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【試合情報】
2022年1月5日(水) 2021皇后杯 JFA 第43回全日本女子サッカー選手権大会 準決勝
日テレ・東京ヴェルディメニーナ 0-1 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
19:00キックオフ カンセキスタジアムとちぎ
【大会成績】
ベスト4
【坂口佳祐 監督】
ー本日の試合を振り返ってください。
対戦相手のジェフさんがブロックを作ってくるかたちで、想定していたなかで戦いに臨みました。
自分たちのミスから立ち上がりに失点してしまったことが、かなり痛く。ブロックを作ってくる相手に対して時間をかけながら1点を取りに行くゲームプランだったところが、最初の入りのところで失点をして崩れてしまったことで少し難しいゲームになってしまったと思います。ただ、自分たちがショートパスを活かしながら相手のプレッシングを回避して前進していくというところは貫き切れたのでそこは良かったかなと思います。そこをゴールに繋げていくところが、まだまだ課題だと思っています。
ービハインドで迎えた後半にむけて、どのような指示を選手たちに出しましたか。
相手のブロックに対して外回しになっていることが多かったので、その結果、外で入って行った先で数的不利になってしまうことが多かったので、とにかく中から入って行こうと。それがカウンターを受けるリスクになったとしても、自分たちができるのは中から1個ずつ入って行くことで最終ラインに持っていくところを後半は作って行こうと指示のなかで、選手たちは相手のプレッシングを搔い潜って最終ラインの前までは入っていくことができたんですが、最後そこにもう一パワー、人とパワーをかけるところが大人の選手たちに対して、中高生の選手たちではアイディアを含めて最後足りなかったところかなと思います。
ーシーズン初めには、ここまで戦えるチームになる予感はあったのでしょうか。
いえ。僕が監督になって2年目なので、去年ある程度ベースを作ってあったなかで、今年はそこに磨きをかけて行く2年目というところでやっていました。けが人が出てしまったりとか、なかなか難しい時期もあって、夏のクラブユースではジェフユナイテッド市原・千葉レディースのU-18チームに敗れてベスト8で結果も出ないなかで夏を超えて9月から皇后杯の関東予選、本戦とやってきました。目指すところは、なでしこリーグのチームに勝つこと・WEリーグのチームと対戦することが大会を通して、WEリーグのチームに勝つことに変わって、1つでも先に進むことに大会を通じて目標が上に上がっていったかたちです。最初から自信があってシーズンを迎えたわけではなかったです。
ー全日本ユースにむけて意気込みをお願いします。
2回戦はまだU-15の選手たちで戦わないといけないですし、そこの相手がセレッソさんなのでなかなか難しい試合にはなるかなと思います。大阪で戦っている選手たちを信じて準備をしていきたいです。この負けた悔しさをU-18の大会にぶつけることはできると思いますが、まずは選手たちは今日負けたこと、できなかったことに対して向き合わないといけないです。その先にU-18の大会があるということで、時間はあまりないですが、この負けをただU-18にぶつけることに持っていくのでなく、ちゃんとこの負けを皆が1人1人向き合って、そのうえで次の大会に臨んでいきたいなと思います。
【DF3 坂部幸菜 選手】
ー本日の試合を振り返ってください。
最初の10分耐えないといけないなかで自分のミスで失点してしまって、0-1でのスタートになってしまって。そこからどうやって相手の堅い守備のなかで攻めていくかをハーフタイムに監督に教えてもらいながら、後半、自分たちが多くボールを持っているなかで、やはり相手の守備が堅くて。なかなか中に入っていけなくてゴールまで行き切らずに負けてしまったので悔しいです。
ーWEリーグのチームを相手に1失点のみというのは、上手く守れた部分もあるのかなと思います。
もちろん失点をしないで勝つのが1番ですし、防げた失点だったので。それで負けてしまったのはもったいないなと思っています。
ー皇后杯全体を振り返ってはいかがでしょうか。
この大会の目標が、なでしこリーグのチームを倒して、WEリーグのチームと戦うことでした。そのなかでWEリーグ無敗のINAC神戸レオネッサと戦えて、自分たちのサッカーがちょっとだけできたなかで勝ち進めて、本当になかなかできないような経験をできました。それを最後の大会やこれからに活かしていきたいなと思っています。
ー最後の大会として全日本女子ユースの試合が待っていますが、そこへの意気込みをお願いします。
去年優勝していて、今はU-15の選手たちが戦ってくれています。もちろん、勝ち進んでくれると信じていますし、そのなかで自分たちが出場できることになったら優勝を目指して頑張っていきたいと思っています。