日本テレビ
コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社
株式会社ミロク情報サービス
ATHLETA OFFICAL SITE
ゼビオグループ

OFFICIAL MATCHDAY PROGRAM

2021-22 Yogibo WEリーグ 第10節  日テレ・東京ヴェルディベレーザ vs 大宮アルディージャVENTUS
2021.11.20(土)14:00 KICK OFF

PICKUP

中里優「続けてきたことを結果につなげたい」

内容に関しては決してネガティブな部分ばかりではない

──少し間が空きましたが、前節のマイナビ仙台戦を振り返ってください。相手よりも多くのチャンスを作りながら、0-1で敗れました。
前半はなかなか自分たちのペースにできない部分もありましたが、後半はボールも持てるようになってゴールチャンスもたくさん作ったんですが……。「ゴール前での質」が課題だというのは、前節だけじゃなくここまでの戦いを通してずっと感じていることなので、そこはもう一つレベルアップしなければいけないと思っています。

──相手の決勝点は元ベレーザの宮澤ひなた選手の抜け出しから生まれました。開幕前に多くの選手が移籍して元チームメイトと対戦する機会も増えましたが、対戦時はどんな心境になりますか?
もちろん、「負けたくない!」という気持ちはお互いに持っていると思いますが、個人的にはあまり意識しないようにしています。ただ、スピードがあるという特長はよく知っていたので、そこをケアしきれずにやられてしまったのは悔しい部分ではあります。

──先ほど「ゴール前での質」の話が出ましたが、チームがイマイチ波に乗り切れない原因はどこにあると感じていますか?
今シーズンはなかなか結果が出ていませんが、試合内容に関しては決してネガティブな部分ばかりではなく、負けた3試合でも「やれる」という感覚や手応えはつかめていました。ただ、チャンスの場面でゴールを決め切るだとか、カウンターを狙ってくる相手に対しての対応だとか、そこは開幕からずっと課題として上がっています。

──今回、2週間インターバルが空いたことは、チームの課題と向き合ういい機会だったかと思います。この2週間をどう過ごしましたか?
ゴールに向かう意識やそこの質については、練習の中でもすごく求められていますし、自分たちの中でも意識してやってきました。

──課題がある一方で、チームの成長を感じる部分もあるのでは?
チームとしてどの選手が出ても同じサッカーを表現するということを目指していますが、開幕から選手が固定されているわけではない中で、ビルドアップやコンビネーションの部分でそれが表現できているのは成長だと思います。

──13日には「WE ACTION DAY(理念推進日)」で様々な活動を行いました。どんな感想をお持ちですか?
率直に楽しかったです。(女子中高生との合同練習は)自分が中高生の時にこんな活動があったらうれしかっただろうなと思いました。商店街を回ったりもしたのですが、思っていた以上にベレーザのことを知ってくれている方がいて、多くの方が応援してくれているんだということを実感できました。こちらのほうが元気をもらいましたし、楽しい活動でした。

──WEリーグが開幕して数カ月、プロリーグになったという実感はありますか?
周囲から求められること、周囲の目というのは、いい意味で今まで以上に厳しくなったと感じます。だからこそ、結果を出し切れていないところは、まだまだやっていかなくちゃいけないと思っています。ただ、個人的にはサッカーに対する取り組み方、思いというのは、プロだろうとアマだろうと変わらないというか、上手くなるため、勝つため、いいサッカーをするために自分ができることをやり続けるだけだと思っています。そこは変わらずに自分らしくやっていきたいです。

──プロとしてのやり甲斐とプレッシャー、現時点でどちらが大きいですか?
やり甲斐のほうが大きいです。DAZNでも試合が放送されるようになって観てくれる方が増えましたし、実際に今までそれほど連絡をくれなかった友だちが、試合を観て「応援してるよ」と連絡をくれたり(笑)。そういうことが力になりますし、もっと頑張らないといけないと思っています。

──今節の大宮アルディージャVENTUS戦はリーグ戦では年内最後のホームゲームとなります。
本当に一戦、一戦、負けられない試合が続きますが、相手がどこであっても自分たちのサッカーを思い切りぶつけるということが目標なので、相手がどこだからと意識し過ぎず、今までやってきたことをしっかり出せたらと思います。

──最後にファン・サポーターにメッセージをお願いします。
やり続けてきたことをしっかり結果につなげられるように、そして皆さんと一緒に喜べるように頑張っていきますので、今後も応援よろしくお願いします!