『ともに未来へ Green Heart Project 2022』開催報告 Vol.2
東京ヴェルディ株式会社では、2020シーズン、2021シーズンに続き、ヤンセンファーマ株式会社とSDGsパートナー契約を締結し、同社のご協賛のもと『ともに未来へ Green Heart Project 2022』を主催しました。
本取組みはジョンソン・エンド・ジョンソングループの医薬品部門であるヤンセンファーマ株式会社が展開するHeart Projectの一環としてスタートし、“こころの病”をはじめとする、さまざまな障がいと向き合う方々をスポーツの力でもサポートすることにより、就労支援、社会復帰をアシストすることを目指しています。
この活動はSDGsにおける『3 すべての人に健康と福祉を』の達成を目指し、『17 パートナーシップで目標を達成しよう』でヤンセンファーマ株式会社と連携して、ともに未来へ持続していくプロジェクトです。
2022シーズンの活動として、スポーツプログラム・就労体験・試合観戦がセットになった味の素スタジアムでのアクティビティと、ソーシャルフットボールの交流トレーニングを実施しました。
■2022年11月3日(木・祝)J-SOCIETY FOOTBALL PARK 多摩
2021シーズンより、日本ソーシャルフットボール協会にもGreen Heart Projectにご協力いただいています。
ソーシャルフットボールとは、精神障がいのある方々がプレーするフットサルです。
味の素スタジアムで実施した活動にも、ソーシャルフットボール日本代表候補の藤原仁 選手と宮川雅治 選手に参加していただきました。
【日本ソーシャルフットボール協会ホームページ】
この日は多摩センター駅すぐ近くのJ-SOCIETY FOOTBALL PARK 多摩に集まり、ソーシャルフットボールのチームに所属している方、初心者の方に対して、東京ヴェルディのコーチとの交流トレーニングを実施しました。
36名の参加者の方には、この日もGreen Heart Tシャツを配付し着用していただきました。
経験者グループと初心者グループに分かれて、人工芝のコートでトレーニングがスタートします。
フットサルのメニューとは違いますが、普段と違う人々と一緒に、普段と違うトレーニングをすることも、この活動の狙いのひとつです。
トレーニングの合間、東京ヴェルディのコーチ陣が大きな声をかけて、楽しい雰囲気で盛り上げていきます。
そのままの流れで始まった最後の試合形式のトレーニングも、白熱しつつも他の参加者の方を思いやり、協力しあってプレーする素敵な雰囲気で行われました。
参加者の方の中には、『これまでの病歴ではカウンセリングや投薬など楽しくない治療が多かったけれど、こうしてスポーツを通して精神的な部分を改善することって素晴らしいと思いました。普段は交流できない人たちや、小さい子どもともサッカーをする機会なんかもないので、こういう活動はすごくいいなと思いました。今日は来て本当によかったです』という内容のご感想を発表してくださる方もいらっしゃいました。
最後は全員で記念写真を撮影して、この日の活動は終了となりました。
ご参加いただいた皆様、日本ソーシャルフットボール協会の皆様、そしてご協賛のヤンセンファーマ株式会社の皆様、ありがとうございました。
2022シーズンも、新たな活動を楽しみにしています。