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MATCH試合情報

2023-24 WEリーグ 第15節 - 日テレ・東京ヴェルディベレーザ vs ノジマステラ神奈川相模原

マッチレポート

監督コメント

松田 岳夫 監督

今日の試合を振り返ってください。
まず勝ち切るためにはゴールが必要というイメージでゲームに入りましたが、なかなかゴールが遠く、リズムが作れない中で失点をしてしまった。そういう意味では、前半の戦い方としてはうまく入れていなかったイメージはあります。 ただ、ゲーム全体を考えた時に、交代選手も含め、1試合しっかりと進めることができたのは全員で戦った結果だと思います。負けている中でもゴールを目指しながら、しっかりと成果を出せたというのは様々な形で自信につながっていくと思います。 連戦の中でやはり限られた選手だけでは戦っていけない。そういう意味で普段出場機会の少ない選手も含め、全員の勝利だと思っています。この戦いを次にもつなげていきたいです。

前半、ボールを一定のラインまでは運べていましたが、最後の部分でうまくいかない印象でした。
出場した選手はそれぞれゲームへの意欲をしっかり出せていたと思いますが、積極的にボールに関わろうとして、逆にボールに寄りすぎたり、落ちてきすぎたり、ゴールを目指す上で相手の前でプレーをしていた機会が多かったと感じます。 後半は、落ちすぎず、相手の背後に入るように、一つ前のポジションをイメージしてプレーするように伝え、機能していったと思います。

今日も交代選手が得点に絡みましたし、途中から入ってくる選手の勢いやパワーがかなり増している印象を受けました。
普段のトレーニングから、選手たちがそれぞれのプレーをしっかりと高めているので、どこかでその力を発揮する機会は与えてあげなければいけない。連戦というのは、チームにとってはプラスに成長するいい機会と感じています。リスクを恐れず、積極的なミスならOKと、選手たちにも話をしています。その中で選手たちの積極性がうまく機能した。それがゴールにも結びついているし、それぞれのプレーの良さを引き出していると感じます。

前半から後半にかけて、藤野(あおば)選手のポジションを変更した狙いは。
ポジションのイメージもありますが、例えば藤野をトップ下とすると、後ろにも関わらなければいけないという意味でボランチのところまで落ちてプレーをするなど、どうしてもプレーエリアが低くなってしまいます。そこで、前半の途中から土方(麻椰)と変えてフォワードにしました。ゴールを目指すところで非常に力を発揮する選手ですので、一番ゴールに近いところでプレーするようにとハーフタイムも含めて話をしました。

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選手コメント

DF 5松田 紫野

後半からの出場でしたが、前半の戦いはベンチからどのように見ていましたか。
相手はロングボールが多く、守備から入っていて、なかなかゴールに向かうのは難しい印象でした。こちらのウイングに相手のサイドバックが結構食いつくシーンがあったので、その裏をもう少しつけると思っていました。後半はそこを意識して、左からオープンでボールを運ぶというのはコーチからも言われていました。

かなり攻撃を活性化できていたと思いますが。
休んでいた分準備期間は多くあったので、コンディションをあげていくという点でフィジカルやケアの部分を入念に準備できたので、復帰戦にしてはしっかり(力を)出せたと思います。

結果的にはオウンゴールでしたが、同点ゴールを演出しました。
正直クロスをあげた時に、もう少し真ん中より奥に行くボールを蹴りたいと思っていたのですがちょっと前に当たってしまいました。それが本当運良くいったので良かったです。

サイドからのクロスに対しては意識していますか。
練習からクロスの練習はしてきたので、意識という点では、選手間での共通意識は持てていると思います。

次節以降に向けた意気込みをお願いします。
まだまだ順位争いはありますが、一つ一つの試合に集中して、選手全員で戦って必ず勝利したいと思います。

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MF 11藤野 あおば

久しぶりのゴールはどうだったか。
うれしかったです。1点ビハインドからオウンゴールという形で同点に追いついて、勝ち越しゴールは必ず必要だと思っていましたし、今日の試合は絶対に勝つべき試合だったんで、その追加点を挙げられたのは良かったです。

シュートコースは見えていたか。
ゴールが自分の真正面にあった中で、相手も自分の前に正対して立っていて、正直コースは見えてなかったんですけど、相手は守備の原理原則としてゴールとボールを結んだ延長線上に立つというところはあるので、股抜きはずっと狙ってました。

もう一度組み立て直すという選択肢はなかったか。
ここ何試合か、ゴールに向かう姿勢が必ず必要だと思っていました。今シーズン入る前に(植木)理子さん、(小林)里歌子さんが抜けて、「誰がゴールを目指すの?」ってなった中で、そういうゴールへのベクトルって必ず誰かが向けていないとチーム全員の目指すべき場所があやふやになったりすると思います。もちろんベレーザの良さである「動かす」というところは良さだと思いますけど、点を取らないと勝てないスポーツなので、そこは自分も求めてやっていました。相手が自分から離れたときは、ゴールに体を向けてプレーするというというところは意識していたので、ボールをもらった瞬間は受け手を探してたっていうところはありますけど、でも相手とは距離が遠かったので、そこはゴールを狙うべきだというところで、ゴールに正対してプレーしました。

今季、より難しさを感じているところ、それを克服するために自分でやってることはあるか。
効果的なポジション取りをするというところは常に意識付けしていましたが、マークもきつくなったなというのはあります。今日の試合でもディフェンスラインに入っているのに、アンカーの選手がマンツーマンでついてきたりとかして、「ここまでついてくるんだ」って正直びっくりしました。でもそれぐらいの選手になれてるのはすごくうれしいですし、その状況でどう点を取っていくのか、チームに点を取らせるのかというところが、楽しみながらやれているところです。中断期間に新加入の選手が入ってきて、生かされる選手がいる中で、自分のやりたいように動かすこともできますし、でも自分自身もゴールっていうものをしっかり目指した中で、ゲームメイクのところで落ちるとゴールまでの距離が遠かったり、点が取れないところはあるんですけれども、チームに点を取らせること。ゴールっていう形で直結しなくても、作りの部分は何でもできると思うので、上手く割り切りながらやっているところもあるので、ゴールを取ったときに起点になる選手が自分であるようなことは心がけてやっています。

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FW 19山本 柚月

後半からの出場になりましたが。
課題でもあるゴール前の崩しや、相手とのサイドとのかみ合わせがあまりうまくいっていないと思っていました。そこを意識して入りました。

相手が前回対戦時とシステムが変更していた影響は感じたか。
そうですね。相手のサイドハーフが自分たちのスリーバックのサイドにプレッシャーに来ていたので、その裏のスペースをうまく使えたらいいなと思っていました。

後半交代の3人が入って、かなり流れが変わったと思うのですが、どういうプレーを意識しましたか。
ビハインドだったので、ゴール前の積極性や力強さを出せたらというのはベンチでも話していましたし、ハーフタイムにも(監督に)言われたことだったので、そこを意識して全員でできたのが、結果に繋がったのかなと思います。

かなり身体のキレが上がっているように見えましたが感触はいかがですか。
FWにヘディングの強い選手が入って全員クロスの意識が高まる中で、クロスの質を高めることと、そのキックを生かしながらもドリブルで入っていくところは、次のステップだと思っていました。カットインからのシュートは練習からやっていたことだったので、結果に繋がってよかったと思います。

得点は低く抑えた良いシュートでした。
あれは狙い通りでした。今日3本ほどシュートを打って、他は浮いてしまうところがありました。得点したシーンでは中に入っていけて、相手は近かったですが、イメージ通りに打てました。

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