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MATCH試合情報

2021-22 Yogibo WEリーグ 第10節 - 日テレ・東京ヴェルディベレーザ vs 大宮アルディージャVENTUS

マッチレポート

【試合展開】

前節、『WE ACTION DAY(理念推進日)』を迎えたベレーザは、ホームタウンである北区のサッカー少女との合同トレーニングと十条銀座商店街の訪問を行った。ホームタウンの人々と交流し、これまで以上にプロサッカー選手としての自覚を高めた選手たちは今節、『北区親子観戦デー』としてホーム味の素フィールド西が丘に戻ってきた。

 

1試合分公式戦が空き、心身ともにリフレッシュしたベレーザは、去年までともに戦った有吉佐織、阪口夢穂を要する大宮アルディージャVENTUSを迎えた。

 

試合開始からベレーザが長い時間ボールを保持し、相手陣内でプレーする時間が続く。多くのパスを繋ぐなかで、カウンターを浴びる場面もあるが、センターバックの村松智子と松田紫野が落ち着いて構え、相手に決定機を作らせない。

 

しかし、ベレーザの攻撃も最後の精度の部分に欠き、なかなか先制点を奪うことができない。前半のうちに1点を取りたいベレーザは、飲水タイムを挟み、左サイドに植木理子、トップに小林里歌子、右サイドに北村菜々美にポジションを入れ替える。38分、清水梨紗のクロスに小林里歌子がダイレクトで合わせるも、シュートはゴールの上へ。大きな決定機を作ることができないまま、試合を折り返す。

 

後半に入り、早い時間のうちに先制点を挙げたいベレーザは、66分に遠藤純と岩﨑心南をピッチに送り込む。68分、岩﨑がゴール前に柔らかいクロスを送り込むと、遠藤が右足合わせて飛び込む。惜しくもボールはゴールの上へ。73分には宮川麻都に変わり、岩清水梓がリーグ戦デビューを飾る。しかし、残り時間が少なくなるにつれて大宮の守備が厚くなり、思うようにチャンスを作れない時間が増えてくる。

 

90分を通し、長時間ボールを持ちながらも最後まで決定機らしい決定機を作り切れないまま試合終了。年内最後のホームゲームは、前半戦最終戦と皇后杯に課題を残す結果となった。

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監督コメント

竹本 一彦 監督

試合を振り返ってください。
前期ホーム最終戦で1,900名以上のお客様にお越しいただき、勝利を届けたかったのですが、引き分けという結果になり残念でした。前節も0ゴールで、今節も結果的に0。ゲームは握っているように見えましたが、相手のカウンターを受けることがありました。大宮さんの守備、戦い方で試合は終わってしまいました。前半、後半得点チャンスに近いものはありましたが、ゴールネットは揺らすことができず、このゲームは負けに等しいゲームでした。この状況をどう変えるかまた問われていまして、もっと強気な姿勢、相手を上回る気迫、ゴールを奪いたいという気持ち、勝つという気持ち、まずそれがあってその次に戦術、そういうものに繋がってくると思います。次の試合に向けて改善できるようにしていきたいです。また、今日の試合はお客さんを沸かすことができなかったということが、非常に残念で不本意な試合だったと思います。

負けに等しい引き分けだと言っていましたが、最後の決定機が上がらないということはどうでしょうか?勝てた気持ちもあったと言っていましたが、あとは何をプラスしていけばゴールに繋がると思いますか?
大宮さんの守備が必要に規律持っていて、体も張ってゴール前も堅いのにどうやって対応するかということは、”自分たちでミドルシュートを打つ相手に引かれているけど、相手をかわした段階でゴール前にボールをあげていく回数を増やす。” ”サイドチェンジをしたら相手のペナルティエリアの中に入っていく”そういった強気なことを忘れずにやっていきたいと思います。ボールを回して、捌いて捌いて、ボールが相手のペナルティエリアに入っていく回数が少ないと、これをやはり相手のミスを誘う、相手ゴールキーパーと相手ディフェンダーが困るようなボールを出していく、その強気な判断というのをチームとしてもっと持たせていきたいと思います。もう1つ、セットプレーを改善しなければなりません。コーナーキックの質を改善したいなと思います。ただキッカーのイメージやどんな狙いを持つかというのは、もう1回はっきりさせたいと思います。

岩清水選手が今シーズンWEリーグ初出場しました。練習からずっとご覧になっているかと思いますが、ここのタイミングで出場を決めた岩清水選手の今シーズンの練習での働きや今後に期待することを教えてください。
練習でもコンディションが非常に上がってきて、やっと試合に出るチャンスを掴んでくれたと思います。練習の時から岩清水選手のプレーの予測、状況の認識、セットプレーの強さ、非常にヘディングの強さや落下点の読みが優れています。プレーが読めるから声が出る、その岩清水選手が10分ほどですが、試合で魅せてくれました。その岩清水に頼ることだけでなく、出ている選手全員が勝負に呼出した岩清水選手のプレーをもっと盗むというか、チームの雰囲気にして、次に向かっていきたいと思います。岩清水選手がピッチに立てたことはそういう期待もあります。

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選手コメント

DF33岩清水 梓

試合を振り返ってください。
今日は試合の結果としては負けに等しい引き分けなので、正直、非常に悔しいところはあります。その0-0というところを打開してほしいという要求のもと試合に出ましたが、力になれなくて悔しいデビューだったと思っています。今日はデビューできただけだったなと感じています。

試合に入る前には試合状況をどのように見ていましたか?
大宮の選手たちがすごく頑張って守備をしていて、ゴール前のところがすごく人数が多いなという印象に残っていました。そういった意味でもディフェンスラインの交代はないのかなと正直思っていたので、あまりウォーミングアップのペースを上げていなかったんですが(笑)、それでも呼ばれた意味はあったと思いますし、その中で他の選手にミドルシュートのところは要求したんですが、そこまでも至らないというのもありましたし、ゴールが遠かったなというところです。

プレシーズンマッチを経て、WEリーグデビューを果たした感想はいかがですか?
短かったですが、やっとスタートラインに立てたかな、くらいなので、ここから自分のコンディションをどんどん上げていきたいですし、このチームの勝てないというか、ゴールが生まれないという打開するところの力になりたいと思いますし、やり続けることですね。

次は2週間空いてリーグ前半戦の最終戦、さらに皇后杯が始まります。そこに向けた準備は何が必要ですか?
前期最終戦が2週間後なので、2週間自分のコンディションを上げられると考えて良いコンディションを作りたいと思っています。その次に皇后杯がありますが、やはりこうしてゴール前を固められることは存分に考えられるので、そこをこじ開けないとトーナメントは勝っていけないと思うので、そこのトレーニングが多くなると思いますが、要求し合いながらやらないといけないかなと思っています。

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MF 14北村 菜々美

本日の試合を振り返ってください。
試合を通して、ずっと自分たちでボールを保持する時間が長いなかで、ゴール前に行く回数もあったんですけど、全体的にシュートがなくて。自分自身もシュートを打てなかったので、点を決められなかったというのは、これからも大きな課題になっていくと思います。

シュートの本数が少なかった要因はなんでしょうか。
ゴール前に行って、相手の守備の枚数が多かったというのもあるんですけど、自分たちでタイミングを逃しているのもあって。シュートチャンスはあったと思うんですけど、打つ回数が少なかったのかなと思います。 個人的には相手に仕掛けて、その後クロスで終わるというのができなくて。クロスを上げないと、ゴール前にもボールが行かないので仕掛けたら最後はクロスで終われたら良かったんですけど、今日はそれができなかったです。

リーグ前半戦最後の試合に向けての課題は何でしょうか。
前節もそうなんですけど、点が入っていないので全体でもっとゴールに向かう意識を強めていきたいです。自分自身ももっとシュートを打てたら良いなと思います。

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