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MATCH試合情報

2023-24 WEリーグカップ グループステージ 第2節 - 日テレ・東京ヴェルディベレーザ vs アルビレックス新潟レディース

マッチレポート

監督コメント

松田 岳夫 監督

試合を振り返ってください。
苦しいゲーム、これを最後にモノにできたというのはチームとしては非常に大きかったと思います。昨年度は引き分けの数で苦しんだところがあったので、このゲームを勝ちきれたというのは、全員の力を出せたのかなと思っています。 先週のゲームから少しスピードをコントロールして相手の中央に侵入しようと話していました。先週はカウンターの良さ、背後への大胆なプレーがありましたが、今週は、前半にそこを失ってしまったところがあったと思います。その分、ボールlが動いて相手のゴールには近づけました。近づく方法はたくさん増えたと思いますが、シュートを打てなかったと思います。 打てばチャンスにつながるところで、パスを選択してしまう、そういうところが目立った印象です。 逆に後半は積極的にシュートを打つところまで行きましたが、なかなか崩すことができず、やはりサイドからのクロスの質、ラストパス、最後のコントロール、そこが決まればというところでミスが多かったように思います。 ただ、1戦目よりも課題を克服してよいゲームができたと思いますし、全員がもっとうまく、もっと強くという意識をしっかりトレーニングから表現してくれているので、そういう意味で勝ちはすごく自信になるし、次のゲームに向けて次の1週間、トレーニングを積んでいきたいと思います。

今季は全勝を目指すということをおっしゃっていた中で、勝つことによって得られる選手たちの自信の持ち方ということについてはどのように考えていますか。
もちろん勝つことは自信につながるし、結果が出れば一番ですけども、それよりも勝つために何をするかというところが大切だと考えています。やはり失点をした後に下を向いて時間がどんどん過ぎてしまう、そういうところをなくして、しっかりと顔をあげてみんなで声を掛けながら次のゴールを奪いに行く。そういう姿勢の部分をもっともっと高めていきたいと考えています。

最後の3点目のシーンは植木選手のプレスバックからのゴールだったと思います。チームの守備への評価を聞かせてください。
基本的には前から積極的に、奪われたら高い位置で奪い返す、そういうアグレッシブさをチームに要求しています。昨年よりも多分強調しているのは奪った後のカウンターの部分です。比較的ボールを持つ時間が長いと、ボールを動かすだけでゴールが遠くなってしまう。奪った後のファーストパスを前に、そこにみんなが連係していく。そういう部分はトレーニングでもミーティングでも話しているので表現できたかなと思います。

リーグカップの位置付けについて聞かせてください。またカップ戦で試してみたいことはありますか。
チームによってカップ戦の捉え方が違うというのはなんとなく感じています。自分が他チームを指揮したときにはそういう部分も持っていたのも事実です。 自分も環境が変わり、選手もスタッフも変わった中で、やるサッカーも変わってくるということを考えたときに、今まで当たり前だったことを、そうじゃないんだと、一皮むけたプレーを要求していきたいと思っています。 これでOKではなくて、常に選手に課題を出しながら取り組んでいきたいと考えています。 そして、そうであるならば、勝っていかないと選手も納得しないので、勝ちながら成長していくという機会にしたいと考えています。

最後までボールが動いていたのはよかったが、みんながうますぎるので、同じようなリズムで新潟も守りやすい側面もあったのではないかと思ったが、いかがでしょうか。
もうバレてもいいんですが(笑)、まず最初は同サイドへのパワー、特にサイドの選手の前にパスコースを増やしていきたいと考えていて、そういうアグレッシブなプレーを要求しました。1節目はそれがすごくよく出ていたと思います。 ただ、対応されているのにサイドを使ってボールを失っていたことも多かったんです。 今回は、それをおとりにして中央を使っていこうとしていました。その先は中央からまたサイドを変えるとか、広い展開につなげていきたい、そういう意味では、1節目、2節目と段階を踏んでできてきている手応えを感じています。

女子サッカーの日として、開催されていましたが、いかがでしたか。
いろいろなカテゴリーの選手たちが必死に戦っている姿をみなさんに見ていただきたいですし、女子サッカーを見る人、やる人、底辺が拡大することによって日本の女子サッカーが高まっていくと思います。 こういう企画をたくさんやりながら、まずは見てもらう、感じてもらう、そういう機会にしていただければと思っています。

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選手コメント

MF 7北村 菜々美

3−2という形で競り勝てた試合になりました。振り返ってどんな感想をお持ちですか。
引き分けの状態で出場して、点を取りに行くしかなかったので、それを形にできてよかったです。

出場する際に意識したことはありますか。
とにかくゴールに向かうしかなかったので、積極的にシュートは打っていこうと思っていました。

得点シーンは非常に積極的な姿勢が見えました。
ゴールが見えていたので、シュートを打つしかないと思って振り切りました。

こうした試合で勝利できたことは、タイトルを考えたときに非常に大きかったと思います。
結果的に自分の得点が3点目になって、勝ちにつなげることできたので、本当にうれしいです。

ファン・サポーターの方も多く来場してくれました。
たくさんのファン・サポーターの方が来てくださいました。昨シーズンは、なかなかホームで勝てなかったので、今季のリーグカップはホーム2連勝とすごくチームとしても、ファン・サポーターのみなさんにとってもうれしい勝利になったのかなと思います。

リーグカップは続きます。今後の意気込みをお願いします。
勝ち続けるしかないので、この試合はしっかり喜んで次に向けてまた準備していきたいです。

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MF 10木下 桃香

今日のゲームを振り返ってください。
難しい試合にしてしまったなというのが率直な感想です。前節に比べて自分たちが余裕を持ってボールを持てる時間が長かった分、スコアの部分もそういう結果にしたかったなと思います。

内容と結果にギャップがあるという感じでしょうか。
ボールを持てていたというよりは、自分たちが良かったというよりも、相手の守備の仕方、ちょっとリトリートっぽくしていたので、こちらが余裕を持ってボールを持てていたという感じでした。 そこから入っていくところ、ゴールにつなげていくところができていなかったので、内容的にどうかというと、自分たちがコートの中で修正をしていたら、もっとよくできていたのかなと思いました。

松田監督になって2試合が終わっていかがでしょうか。
もちろん、去年に比べて変化はありますし、まだ2試合目なので、自分たちもちょっと探りながらというのはあると思います。システムも久々にオーソドックスな4−4−2でやっているので、今はその変化を楽しむまではできていないんですが、どんなものが生み出せるか、というのを探りながらやっている感覚があります。

その中でベレーザの10番を背負っているのはどう感じていますか。
ベレーザの10番というのは、今までこのクラブにいてその重みは感じています。ベレーザは勝たないといけないチームなので、実際自分が10番を背負うということになったときに、より結果にこだわるという部分を強く持たなければいけないというふうには考えています。

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FW 15土方 麻椰

試合を振り返ってください。
攻守においてアグレッシブに戦うというのは、チームもそうですが、自分に特に求められているところだと思っていたので、まだまだですが、少しは貢献出来たかなと思いました。 自分が得点に絡んだり、得点したりはしなかったんですが、この勝利はとても大きいと思います。

どんなことを意識してプレーしていましたか。
自分はポストプレーとかが得意なので、ボールを受けて前にボールを供給する、前を向いてシュートを打つというのを自分がやらなければいけないことだと思っています。自分の中ではまだまだですが、自分が受けながら攻撃に絡むことはできたかなと思います。

守備についてはいかがですか。
理子さんと声を掛けながら、2トップがいかにスピーディに追うかというのは大切なことだと思っています。守備のスイッチを入れるのはメニーナの頃から持っているものなので、それは出せたかなと思っています。

得点への意欲は?
練習でも毎日1点は決めるというのはこだわってプレーしています。練習で決めても試合で決めないと意味がないですし、練習試合で決めても公式戦で決めないと意味がないと思っているので、得点という形でチームに貢献したいという思いは強くなっています。

ファン・サポーターの方にメッセージをお願いします。
熱い応援ありがとうございました。こうした声援はあまり慣れていないのですが、メニーナのときもコロナであまりそうした状況にはなりませんでした。声を出して応援いただいていて、非常に励みになっていますし、これからもファン・サポーターのみなさんに恩返しできたらと思っています。

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