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MATCH試合情報

2022-23 Yogibo WEリーグ 第18節 - 日テレ・東京ヴェルディベレーザ vs ちふれASエルフェン埼玉

マッチレポート

監督コメント

竹本 一彦 監督

本日の試合を振り返ってください。
今日のゲームは、3つのミッションを選手と共有して臨みました。ひとつはホームゲームでファン・サポーターの方に必ず勝利を見せること。ホームでの勝利数が少ないので、ホームで勝つということです。もうひとつは、チーム全体でケガ人が多かったり、戻ってきた選手たちがいる中で、新しい並び、新しい選手起用になっているところがありました。それでもチームが一つになって戦うということ。3つめは、大量得点で勝つということ。得失点差も影響するので、大量得点するということ。その3つを共有して入りました。 ゲームは早々に1点が取れて良い入りをしました。自分たちの並びも少し変えて今週はトレーニングをしてきたので、その効果もあったと思います。選手起用とかゲームの流れ、得点につながるプレーが多かったと思います。 後半も、松永(未夢)選手、岩﨑(心南)選手、木﨑(あおい)選手などいろいろな選手を起用することができました。9点というのは、WEリーグでもあまり聞いたことがないと思うのですが、それだけ得点ができて、自分たちの新しい形が功を奏したのかなと思います。 ただ、これは今日のことなので、来週もN相模原さんとホームで試合があります。今日はケガ人も出ていますが、チームとして万全な状況で臨みたいです。そして村松(智子)キャプテンのアクシデントがありましたが、その交代で入った宇津木(瑠美)選手の安定したプレーが非常に目立ったなと思いました。

大量得点を狙っていたとのことでしたが、なかなか狙っていても取れないと思います。取れた要因と3トップが躍動していましたが、その評価を教えてください。
要因のひとつは中盤とDFラインのビルドアップの精度が良かったことだと思います。ダブルボランチの木下(桃香)選手と菅野(奏音)選手がとてもボールをよくさわって落ち着いてサイドチェンジなどをして、中盤の優位を保ちました。またDFラインも3バックでしたが、安定感して繋げたというのもありました。それがあってこそ、前線の3トップ、両ワイドが生きたと思います。中盤のビルドアップの精度が高まったというのが大きな要因だと思います。

村松選手の交代、藤野選手も途中で退きました。ケガの程度は?
まだはっきりはわからないです。メディカルがしっかり診断したあとになります。

小林選手のリーグ初ゴールとなりました。どんな印象をお持ちですか。
最初いつもとポジションが違っていたのですが、彼女のボールを収める力が、チームの得点のアシスト役になっていたり、彼女の得点の力になっていたと思います。ただ、まだまだできる、さらにできる選手だと思っています。 今季リーグ初ゴールというのは彼女の力を考えれば不思議なのですが、これからの残り4試合でどれだけ得点してくれるか期待したいと思います。

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選手コメント

FW 9植木 理子

今日の試合を振りかえってください。
前半の早い時間帯から得点を重ねて、大量得点で勝てたというのは、ここ2試合勝ちがなかった中で、チームとしてよい結果になったと思います。

1点目が大きかったと思いますが、振りかえってください。
前向きにボールを持ったときから仕掛けるのが自分の良さなので、早いタイミングでシュートを打てたのが良かったですし、コースは甘かったですけど、強さがあってバウンドも含めて取りにくいコースには飛んでくれたのでよかったです。

ワンフェイクを入れたあたりなど身体のキレを感じました。
あそこのシーンでカットインしてシュートすることが多いので、そこを使いながら縦に突破できたのは調子が良いと感じますし、判断もよかったのかなと思います。

立て続けに取れた要因は?
全員が前への意識が高く、奪ってから前にすぐボールを預けてくれていたので、そこからゴールを奪えていたのが良かったですし、決め切れていたのが大量得点に繋がった要因だと思います。継続していきたいです。

ハーフタイム中はどのような話をされていましたか。
最終節に順位をできるだけ高い位置で終えるためには得失点差も大切なので、前半5点を取っていても差を詰められる可能性もあったので、気を引き締めていこうとみんなで話していました。

得点ランキングトップに立ちました。
自分の仕事は得点することなので、それが結果に繋がっているのは本当に嬉しいことだと思います。今日の試合に関しては、味方のみんなに取らせてもらえたゴールが多いので、味方に感謝したいです。 自分がゴールを取り続けることがベレーザの強さを証明することに繋がるので、ゴールに対してはどん欲にいきたいです。

前節、三菱重工浦和レッズレディースとの引き分けは本当に悔しかったと思いますが、この1週間はどう過ごしていましたか?
勝利を目指している中で、2試合引き分けてしまったのはチームとしての弱さを全員が痛感したと思います。ただ、そこで引きずっているチームは本当に弱いチームだと思うので、ベレーザは違うんだぞというのを見せられるのは、この試合しかありませんでした。そこでこれだけゴールを奪えたのは、一歩ステップを踏み出せたからだと思っています。

代表選手でもありますし、植木選手は警戒されているケースが多いと思いますが、そのマークを受ける中で決めきることが求められていると思います。意識していることは?
駆け引きの部分で相手の背後を狙ったり、相手を外したりすることが今まで以上に必要になってきていると感じています。相手を見ることやタイミングというのは練習の中で意識していて、どんなにマークが来ていてもすごいFWはゴールを決められると思うのでそういった選手になれるようにしたいです。

自信になったことは?
今季でいえば、わりとゴールを決められていますが、一番は大事な試合でゴールを決めることが大切だと思います。そこはこれからあと4試合で証明をしていきたいです。

今季ゴールが増えているのはどのような要因がありますか?
あまり確信的なことは言えないですが、味方が自分を見てくれて最後を託してくれているのを感じています。カップ戦、リーグ戦を通じてゴールを取り続けることが自分の存在意義だと思っています。これからも味方からボールを引き出せるように頑張りたいです。

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FW 10小林 里歌子

今日の試合を振り返ってください。
チームとして大量得点を奪って勝とうと話し合って試合に入りました。良い時間で先制点が奪えてその後もコンスタントにゴールを取れて良かったです。

コンスタントに得点を奪えた要因はどこにありますか?
先制点を奪った後も前への意識を緩めないということをチームとして意思統一できたことが大きいかなと思います。

最初は中盤のポジションで試合に入りその後はサイドも担いましたが、どのようなプレーを意識していましたか?
中盤のポジションでプレーすることは約2年ぶりで久しぶりでした。当時を思い出す感じがあり楽しみにしていました。早い段階でいつもの前線のポジションに戻りましたが、そこからはゲームを作るところと前でプレーすることを意識していました。チームの課題としてビルドアップに関わる時に下がりすぎることがあったので、今日はビルドアップは後ろの選手に任せて前でプレーしようと思い、そのバランスを意識していました。

得点の場面を振り返ってください。
1点目は運よく入った形でした。2点目は相手ゴールキーパーと1対1になるというシーンで、ベレーザの得点の中では初めてか少ない形だったので、そういう場面を作り出せて良かったです。(藤野)あおばのパスにも感謝したいです。

今季リーグ戦初ゴールになりましたが得点後はどんな感情でしたか。
ホッとした気持ちとまだまだ足りないと思うところもあります。ただ今のベレーザのサッカーで自分のプレーの幅が広がり、成長できている実感が今季すごくあるので、得点にこだわりながらも成長し続けていきたいです。

具体的にはどのようにプレーの幅が広がっていますか?
これまではセンターフォワードでの位置での仕事が多かったのですが、今はゲーム作りの部分や守備面など、いろいろなところで様々な役割をやっています。もちろん前線で得点を奪いたいという気持ちもありますが、様々なポジションでプレーをして幅を広げていきたいです。

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MF 20木下 桃香

2試合連続で引き分けて迎えた今節ですが、どのようなことを意識して試合に入りましたか?
2試合勝利していない状況でしたので、流れを変えるためにも大量得点で勝とうとチームで話し合っていました。それを達成できたことは良かったです。ただ前節の浦和や千葉Lといった守備が堅いチームを相手に今日のような試合ができたかというとまだそのレベルではないと思うので、今日は良い試合でしたが、良い試合をすればするほどより直近2試合の心残りや強い相手にできない不甲斐なさを感じます。

4点目は木下選手のドリブルが起点となりました。相手に囲まれた中でも落ち着いてプレーしていましたがあの場面を振り返ってください。
自分としては相手のプレッシャーを感じて嫌だったという感覚はありませんでした。あの場面は後ろに(宇津木)瑠美さんがいて安心感もあり焦ることはなかったです。あのシーンに限っては相手が近いポジションにいたので、持ち方や場所を考えて遠くにパスを飛ばせる状況ではなく相手も奪いに来ていたので、剥がしやすかったです。

ボランチとして前線にスイッチを入れるところで意識していることはありますか?
今は後ろからのビルドアップが大事でその先にアタッカーの役割があります。自分のところでスイッチを入れるというよりは後ろのビルドアップがスムーズにいって、それが自然とスイッチになっていると思っています。攻撃が停滞していたり、相手が引いて守っている時などは自分が後ろでフリーになるのでスイッチを入れないといけない試合もありますが、今日のように相手がある程度前から奪いに来ている時は、リズムを変えることは意識していなくて流れを止めないようにしています。

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DF 6宮川 麻都

今季リーグ戦初ゴールを決めました。ゴールシーンを振り返ってください。
PKでのゴールでしたが、自分の中では流れの中でゴールを決めたかったのですが入って良かったです。

PKは自分で蹴ろうと決めていましたか?
最初は(植木)理子や(藤野)あおばに譲ろうと思ってボールを渡したのですが(自分で)蹴りな、みたいになったのでPKを蹴りました。

9‐0という勝利でしたが要因は?
初めて3バックをやってみてどうなるか分からない中で前半から全員がゴールに対する意識が強かったので、結果的に9点が取れて良かったのですが、その中でもまだまだできることがあるかと思います。

来週(5月20日)もホームでN相模原戦があります。ファン・サポーターへ向けて意気込みをお願いします。
今日の試合のように観ていて楽しいサッカーができるように、そして勝利してファン・サポーターの皆さんと喜べるようにしたいです。

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