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MATCH試合情報

2024 明治安田J1リーグ 第22節 - 東京ヴェルディ vs セレッソ大阪

マッチレポート

監督コメント

城福 浩 監督

試合を振り返ってください。
もちろん勝点3を取りたかったです。ただ、セレッソ相手に10人でアディショナルタイム入れて55分くらい、粘り強く戦って勝点1を取れたことは、選手を褒めてあげたいと思います。あれだけハードワークをしたので、勝点3にふさわしい頑張りをしたと思います。しかし少し押し込まれる時間が長くなると、レオ セアラのところはやはり注意していましたが、最後、あそこのクオリティにやられたところは、人数は足りていたと思いますし、スペースは消していたはずなのですが、あの失点ところはしっかり反省していかなければいけないと思います。ファン・サポーターは本当に勇気づける、背中を押してもらえる声援をしてもらったので、次の試合は必ず彼らと一緒に喜びあいたいと思います。

先発起用とメンバー交代の狙いを聞かせてください。
前半の11対11の時は、悪くなかったと思います。ボールは持たれていましたが、ほぼほぼシュートまで行かれていなかったですし、むしろ我々がカウンターからのシュート数も多く、チャンスの手前ぐらいまでいけていたと思います。今回のメンバーも前回のマリノス戦に引き続き非常にアグレッシブな守備から良い攻撃の手前ぐらいまで仕掛けられたかなと思います。ただ、1人減って[5-3-1]という言い方がいいか、[3-4-1]という言い方が良いかわかりませんが、前の4人が特に負担が増える状況だったので、そこをどこまで引っ張るのかというところだったと思います。決して悪くなかったと思います。1人減った後でも、彼らの走力を保てるうちは、悪くなかったと思います。ただ、少し押し込まれる時間が長かったので、見木友哉と染野でハードな守備をしながらもマイボールの時間をちょっと長くできたらなと思っていました。賢くゲームを進められたらいいなと思いました。山田剛綺はまだ走れていたので、彼が柱になるまでは引っ張ろうという判断でした。

同じ勝点1でも、得た勝点1と失った勝点1というものがあると思いますが、どのように捉えていますか。
繰り返しになるかもしれないですけど、選手の頑張りから逆算したら勝点3を取らしてあげられなかったというのは悔しいです。持たれてはいたけれども、本当に低い位置でみんながコンパクトに保って粘っていたので、その残念さはあります。俯瞰して見たときに、あれだけ個のレベルが高いセレッソに55分近くを戦って勝点1を、勝ち取ったという言い方は少しおかしいですが、粘り強く掴み取ったというところは、彼らを責めるものはないですし、そこは褒めてあげたいなというふうに思います。次は天皇杯になりますが、こういう学びや悔しさなどをどういうふうに次の試合に繋げていけるかというところがこのチームの成長の1つのキーになるかなと思います。

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選手コメント

DF 4林 尚輝

試合を振り返ってください。
あの失点というのはなく終わりたかったなと、振り返ってみて一番感じています。(失点場面の接触では)頭を打ちましたが、失点したことに関係はないので、しっかりブロックしたかったという思いが強いです。

失点場面の対応を振り返ってください。
手前の選手と重なっていた部分があって、それで少し見えなくなってしまったので対応が遅れてしまいましたけど、もう少し自分がしっかり体を寄せてシュートコースに入るようなプレーはできたと思うので、それはもう次にいかしたいなと思います。

前半の守備の対応を聞かせてください。
横浜FMのときに比べて少し受身になっているシーンというのはやや多かったかなと思います。次のステップに行く、もっと自分たちが高い位置で守備をするため、右サイドであればもう少し縦スライドをどっかのタイミングでできたのではないかと伺いながらやる必要があるのかなと思います。ただ腹を決めて2度追いさせて、下がってるときのブロックというのは悪くなかったと思います。

[5-3-1]の形になったあとのチームとしての戦い方について聞かせてください。
1人少なくなって、しっかり[5-3-1]になって、相手のセンターバックに持たせることは仕方がないという部分で、ある意味自分たちは腹をくくってスライドして守っていくなかで、そこを意識しようというのはありました。

1-2で敗れた前回対戦と同じような展開のなかでの1-1という結果についてどう感じていますか?
前回対戦とある意味で状況も似ていますし、前回は引き分けの状況から最後に自分のところでPKを与えてしまい負けてしまったので、それよりもいいスコア、いい結果で終わりたいという思いは強かったです。10人になっても誰も諦めている選手はいませんでしたし、勝ちたいという思いをみんな持っていました。ただ、現状を考えて、もちろん勝つのが100点ですけど、絶対負けないというところ。そこらへんの冷静さというものは、多少あったのかなと思います。後半立ち上がりに先制できたという部分で勝てた試合だと思いますけど、普通に考えてかなり苦しい状況ではあったので、負けなかったというのはプラスに考えることもできます。ただ最初に得点することができたので、10人でも失点しない守備というのは求めていくべきだと思いますし、もっと自分たちにできたことがあると思うので、そこはまた今後に活かしていきたいなと思っています。

後半は相手の浮き球のパスやオフサイドラインとの入れ替わりの攻撃に対して苦戦した印象です。
ハイラインにしているぶん、そこを狙ってくるチームというのは増えると思います。セレッソさんは後半そこを徹底して、オフサイドポジションから戻ってきて、背後に出てくるプレーというのは何回も繰り返されていたので、そこは戻すしかないと言えば、戻すしかないので、その走力というのは今後も繰り返して付けていきたいです。あとは意識的な問題で、もっと下げないといけない場所というのはあるので、そういった部分を確認しながら、もっとリスク管理、堅く守れるようなチームにしていきたいと思います。

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FW 11山見 大登

ゴールシーンを振り返ってください。
(PKキッカーは)決まっていなかったですけど、今日は自分が絶対に蹴ろうと思っていました。キム ジンヒョン選手が動かなかったので、とりあえず思い切り蹴りました。もしジンヒョン選手が動いてたら、その逆に蹴ろうかなと思っていました。

ホームでのリーグ戦では初のゴールになりました。
プロ3年目ですけど、ホームのJリーグで点を決めたのは初めてですし、すごく感慨深いものがありました。

試合を通してシュートのフィーリングはよさそうに見えました。
振れているなという感触はありましたし、オフサイドもありましたけど、2本ポストにも当てているので、そこの感触はよくなってきているかなと思います。

前半の守備のイメージはいかがでしたか?
(山田)楓喜が退場するまでは、センターバックのところに出られるタイミングがあれば出ていって、キーパーまで行って、逆のセンターバックも追っていくというシーンが何回かありました。(田中)駿汰くんのところで起点を作らせたりしたら厄介ですし、奥埜選手や上門選手がそこの間に入ってくるという情報は入っていたので、間を通させないようにして、できる限り外回し、外回しというのは用意していました。ある程度そこがかみ合ったからこそ、ああいうふうなカウンターにも行けたと思っています。

ご自身と翁長選手の左サイドのところが前半は攻撃の起点になっていました。
相手のサイドバックとサイドハーフが高い位置を取っているぶん、ボールを奪えば間が空いているというのはわかっていましたし、前を向いてスピードアップすれば、入れ替われる自信もあったので、そこはいい形でできたかなと思います。(翁長)ヒジくんが上がってくるタイミングも早いので、そこをうまく使いながら、ある程度できたかなと思います。

10人になってからより意識を高めた部分はどの辺りですか?
センターバックにボールを持たせてフリーで運ばせる部分は仕方ないというのがあったので、ツナ(綱島)と(齋藤)功佑くんの3人で横ズレをしながらクロスの対応であったり、間のレオ セアラ選手に通させないようにだったりを意識してやっていました。

2試合連続で結果を残しました。
やっぱりスタメンで出させてもらっているぶん、そこで結果を残さないと次につながっていないと思います。ゴールやアシストという結果を求めてやってきましたし、日頃の練習からやっている部分を、ここにきてある程度形で示せていると思うので、やり続けていくことが大切かなと思います。

前節と全く同じスタメンでの戦いとなりました。
立ち上がりの部分であったり、前からプレスに行く部分や走るところというのは、今の3人が頑張っている証拠だと思います。前節は前半失点もありましたけど、前半で2点取れたというのもあったので、3人にとってもいい自信になっているかなと思います。

1-1の結果をどう捉えていますか?
10人になって、あそこまで押し込まれた展開で負けなかったというのは、大きいと思います。勝てたら一番よかったですけど、仕方ない部分もあると思います。

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MF 17稲見 哲行

前回対戦での退場という事実もあり、より一層気合いが入った試合だったと思います。
前回対戦のセレッソ戦で自分は退場してチームに迷惑をかけているので、そこでまずは結果でチームを助けたいというか、リベンジの気持ちで挑みました。

カピシャーバ選手との難しいマッチアップになりました。
左足を抑えようと思っていたので、何シーンかやられてしまいましたが、最低限のことはできたのかなと思います。でも、まだまだ1本もやらせないぐらいでやらないと、その少ないチャンスで決められてしまうのがJ1なので、そこをもっと突き詰めていきたいなと思います。

数的不利でかなり負荷がかかる展開になりましたが、どういった意識でプレーしていましたか?
より奪いに行くというよりは、より失点しない守備を心がけて、自分だけでなく、その前の選手を動かしながら、あとは自分サイドのセンターバックを動かしながらというのは意識していました。相手の特徴的な選手を低い位置で受けさせることだったり、シュートを打たせない、最終的なブロックの部分というのも意識しました。

後半は相手の浮き球のパスやオフサイドラインとの入れ替わりの攻撃に対して苦戦した印象です。
そこは自分が今のポジションになって、よりボランチではないことなので、そこは毎試合、毎試合成長していくべきところですし、J1の選手はそこをまずゴールに近い部分から走ってきたり、そこを狙ってくることが多いので、集中を切らさないということが大事になるというのは、毎試合感じています。

個人としては前回対戦の退場という経験もあり、山田楓喜選手の退場を受けて、より勝点を取るところを意識したと思われます。
そこは全員が意識していましたし、10人になっても言い訳しないというのも、中の選手で声をかけ合っていたので、そこは勝点1という結果を全員がポジティブに捉えていると思うので、次の試合につながってよかったなという部分です。

ここ数試合、押し込まれる展開が続いています。
最終的に押し込まれて、自分たちが引いているところからボールアタックをしないと、失点してしまったり、自分たちも前期を戦ってきて、引いた状況でミドルシュートを打たれて失点してしまったりという場面が多かったので、そこは前期の反省も活かせているというか、全員がそこをアラートになっているので、まだまだそこの部分は突き詰められるとは思いますけど、前期の反省を活かすことはできているかなと思います。

右ウイングバックで出場が続いていますが、個人としての改善点を聞かせてください。
ポジションも考えて、自分の守備というよりは、ディレイの種類が最近多くなってしまっているので、もっと自分の得意な間合いだったり、やらせない守備よりも、もっと奪いに行く守備というものができたら、それはよりチームのためにもなると思います。その出すタイミングだったり、押し込まれている状況ではなく、チームが嵌められている状況を作って、それを出せるということが一番だと思っています。そこは自分個人だけではなく、自分の特長を出しやすい声かけだったり、周りの選手を動かすというのは、もっとやっていきたいと思っています。

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