番大事なのかなと思います。

次に向けて一言お願いします。
本当に、これから勝たなければいけないっていうことはずっと変わらないと思うので、しっかり次に向けて準備をして、良い結果を残していきたいなと思います。

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DF 3村松 智子

試合の総括をお願いします。
ボールは持てるけど、ゴールが遠いというか、でもチャンスはお互い五分五分でした。 最後、若干持たされてる感もあったので、ゴール前のところをどう崩していくかはもう少しやっていかないといけないと思います。 球際際のとこだったり、戦うっていうところでは、前期とは違うベレーザというのは出せたのかなというふうに思います。

後半の狙いについて教えてください。
相手のアンカーの脇が開いてくるのはわかっていました。ただ、相手の3バックはフィジカルも強いので、そこを狙っても簡単に食われてしまうことが多かったのですが、FWが相手の裏に走ってラインを下げてくれたので、(アンカーの脇を)後半の方が(藤野)あおばが使えそうだなというのはありました。

上位対決となった本日の試合について。
勝たないといけない試合だったので、勝ち点1で満足してはいけないですが、上に食らいついていくためにはどんな形でもいいので点取って勝つというところを再確認して今日出た課題を修正して次の試合に向かっていきたいなと思います。

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