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MATCH試合情報

2022-23 Yogibo WEリーグ 第17節 - 三菱重工浦和レッズレディース vs 日テレ・東京ヴェルディベレーザ

マッチレポート

監督コメント

竹本 一彦 監督

本日の試合を振り返ってください。
今日は浦和との大一番ということで、しっかりと覚悟してチームは臨んでいます。前節に続いて引き分けということでファン・サポーターの方々の応援にも勝利で応えられなかったということが残念ですし、悔しい思いです。試合は膠着した試合と言いますか、強風とスリッピーなグラウンド状態もありながらお互い自分たちの良さを出し切れたのかなと思います。自分たちが先制して逆転されてから追いついたところまでは良かったのですが、やはり勝ちきれなかったところがチームとして何かが足りない部分だと思います。 先程、選手たちにも話をしましたが、ここでWEリーグの優勝争いや自分たちのパフォーマンスを諦めたり、人のせいにしたりと離脱していく選手はいないので、まだ残り5試合あって何が起こるか分からないのだから自分たちのパフォーマンスをもう少し上げていく。今日の試合はパスミスが多かったのが優位に試合を運べなかった要因だと。スローインの守備では浦和さんの方がうまかったなと感じたので、我々のスローインでボールロストが多かったので戦術的に解決していかなければいけないなと思いました。宇津木選手が出場したことはチームにとってプラスになることが出てきていますので、次の試合へ向けて1週間ありますので切り替えながら良い準備をしていきたいと思います。

77分に宇津木瑠美 選手、菅野奏音 選手の2枚替えを行った意図と成果を教えてください。
リードされた状況になってしまいましたので、菅野選手はとても正確な技術を持っているので彼女にボールを預ければ攻守で良い切り替えができますので、今日は木下桃香選手にマークが集中していたので、ボールを散らす役目が不足していた部分があったので菅野選手を入れて中盤をダブルボランチにしました。後ろも4バックから3バックに変えて前に人を増やしながら宇津木選手の左のキックでの展開力を活かしながら攻撃を活性化させたのが意図です。

試合の立ち上がりは少し押さえていたようにも見えましたが、まずはしっかりと相手を見るという狙いだったのですか?
今日は雨と風が強かったので前半は意図的に風下を取りました。前半は0‐0の展開でも良いかなと守備を固めていこうと話していました。浦和の菅澤(優衣香)選手、猶本(光)選手、清家(貴子)選手といったWEリーグの中でも恐い選手ですので、この選手たちをしっかりと見ながら、安易なディフェンスラインの上げ方はしないように対策をしながら試合に入りました。

小林選手をボランチに起用した狙いを教えてください。
最初のポジションの並びでですとGKを除いて4バック、アンカーと前線の5人という仕事を分けながら、ただ木下ひとりでは攻撃への展開ができない部分もあるので(藤野)あおば選手、(小林)里歌子選手は少し下がってボールを受ける。特に小林選手のキープ力が目立った試合でしたね。浦和さんの守備やボール奪取力、セカンドボールの拾い方はしっかりしていたので、お互いが簡単ではなかった試合でした。

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選手コメント

FW 9植木 理子

リードした後に追いつかれたところなのか、追いついた後に勝ちきれなかったのか。どのあたりに一番悔いがありますか。
先制後、後半にひっくり返されることが多いので、それをひっくり返されないようにという意識はチームとして統一していました。そこは力負けをしてしまったところもあると思います。相手に逆転されてからゴールを奪えたところは、今までだったら勢いでそのまま負けていたところを追いつけたのでよかったと思いますが、そこからひっくり返すことができなかったというのは、前線の選手の責任だと思います。

試合終了後、チームでどういう話をしましたか。
今日の試合に勝てなかったという話は出ましたが、次を見るしかないので、来週のホームゲーム(5月14日vsEL埼玉)に向けての話でした。もちろん、すぐに切り替えることはできないですけど、次の試合に強い気持ちで臨めるように、ということで話をしていました。

負けられない戦いというと皇后杯で勝ち上がっていたときも同じようなところがあるかなと思いますが、何が違っていますか?
カップ戦とリーグ戦では少し雰囲気も違うので、一概に比べられないですけど、シーズンを通して戦うリーグを獲ってこそ、一番強いチームであることを証明できると思うので、今日の試合でいえば、こういう試合を勝ちきるチームにならないといけないと思います。

浦和との差はどういうところに感じますか。
粘り強いところやリードされた後でも勢いを持ってやってくるチームなので、そこに負けてはいけないのですが、自分たちも勝負にとって大切なところは身につけないといけないと思っています。

先制した得点シーンを振り返ってください。
(木下)桃香に入ったときは、基本的に背後を狙うということを意識していて、そこからゴールを奪えたのは良かったです。DFラインが強い浦和から得点できたのは次に繋がると思います。

後ろからのボールを決めるのはそんなに簡単ではないと思います。
あのゴールの部分に関しては、動き出しもボールも良かったですし、ヘディングは自分の強みなので、そこで決めきるというのは最近のシーズンでは何度かできているのでチームの強みになれればと思いますが、やっぱり試合に勝ってこそなので、その悔しさが強いです。

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MF 14北村 菜々美

今日の試合を振り返ってください。
ハーフタイムにこのままだと逆転されるから、しっかりと締めていこうという話があった中で2失点してしまったので、そこは反省して、しっかりと締めていかないといけないと思います。

前節、竹本監督は「リバウンドメンタリティー」ということを話していましたが今日の浦和戦に向けて、どのようにモチベーションを上げてきましたか?
連戦もあり、疲労もありますがそんなことも言っていられないので全員で勝ちにいこう、という気持ちで準備してきました。

浦和の強い圧力を受けている試合だったかと思いますが、選手たちでどのような声掛けをされていましたか?
先制点が取れて少し落ち着けた部分もあったのですが、その後に2点目、3点目を取りにいければ良かったのかなと。

その苦しい状況で北村選手の同点ゴールがありました。ゴールシーンを振り返ってください。
得点が欲しい状況でシュートを打つしかなかったので、思いきり打ちました。

残り5試合へ向けてどのように戦っていきますか?
前節の千葉L戦を含めて勝ち点3が欲しかったところなのですが、あと5試合ありますので諦めずに自分たちは勝ち点3を取り続けるしかないので、とにかく得点に絡めるように頑張ります。

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MF 20木下 桃香

木下選手にプレッシャーが強くかかっている印象でしたが、プレーしていてどうでしたか。
自分のところに来ている感覚はなくて、全体的に圧が来ているなという感覚でした。

前半は風下だったので、ある程度抑え気味でしたか。
個人的にはポジション的にも前に関わっていくというよりは、守備でバランスを取るというのが仕事なので、いつも通り前に関わるというところまではいっていない形でした。

先制ゴールのアシストを振り返ってください。
得点は入りましたが、相手のペースで進んでいたのでラッキーなゴールという印象でした。一発のクロスと一本のヘディングで試合を動かせたのは良かったです。そこは大きなポイントでしたが、理想は自分たちの流れで試合を進めていく中で得点することなので、相手のペースの中で得点できても、簡単にひっくり返されてしまいます。相手にずっとペースを握られていたのが反省です。

同点ゴールのところは3人に囲まれていました。プレーの選択が難しかったと思います。
肌感覚としてはどうしようもなかったという感じでした。いまは中盤が1枚なので、簡単に預けられるところがあるわけではないのですが、そこは自分が剥がさなければいけないところだと思っています。

同点ゴールを奪った後は流れを作れました。
形を変えたというのはもちろんですし、一番は同点ゴールを決めたことで全体的に流れが来たという感じでした。今日は自分たちで試合を動かせなかった印象です。最後も同点ゴールを奪えたから流れが来た形で、自分たちでペースを持ってこられなかったというのは、やり方がどうとかではなくて、そもそも実力の問題で、やってみて自分たちより速いし、強いし、うまいし、チームとしてまとまっている。もちろん勝ちたかったのですが、簡単に勝てる相手ではなかったです。

前節も勝ち点3を狙って引き分けでした。今日を迎えるまでの期間はどうでしたか。
中3日と(期間が)短かったのと、相手が浦和ということで、前回の勝ち点の取りこぼしを引きずるということはなかったです。集中して臨めたと思います。

残りの試合に向けては?
自分たちは残り5試合一つ一つ全部勝つだけで、その結果、何位になるかわからないですが、目の前の試合で勝ち点3を取れるように頑張りたいです。

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DF 2木﨑 あおい

今日の試合を振り返ってください。
先制点が取れたのは良かったのですが、その後の試合展開であったり、勝ちきれなかったのは課題かなと思います。今日は自分のプレーが発揮できなかった試合だったなと思います。

今日の試合は思い入れも強い試合だったのでは?
個人的な感情もありましたけど、やっぱりチームとして優勝するために絶対に落としてはいけない試合でしたので今日の結果は悔しい思いでいっぱいです。

次節、ホームEL埼玉戦へ向けた意気込みをお願いします。
残り5試合で2位INAC神戸との試合も残っていますし、まずは目の前の一戦、一戦を集中して諦めずに残り5試合を戦いたいと思いますのでファン・サポーターの皆様も応援お願いいたします。

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