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2020.12.20 トップ

近藤直也選手現役引退セレモニーコメント

まずは急な昨日の発表にも関わらず、このような引退セレモニーを開いていただきありがとうございました。今シーズンをもちまして現役を引退することに決めました。まずはこの東京ヴェルディで2年間共に戦った選手、スタッフ、フロントの方々、チーム関係者の皆様、スポンサーの皆様、ファン・サポーターの皆様に心より感謝申し上げます。

正直、この東京ヴェルディに移籍してきて僕自身悔しい思いや苦しい思いをすることが多かったように思えます。去年移籍をしてきてキャプテンを任されたにも関わらず、なかなかチームをまとめ切れず、半年で監督を解任に追い込んでしまい、また今年はコロナ禍というすごく大変な状況でしたが、僕自身シーズン当初はなかなかメンバーに入れず苦しい思いをしました。そんな中でも夏以降、チャンスをいただきチームの勝利に貢献しようと頑張ってきましたが、J1昇格という目標を達成できず、ファン・サポーターの皆様にはすごく申し訳ない気持ちでいっぱいです。

ただ、僕自身のことを言うと、この東京ヴェルディに来て永井さんに出会い、永井さんのサッカーを学ぶことができたことは財産ですし、またこの1年どんな状況下でもプロとしての姿勢を貫けたことは、僕自身にとって良かったことだったと思っています。この素晴らしいメンバーとはもうサッカーをすることはできませんが、来シーズン必ずJ1昇格という目標を達成してくれるという願いを託したいと思います。これからはひとりのファンとして来年の戦いをすごく楽しみにしています。


そして、この場を借りて14年間お世話になった柏レイソルに関わるすべての皆様、数々のタイトル、ACL、クラブ・ワールドカップとたくさんの良い思い出をいただきました。ユース時代を含めると17年間本当にお世話になりました。

そして、3年間お世話になったジェフ千葉に関わるすべての皆様、在籍中はJ1昇格という目標を達成できず、悔しい思いをしましたが、2017シーズンのプレーオフ進出を懸けたホーム最終戦での劇的なゴールは今でも忘れることができません。本当にありがとうございました。

個人的なことになりますが、いつもどんな時も良い時も悪い時も常に僕の味方でいてくれた妻、そしてサッカー選手である父を誇りに思ってくれた子供たちに最大の感謝をしたいと思います。本当にありがとう。

そして、18歳の時に特別優れた能力がない、この息子が厳しいプロの世界でやっていけるのだろうかとすごく心配してくれた両親に、この19年間で良いことも悪いことも色んなことを経験し、サッカー選手としても一人の人間としても成長した姿を見せられたことが恩返しになったと思います。本当にいつもありがとう。

最後に改めて繰り返しになりますが、19年間支えてくれたすべての皆様に本当に感謝申し上げます。本当に19年間ありがとうございました。また、いつかどこかで皆さんとお会いできることを楽しみにしています。ありがとうございました。

 

近藤直也選手引退についてのリリースは
https://www.verdy.co.jp/news/9532